こんにちは、里山移住者ブロガーのchayo(@bloggers_chayo)です。
山里へ移住して住み始めたのは、古い家。築50年?60年?分からないくらい、ド古い家。
しかも8年ほど空き家だったこともあり、ホコリはすごいわ、大家さんの置き土産もすごかったし、害虫も多かった。
さらに古いから、電気が20A契約だったり、2階に電気がひいてなかったり、お風呂場に給湯器がなくてシャワーが浴びれなかったりetc。
それでも専門業者やDIYでリフォームしたりして、少しでも快適に暮らせるように工夫して、暮らしています。
実際にchayo家がリフォームしたり、DIYしたことをまとめてみました。
これから空き家や古い家に住む人に参考になれば、幸いです。尚、古い家に暮らすなら、工夫は大事です!(‘ω’)ノ
「格安で、短い間でも良いから住めるようにする」がモットーなので、行ったのは必要最低限です
空き家に住むには、物のお片づけと掃除大変!
空き家に住む場合は、大家さんの置き土産の処分と掃除が大変です。
田舎では不動産業者の仲介ということは少なく、地元の人に空き家を紹介してもらうケースがほとんど。
そして荷物の片付けも掃除も、全て自分たちのケースが多い。chayo家もそう、自分たちです( ー`дー´)キリッ
尚、空き家によっては、置き土産がなかったり、掃除も終わっているケースもある。でもそれはレアケースですね。
大家さんの物を倉庫に突っ込んで、後で処分
chayo家の場合は、住んでいたおばあさんが倒れてしまい、急遽施設に入ることになって、空き家になりました。
だから当然のようにガッツリと荷物が残ってました…。
住む前の家。大家さんの置き土産がドッサリ! |
大家さんの置き土産は、とりあえずで倉庫に突っ込みました。
その後、住んでから、捨てられる物は捨ててます。まぁ、大半はそのまま倉庫に居座ったままだけど。
掃除は埃の量が半端なくて大変だった!
8年以上は空き家だったということで、家中、どこもかしこもホコリもスゴくて、大変でした。
特に2階は、「何年掃除してないの(。´・ω・)?」ってレベル。
フカフカ畳をとっぱらって、ホウキで履いてみたら、見たことがない程のこんもりの埃の山。
その後に掃除機をかけてみたら、数回床を転がしただけで、「ピーピー」ってゴミが溜まってるアラーム頻発。コレ、マジでビックリレベル。
しょうがないから黒板消しを叩くように、窓から掃除機のフィルターをバンバン振って、掃除機を掃除しながら、掃除機をかけました。
ちなみにそれ以降、掃除機の調子が悪いです(´;ω;`)ウゥゥ
家の片付けも掃除も、地元の人たちがお手伝いしてくれのは、超ありがたかった。感謝、感謝です♡
入居前に最低限必要なのは、電気・水道・ガスのライフラインと雨漏り修理!
古い家に暮らすのに必要最低限なのは、ガス、電気、水道といったライフライン。あと雨漏り修理です!
雨漏りは、重要ポイント。実際に古民家ツアーに行った際に、築100年という古民家に住んでいる人は、
古い家でも、雨漏りがなければ、なんとかなる!
逆に言えば、雨漏りがあったら、厳しいということです。
chayoも家の雨漏りで困ったので、実感です。雨漏り、大事です!
尚、業者に家を見てもらったら、予想外のことばかりおこって、まさにビックリの連続でした(笑)。
電気工事で20→40アンペアに変更。専門家に見てもらうのがおすすめ!
驚いたことに家の電気契約は、なんと20アンペア!
今まで30アンペア暮らしだったし、20アンペアではさすがに落ちまくるのでは?と不安。
そこで30アンペアへ増やそうと電気工務店さんに来てもらって、ついでに家の中を見てもらうと、以下のことが判明!
- 電線が細すぎて30アンペア以上にするなら大規模な配線工事が必要
- コンセントが全ての部屋にない。台所でも2箇所しかなくて、足りない
- 照明器具をつけるシーリングが古くて、手持ちの照明器具が取り付けられない
- ブレーカーは漏洩ブレーカーがなくて、危険
- 2階に電気がなく、階段から延長コードをひっぱって使っていて危険
ってことで、計15万円かけて工事してもらいました。
出費は痛かったけど、工事してもらって良かった。そうでないと不便すぎるからね!
ってことで、古い家に住むなら、専門家にしっかりと見てもらうことをマジでおすすめします。
ガス業者に給湯機をつけてもらったよ!
台所には給湯器があるのに、お風呂場には給湯器がありませんでした。
水を湯船にためてから、ボイラーで沸かすタイプだったんです。
だからシャワーが浴びれないし、洗面所も水だけで、お湯がなし!
そこで給湯器とシャワーヘッドを設置して、シャワーが浴びれるようにしました。
ついでに洗面所を移動して使い勝手をよくして、お湯も出るようにしてもらいました♡
水道業者に開栓してもらい、水漏れチェック!
水道業者に開栓と水漏れをチェックしてもらったら、水漏れしてました(@_@)
水漏れはそのままだと大変なことになるんで、チェックしてもらって、本当によかった。
修理してもらって、併せて水道の蛇口も新しいのに交換してもらいました。
やはり長年空き家+古い家だと、いろんなところにガタがきてます。
雨漏りを地元の板金屋さんに修理してもらったよ!
この家に入居する前に「雨漏りはない」と言われて住み始めたのに、住んで2年も経たずに雨漏りが発生(´;ω;`)ウゥゥ。
入居前に分かっていたら大家さんに対処してもらえたけど、chayo家の場合は住んでから判明したから、自分たち。
雨が降るたびに、天井から雨粒が落ちてきたから、トレーや洗面器で雨粒を受けていました。
ちなみに屋根にのぼってブルーシートを敷いて応急処置をしたけどダメで、最後は板金屋さんに頼んで治してもらいました。
治った時はほっと一安心。雨が降っていても、雨粒が落ちてこないって、素敵です(*^-^*)
この一件でも分かるけど、「大丈夫!」という素人の言葉を信じてはダメです。また雨漏りは、素人ではどうにもできません。雨漏り、要注意です!
必要に応じて修理&リフォーム。DIYでなるべく頑張った!
ベコベコ床は、板で補強して安心。
古い家なんで、床がかなりベコベコ。歩くとフワフワしたり、ビビビーって嫌な音がなったり。
荷物がなくてこのレベルだと本棚を置いたら床が抜けるかもしれないし、歩いていても、いつか床にズボッとはまりそう。
そこで大工さんに頼んで、厚い板を床一面に敷いて、補強してもらいました。
そのおかげで歩いてもフワフワしないし、ビビビってー嫌な音もしなくなり、安心して歩けるように♡
ちなみにその上にDIYでクッションフロアを敷いてお化粧したら、見違えるほどキレイになりました(*^-^*)
古い畳の上にはユニット畳を敷いたよ!
古い家では畳の部屋が、わんさかあります。
畳は好きですが、さすがに歩くとフカフカしている畳の上で生活するのには抵抗ありまくり。
しかも新しい畳に交換すると、格安でも1枚1万円以上。予算オーバー!
そこで畳の上に、ユニット畳を敷きました。ユニット畳なら、1枚3000円ほどで買えるよ♡
古い畳の上にクッションフロアを敷いて洋風に変身!
別のリビングにする予定の畳部屋は、畳の上に直接クッションフロアを敷いて、フローリング風にしました。
長年住むには不安もあるけど、4年経った今でも快適に暮らせてます。
尚、クッションフロアは水をはじいてくれるので、子供がいる家庭には超おすすめだよ!
害虫駆除は空き家には必須。chayo家はゴキブリが30匹以上死んで、まさに地獄絵図…
田舎に暮らすなら、暮らし始める前に害虫駆除をするのがおすすめ!田舎は虫天国だからね。
薬剤師さんに教えてもらって害虫駆除をしたら、ゴキブリが30匹以上死んでいて、まさに地獄絵図の光景でした…
天井を剥がしたけど、結局天井を新たに張りました!
「古い家に住むなら、古民家風が良い!」
そう思ったのと、台所の天井があまりにもボロボロだったので、天井を剥がしました。
最初は「古民家風みたい!」と喜んだけど、虫は降ってくるし、正直、上を見るのが怖い。
しかも天井がないと夏は暑く、冬は寒いという事実を知り、結局は天井を貼りました。
chayo家と同じように、天井を剥がしたけど、結局張った人を知っている。コレ、古民家あるあるかもだから、気を付けて!
砂壁に漆喰を塗って、明るく快適に!
部屋が砂壁で、触るとポロポロと剥がれて困ったので、明るい白色の漆喰を塗りました。
塗るのは大変だったけど、部屋がグンと明るったし、触っても剥がれず快適。
また色で部屋の雰囲気はグッと変わるから、漆喰でのイメチェンはおすすめです(*^-^*)
風呂場も土壁で暗い色だったので、あまった漆喰を塗ってみたら、明るくなったよ♡
台所のシンクには100均のリメイクシート。内側には食器棚シートを貼ったよ!
台所のシンクがあまりにも汚かったので、100均のリメイクシートを貼ってみたら、キレイに見違えました!
ついでに100均の取っ手もとりつけたら、快適に♡
シンクの内側もモノを入れるの抵抗があるレベルだったから、床にはシルバーのシート。
内側は食器棚のシートを両面テープで貼り、ついでにボロボロだった包丁入れも新品に。
これで安心して、物をしまえるようになりました♡
カーテンレールを新品に交換したよ!
カーテンレールがボロボロで、カーテンを開け閉めすると、ところどころ引っかかる。
そこでカーテンレールを新品に取り換えました。おかげで快適に、開け閉めできます♡
ちなみに元々のカーテンレールは1重で、レースカーテンはつけられない仕様でした。古い家はそんなもんです(‘ω’)ノ
網戸をDIYでとりつけました!
今まで網戸ってあって当然だと思っていたけど、網戸はぜいたく品です( ー`дー´)キリッ
家には網戸がついていない窓が多くて、寝室にもお風呂場にも、ありません。
でも暑い時期には窓を開けたい。でも蚊が多い。ってことで、網戸をつけました。
幸いなことにアルミサッシがあるから、既製品の網戸をとりつけれたよ!
ちなみにサイズはしっかり測ってね。そうでないとつけてからサイズ違いで泣くことになります。
網戸のネットを貼りなおした!
リビングの網戸のネットは、住み始めて、すぐに剥がれました。
っていうか、愛犬が庭に猫を見つけて、興奮して、網戸に突進して壊しました。
まぁ、もともと、chayo父が「網戸を張り替えてやるよ!」と張り替えてくれたんだけど、それがヤワヤワだったせいだけど…。
網戸のネット張替えは、初心でも簡単にDIYで、張替えできます。
ちなみに調べながらやったら、不器用chayoでも、簡単にできました。なぜchayo父はこれを失敗したのか、逆に謎(笑)。
庭の危険穴を格安のウッドデッキを設置したら正解。安心だし、子供の遊び場に!
庭に雨水用の水溜めがあり、蓋が壊れています。
コンクリで蓋をする?など、さんざん悩み、結局は格安のウッドデッキキットを買って設置しました。
穴がふさいで安心なだけでなく、そこでシャボン玉遊びをしたりと、子供の絶好な遊び場に!
庭仕事で疲れたら休めるし、子供や愛犬の髪切り場としても役立ちます。ウッドデッキ、良いです(*^-^*)
ランプシェードをライティングレールで取り付け!
イベントでランプシェードを作り、ライティングレールを使って取り付けました。
おかげで明るくなって、読書もしやすいし、見た目もオシャレ(*^-^*)
壊れた雨どいを修理したよ!
雨どいが壊れていて大雨が降ると、「ざっぱーん、ざっぱーん!」と雨どいから雨が大量に漏れておりました。
そこで雨どいをDIYで修理しました!
冬は風呂場が寒い!
お風呂場が寒くて、浴槽から出るのが苦痛。
古い家に住むにあたりリノベ&DIYで修理したことのまとめ
古い家に住むには、いろいろあります。
chayoは2階に電気がなくて、延長コードを1階から這わせていたのを見たときに、カルチャーショックを受けました。
お風呂も給湯器がないから、シャワー浴びれない。
そもそも全ての部屋にがコンセントなんてないし、そのコンセントも圧倒的に足りません。延長コードが必須です。
また古い家は隙間風ピューピューだし、壁に断熱材とかちゃんと入ってないから、冬の底冷えは半端ありません。
古い家に住んで、今まで住んでいたアパートがどんなに快適だったのかを身にしみて実感しました。
でもいろいろ工夫すれば、なんとか暮らせるものです。
これから古い家に住む人ことを考えている人へ
素人意見ではなく、家の設備についてはちゃんと専門家に見てもらうのが大事です。 特に電気系統とガス、水道といったライフライン。あと雨漏りは超重要! 他は何とかなっても、これらは素人では太刀打ちできません。 「雨漏りはない。大丈夫だよ!」と言われていたけど、chayo家は雨漏りして苦労したし、素人の意見はあてになりません。 しかも苦労するのは、住み始めた当事者だけ。周りは「あら、本当?」。世の中、「住んじゃった者が負け」です。 |