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こんにちは、里山移住者ブロガーのchayo(@bloggers_chayo)です。

育てているラベンダーを増やすために、挿し木をしました。

ラベンダーの挿し木のやり方と、何度か実践して分かった成功するコツを、今回、紹介します。

ちなみにchayoはフレンチラベンダーの5苗を育て始め、1年目に挿し木を何本も大量にやりました。

そうしたら2年目の春(5月)には、こんな風にラベンダー畑っぽくなりました(^^♪

ラベンダーの挿し木は、意外に初心者でもできるもんです。

ラベンダーを増やすには?

ラベンダーを増やすには

  • 種まきで増やす
  • 挿し木で増やす
  • 株分けです

3種類あるけど、種まきは時間がかかるし、株分けは大きく育っていない苗では、失敗するかもしれない。

そこでchayoは一番簡単といわれる、挿し木をやっています。

ちなみにラベンダーは根が生えやすいから、挿し木が向いているんですよ(*^-^*)

ママ

挿し木は未経験なので、手順などをしっかり調べてからやりました。意外に初心者でもできるもんです!

ラベンダーの挿し木に必要なものは?

  • 植木鉢
  • はさみ
  • コップ (切った挿し穂をつけておく)
  • 発根促進剤 (ルートンやメデネールが有名。chayoはルートン)
  • 挿し木用の土 (chayoはバーミュキュライト)
ママ

発根促進剤はなくてもOKらしいけど、やったほうが成功率がUPするとのこと。ルートンなら300円ほどで買えるよ!

ラベンダーの挿し木のやり方

ラベンダーの挿し木には最適な時期があり、4月~6月と花が終わってからの9月~10月の年2回

特に5~6月が最適とのことで、chayoも4~6月に挿し木をよくしています。

ただフレンチラベンダーの場合は、開花時期は5~7月。

chayoはフレンチラベンダーで挿し木する場合は、5月初めから咲き始めているけど、なるべく花が咲いていない子で挿し木をしました(‘ω’)ノ

  1. 元気な親株を選んで、枝の先端から7~8cmを切る
  2. 下から3~4cmの葉をとる。もし花穂の場合は、花を切って収穫(写真左⇒右になる)もしてます
    before after 花穂を切り、下の葉をとる
  3. はさみで根っこを斜めに切る (※斜めに切ることで、広い面からたくさんの水を吸うことができるよ)
  4. コップに水を入れて、1~2時間吸水させる (発根促進にメデネールを使うなら、メデネールを入れた水で吸水させてね)
  5. 給水させている間に鉢の準備。素焼き鉢に石を入れて、挿し木用の土をいれる。ちなみにマスキングテープに挿し木した日を書いておくと、管理が楽♪
  6. 鉢にたっぷりと水をかけて、土を湿らす
  7. 給水させたラベンダーの挿し木に発根促進剤をつけて~
  8. 指で穴をあけて、挿し穂を挿して、鉢に植える。挿し木は葉をとった位置くらいまで、しっかりと刺してね!
  9. 再度水をあげて、指でギュギュッと押して、挿し木と土を密着させる
  10. 半日陰で、風通しが良い場所に置く
  11. 1ヶ月~1カ月半、毎日水をあげながら、根が出るように管理する
ママ

新品の素焼き鉢を使う人もいるけど、chayoは中古鉢。ただしバーミキュライトは雑菌が混じらないように、新品を使ってるよ

ラベンダーの挿し穂は、指で穴をあけて挿してね!。

実はパパリンが挿し木した時と、chayoがした時では、パパリンの方が成功率が高かったんです。

こちらは2020年の秋(9月)に挿し木をして、3日後の様子。

一目瞭然。パパリンが挿し木をしたほうが、chayoがした子よりも元気なんです。

??と思っていたら、原因が判明!

パパ

chayoが挿し木をするのを見ていたけど、挿し穂をそのまま直接バーミキュライトに挿していたでしょ?俺は指で穴をあけて挿しているよ。そのせいじゃない?

ママ

ギクッ。確かに!最初の頃はちゃんと指で穴をあけていたのに、最近は面倒くさくて、そのまま挿していたわ。それってやっぱりダメ?

パパ

挿し穂の部分から発根するんだからね。そのまま挿したら、傷つくでしょ!

ってことで、やり方の⑧で、挿し穂をバーミキュライトに挿すときは、指で穴をあけて挿してください。

くれぐれもchayoのように、直接挿し穂を挿さないでね。

chayoも次からは、そうします(; ・`д・´)

挿し木のそだレポ

ラベンダーの挿し木のそだレポです。

挿し木直後 5日後 元気に成長中!
2週間後 元気に成長中 4週間後。確認したら発根している子がいたから、その子は植え替え。でもまだの子が大半だから、そのまま様子見
6週間後。4週では発根しない子も何本かは発根した!ただ3本は枯れちゃった

ラベンダーの挿し木の成功率は?

ちゃんと挿し木の成功率を計算したかったのに、フレンチラベンダーを2回挿し木をしたのと、発根が遅い子がいて、分からなくなってしまいました。

でもだいたい8割くらいの子は、無事に発根したよ!

ただフレンチラベンダーは挿し木がうまくできたけど、リースラベンダーはよわっちょろくて、半分も成功しませんでした。

ラベンダーの種類や、親株の元気さにもよりますね。

発根したら、プランターやポッドに植える

無事に発根したら、プランターやポッドに植えてね。最初はヒョロヒョロでも、その後に成長するよ。

特に夏は、ググっと大きくなります(*^-^*)

尚、9月13日には夏の暑さも和らいだのもあって、挿し木のフレンチラベンダーもある程度は大きくなったので、畑に植えました(写真の赤矢印の3列)。

ほとんどの子が無事に越冬できて、春に可愛いお花を咲かせてくれました♡

ラベンダーの挿し木を実践して分かった成功するコツ

ラベンダーの挿し木をして実感したことは、根が出るまでの約1月~1カ月半の挿し穂の管理が一番大事ってことです。

他にも挿し木が成功するコツがあるので、実践して分かったコツと、わかったことをまとめてみました。

挿し木に水を毎日あげる

根がないから乾燥させないように、水を忘れずにあげてね。

我が家は毎朝パパリンがジョウロで水をあげてました。

ただ1日旅行で家を留守にしたら、その間に数本が枯れました。根がないから、枯れるのはあっという間です。くれぐれもお気をつけを(”ω”)ノ

挿し木は半日陰で風通しが良い場所で管理する

挿し木は直射日光を避けた半日陰で、風通しが良い場所が良いよ。

chayoは、最初は軒下に置いていたけど、軒下は半日陰になるけど、風通しがイマイチ。

そこでちょっとした木の下にお引越し。

半日陰になる上に風通しが良いから、挿し木も元気になったよ!

良い場所を探して、管理してね。

ママ

ココ最近は、倉庫の屋根の下のテーブルの上に置いてます。半日陰だし、風通しも良いよ

ラベンダーが木質化していない場所を切って、挿し木にする

ラベンダーは大きくなると根元から木質化して、茎が茶色くなります。

この木質化している部分からは、発根しにくい。

だから枝の先端から切る時は、木質化していないところで切ってね。

親株が元気な子で挿し木をする

挿し木は親株のクローン。だから元気な親株で挿し木しないと失敗します

chayoはリースラベンダーがまだ元気がないくせに、どうしても増やしたくて挿し木をしたら、ほぼ全滅という悲惨な結果に。

その後に親株が元気になってから再度チャレンジしたら、10株は成功しました。

この一件で、挿し木は親株のクローンというのが身に沁みました。焦ってはダメですね(;´д`)トホホ…

根っこが伸びる子は伸びるから、挿し木用の土はたっぷり入れる

ラベンダーの挿し木をして驚いたのは発根したら、根っこが伸びる子は長く伸びるってこと!

だって、見て。4週間でこんなに立派に根が伸びているんだよ。しかも、もっと根が長い子もいる。

だから挿し木用の土はたっぷり鉢の中に入れてね。chayoはケチって失敗したから、それ以降はたっぷりと入れてます。

発根が早い子と遅い子の差がある

発根する子は一気にするけど、遅い子は遅いです。

葉っぱも茎も元気な挿し穂でも、1か月後経っても発根していなくて、そのまま挿していたら2週間後には発根した子もいます。

挿し木は、かなり個人差がありますね。

夏の暑い時期には植え替えしない方がベター!

2018年は例年にない酷暑が襲い掛かり、毎日が37℃超えという日々。

そのせいで発根しているからと暑い時期に鉢に移し替えしたら、根付く前に枯れちゃいました…。

朝に水やりしていたのに、酷暑過ぎたんでしょうね。

その後はしょうがないから、そのままバーミキュライトに挿したまま夏超えし、涼しくなってから鉢に植え替えしました。

バーミキュライトは水分保持力が高いのもあって、いくつかは酷暑を無事に乗り切ってくれたよ!

ただ先に発根して植え替えた子は、夏の間にググっと大きくなったのに、植え替えできなかった子はそこまで大きくならなかったけどね。

でも、それはしょうがない。枯れるよりは、マシ!

ちなみに小さくても、無事に越冬できました。ラベンダーは、寒さにも強いから、ありがたい。

ただ、このあたりは年や暮らしている土地によっても違うから、各自の判断でお願いします(‘ω’)ノ

ママ

2018年だけが異常な酷暑かと思ったら、2019年、2020年も酷暑。酷暑が毎年のようになっているから、発根して植え替える場合は、酷暑の前か、涼しくなってからが良いよ!

ラベンダーの挿し木を実践した感想

ラベンダーの挿し木をやりました。

挿し木しても1か月以上は発根に時間かかるし、その間は毎日水をあげなくてはいけない。

正直、手間も時間もかかります。でも成功すると嬉しいよ!

chayoはフレンチラベンダーを5苗しか買ってないけど、挿し木で増やしたおおかげで、2年目にはこんな風にラベンダー畑っぽくなったからね。

ちなみにフレンチラベンダーは、3畝分になりました♡

ラベンダーは夏前には剪定しないといけないから、5~6月に剪定を兼ねて挿し木に挑戦するのが、おすすめ。

挿し木の敷居は高く感じるかもしれないけど、実際にやってみると意外にできるもんです。

chayoは初心者で、途中で酷暑に襲われもした。

それでも何本か成功して「ラベンダー畑を作る」という夢にかなり近づいたからね。

それに例え失敗しても、それで学ぶんです(。-`ω- ) (←いろいろ失敗ばかりです)

chayoの育てているラベンダーの成長記録はこちら。ただフレンチラベンダーは元気でも、レースラベンダーは冬枯れしちゃいました。残念!

ラベンダーを育てているから利用しようと、花を収穫してドライハーブにしたよ。ラベンダーはいろいろ使えます♡