こんにちは、里山移住者ブロガーのchayo(@bloggers_chayo)です。
山里移住して、古い家に住むことになり驚いたのが、家の電気契約が20アンペアだったこと!
家族3人で今まで30アンペアで暮らしていたので、20アンペアではおちまくる。
そこで電力会社や電気工務店に頼んで、20→40アンペアに増やしてもらう工事をしたので、紹介します。
それと一緒に、古い家ならではの電気系統の問題を電気工務店さんに見てもらい、頼んで一緒に工事してもらったので本当に助かりました。
「20アンペアから増やしたいけど、いくらかかるの?」
「古い家に暮らすけど、電気系統でどんな不便があるの?」
そういう人に、参考になれば嬉しいです。
アンペア数を変えるのに工事費用はいくら?
アンペア数を変える工事費用は、既存の設備で変わります。
リミッターという大きなブレーカーの契約アンペアをあげる工事は、管轄の電力会社で対応してもらえて、しかも無料♡
でも分電盤や電線(アンペア数で変わる)を変える必要がある場合は、電気工務店での工事が必要だから、費用が発生します。
工事内容によって費用は変わるから、一概には言えないけど参考までに調べてみると、
- 30→40アンペアへの変更で、配線工事や分電盤工事をしたりで計8~10万円
- chayo家は20→40アンペア変更で、配線工事や分電盤工事の他にもいろいろやってもらって、計15万円
電気工事が必要かどうかは、まずは管轄の電力会社に見てもらうと教えてくれるよ!
ママは何も分かってなくて電力会社さんに来てもらったら、設備が古すぎて電気工務店さんに見てもらうように言われて唖然としていたよ(笑)
適正なアンペア数は?
ライフスタイルによって、必要なアンペア数は変わります。
こんな記事を発見したので、参考にしてね(‘ω’)ノ
出典:https://selectra.jp/energy/guides/meter/ampere/choose
電気工務店さんに古い家の電気系統の問題点を教えてもらった!
chayo家の場合は、30アンペアへの変更を頼むために、電気工務店さんに家に来てもらいました。
ついでに家の中を見てもらい、下記の電気統計の問題点も教えてもらったよ(‘ω’)ノ
- 20→30アンペアへ変更するのに配線が細すぎるから、配線工事が必要
- 30アンペアでも40アンペアでも工事費用はほとんど変わらないし、電力会社とは30アンペア契約すれば良いから、40アンペアがおすすめ
- 台所ではコンセントが2つ。冷蔵庫と煙探知機で埋まってしまうから、炊飯ジャーも今のままでは使えない
- 台所では電子レンジが容量をくうから、電事レンジは専用のコンセントにした方がブレーカーが落ちにくい
- そもそもコンセントがない部屋がある
- 照明器具をつけるシーリングが古くて、今まで使っていた照明器具がとりつけられない
- ブレーカーがかなりの年代物。漏電ブレーカがついていなくて危険で、新しいブレーカが必要
- 2階に電気が引いてなくて、1階から延長コードをつかって引っ張っているから、危険。電気をひいた方が良い
- 母屋から別の建物の倉庫へ無理やり電線を引っ張っていて、電線がむき出し(赤丸)。かなり危険!
電気工務店さんと相談し、20→40アンペアへの変更と下記の工事を合計15万円でお願いしました(‘ω’)ノ
電気工事してもらった成果。古い家でも快適に暮らせる!
下記の電気工事をしてもらました。古い家は、いろいろありますよ~。
電気工事で20→40アンペアに増設!
20→40アンペアに増やす電気工事をしてもらい、40アンペアに無事変更できました♡
古かったブレーカーも新しくなりました。もちろん漏電ブレーカー付きです!
電気工事前 | 電気工事後 |
台所はコンセントを増やし、電子レンジ専用コンセントも設置!
電気工事を始める前に、電気工務店さんに台所でどんな調理器具を使うのか?etcを聞かれました。
聞かれた時には、正直?(。´・ω・)?状態。
食器棚を置いて、そこに電子レンジと炊飯ジャーを置くんですね。傍には冷蔵庫。では、それにあわせてコンセントを用意します。あと電子レンジは単独コンセントにしておきますね
あっ、なるほど。生活に沿って、コンセント数や配線を工夫するんだ!(←遅すぎ)
ってことで、家電を置く位置に合わせて、コンセントを設置。
更に容量をくう電子レンジ専用のコンセントを作ってもらいました。
そのおかがげで、炊飯ジャーでご飯を焚いていようが、コーヒーメーカーでコポコポしようが、気にせずに電子レンジを使えます♡
台所のコンセント | 食器棚も冷蔵庫も、設置。電子レンジは単独コンセントで安心仕様♡ |
コンセントがない部屋にコンセントを取付!
古い家だとコンセントが少ないし、そもそもコンセントがない部屋さえあります。
今回コンセントを増設してもらい、どの部屋にもコンセントがあるようになりました♡
ただ暮らす前に頼んじゃったから、部屋のコンセント位置はちょいと失敗したところもあるけどね。
同じく山里移住し、(リフォーム済みの)古い家に住んでいるママ友も
コンセントが足りなくて、部屋中、延長コードだらけだよ!
分かる!ウチは電気工事してなかったら、そうだったよ。これ、古い家あるあるだよね~
エアコン専用のコンセントを設置!
今回エアコン専用のコンセントを、リビングにとりつけてもらいました。
移住して2年後、別の電気屋さんに倉庫に眠らせていたエアコンを取り付けてもらえたから、この時に工事してもらって本当に良かった(*^-^*)
エアコン用のコンセント | エアコン最高です♡ |
田舎でもエアコンは必要。日中は暑いよ!
「田舎は涼しいから、エアコン要らないよ!」と某雑誌にあったから、エアコンを持っているのにとりつけなかったんです。
でも実際に住んでみたら、暑い。家の前が畑だろうが、田んぼだろうが、風は部屋の中に入らない。
たしかに住宅密集している街中と比べて、田舎では夕方以降は窓を開ければ、涼しくなる。でも日中は暑いから、エアコンは必要です。
シーリングを交換し、今まで使用していた照明器具を取り付け!
知らなかったけど、古い家のシーリングは最近の照明器具のシーリングと型が違っていて、取り付けられことがあるんです。
今回はシーリングの交換もアンペアの変更と一緒にしてもらったおかげで、今まで使っていた照明器具を取り付けれました!
シーリング交換の相場を調べると、だいたい4000~6000円。ちなみにこれらの作業は電気工事の資格がないとできないよ!
ただこちらのサイトによると、引掛シーリング増改アダプタを使えば、今の照明器具でも取付らえるとのこと(‘ω’)ノ
2階に電気をひいたよ!
じゃじゃーん、2階に電気付きます。明るい♪
当たり前のことだけど、これはマジで嬉しい。スイッチでON/OFFで、できることが、こんなに嬉しいなんて!
他にしてもらった電気工事の作業
母屋と倉庫の間の危険な電線を切ってもらいました。
今までむき出しの電線が上空にあったから、これで安心して、母屋と倉庫の間を歩けます。
電気工事で20→40アンペアへ増やし、古い家の電気系統の問題のまとめ
山里へ移住して古い家に住むにあたり、予想外の出来事が頻発し、あたふた状態。
電機では契約が20アンペアだったので、アンペア数を増やそうと電力会社にみてもらったら、電線が細くて電気工事が必要と判明。
それで電気工務店さんに頼んで、併せて家の中を見てもらったら、電気系統の問題がいろいろ分かりました。
特に漏洩ブレーカーがついてなかったり、2階に電気がないからと1階から延長コードをひっぱっていたりは、安全面だから分かって安心。
住む前に問題点がわかったし、工事で対応してもらえたから、本当に良かった(*^-^*)
20アンペアだったら落ちまくっていただろうけど、40アンペアに増やしているから、不便はありません。ビバ、電気工事(*ノωノ)
これから古い家に住む人へ
素人意見ではなく、家の設備についてはちゃんと専門家に見てもらうのが大事です。 特に電気系統とガス、水道といったライフライン。あと雨漏りは超重要! 他は何とかなっても、これらは素人では太刀打ちできません。 「雨漏りはない。大丈夫だよ!」と言われていたけど、chayo家は雨漏りして苦労したし、素人の意見は当てになりません。 しかも苦労するのは、住み始めた当事者だけ。周りは「あら、本当?」。世の中、「住んじゃった者が負け」です。 |
古い空き家に少しでも快適に住むために、DIYしたり、リフォームしたことをまとめました。古い家に住む人は参考にしてね(‘ω’)ノ