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こんにちは、里山移住者ブロガーのchayo(@bloggers_chayo)です。

我が家では、4月下旬から5月中旬にかけて、庭に生えている蕗(ふき)を収穫します。

ふきの煮物が好きだし、旬の時期ならではだし、なんせ0円食材

持ち前の貧乏根性で、下処理は面倒だけど、ちまちまやってます。

今回は蕗の収穫から下処理のやり方。そして我が家の定番「蕗の煮物」レシピを紹介します。

ふき(蕗)の収穫

蕗を収穫する時には、下処理で茎の皮を剥くので、茎が太くて長いのが良いです。

我が家は肥料をあげてないし、ほぼ自生。だから細っちょろいけどね。

20センチくらい?の長さで、太めのをハサミで根元から切って収穫してます。

ママ

種類によると思うけど、我が家の「ふき」は、根元が赤い。でも茹でて皮を剥くと、緑色。種類、なんだろ?

ふきの収穫②ハサミで切る

茎を収穫した後、葉をハサミで切り落とし(写真の赤線)。

これで蕗の収穫は終わりです♪

ちなみに葉柄も食べられるらしいけど、そこまで意識が高くないので、私は茎だけ。

ふきの下処理(あく抜き)のやり方

スーパーなどで買ってきたときも、蕗にはアクがあるので、下処理(あく抜き)は必要です。

  1. 家の中で一番直径が大きいフライパン(または鍋)に水をはって、湯を沸かす
  2. お湯を沸かしている間に、ふきの下処理
  3. ふきの茎が長い時は、フライパンや鍋に入る長さに包丁で切る。ただし茎は長いと皮剥きが楽なんで、なるべく長いままで!
  4. まな板の上に蕗を置いて、塩を適量振って、板ずり。つまり蕗をまな板の上で、ゴロゴロ~っとする
  5. 塩をつけたまま茹でるので、板ずりしたら、洗わずにそのまま皿などに移す
  6. 全ての蕗を板ずりする
  7. 沸騰したら、塩をつけたままの蕗を入れて、2-3分茹でる。市販の太い茎は5分
  8. ざるを使って水切りする
  9. 冷たい水を張ったボールに、ふきを入れる
ママ

板ずりをすることで、ふきの色が良い色に茹であがるし、皮も剥けやすくなるよ。板ずりの塩は多めにね♪

ふきの皮の剥き方

粗熱がとれたら、ふきの皮を剥いていきます。

この作業は面倒だから、時間がある時に椅子に座りながら、のんびりと。

  1. ふきの根元(または先端)に爪を立てて、2~3センチ程度皮を剥き、それを一周くるりとやる
  2. ちょっと剥いた皮を、ぎゅっと手で持って、一気に端まで皮を剥く
  3. 細い茎ならこれでほとんど剥き残しはないけれど、太い茎なら、反対側からも皮を剥いておくと安心です
  4. 皮を剥き終えた蕗を、水を張ったボールに入れていく
  5. 全ての皮を剥いたら、ふきの下処理は終了です!
ママ

下処理済みの蕗は、タッパやボールに水を入れて冷蔵庫で保存。日持ちは5日程度。毎日、水を取り替えてね♪

ふきの煮物の材料&レシピ

下処理が終わったら、煮物にします。

蕗の煮物の材料

  • ふき 収穫できた分だけ
  • ☆醤油 大さじ1
  • ☆みりん 大さじ1
  • ☆酒 大さじ2
  • だし汁 200cc
ママ

収穫できた蕗の量に合わせて、ダシ汁や調味料を調整してね

私の愛用のダシパックはこちら。これでダシをとると、料理がワンランクアップするお気に入り♪

ふきの煮物レシピ

  1. 600mlの水にダシ1袋を入れて、火にかけて沸騰してから3-4分間茹でて、ダシをとる
  2. その間に、ふきの準備。ふきを4~5センチ程度の長さに切る
  3. 鍋にダシ汁と☆(醤油、酒、みりん)を全て入れて、その中にふきを入れて弱火にかける
  4. 沸騰したら、落し蓋をする。私は真ん中を丸くハサミでくりぬいたアルミホイルを使用
  5. 煮汁が半分程度になったら、火を止めて完成♪
  6. お皿に盛って、完成。ダシが効いて、とっても美味しいです♡
  7. いつも多めに作っているので、残りはタッパで保存しながら食べてます♪

小学生の娘も、この蕗の煮物は食べます。

大人はちょいと、一味や七味をふっても美味しいよ♪

ちょっとほろ苦くて、食べると、「あぁ~、春だな~」としみじみです。

ふきの収穫から煮物のレシピまとめ

「田舎に住んでいるんだから!」と思いつつも、蕗が庭に自生してるのを知っても、調理してませんでした。だって、面倒だから。

でも義母のお友達が作ってくれた「蕗の煮物」を食べて、美味しくて感動。

せっかく自生しているんだからと、持ち前の貧乏根性を発揮して作ってみたのが最初。

それ以来、この「蕗の煮物」を毎年のように作ってます。

手間はかかるけど、美味しいからね。自生している0円食材だし (←これが一番の理由)。

尚、山里暮らしを始めてから、「旬」を意識するようになりました。やっぱり「旬」って良いですね。

ママ

蕗といえば、もっと味の濃い伽羅蕗(きゃらぶき)が有名。でも私は煮物の方が好き♪

自然の恵みを使ったレシピを少しづつ、少しづつ増やして行ったら、いつの間にか、こんなに増えました。

おまけ)「ふき」は「ふきのとう」が成長した姿?

ふきのとうが成長して、「ふき」になるわけではありません。

ふきのとうには雄花と雌花があり、受粉して種子ができ、その種子から「ふき」が生えてきます。

尚、我が家では3月下旬ころに「ふきのとう」が生え、その後の4~5月頃に「ふき」として収穫。二重に楽しめてます♪

「ふきのとう」は天ぷらも作るけど、「ふきみそ」も定番です。