こんにちは、里山移住者ブロガーのchayo(@bloggers_chayo)です。
しそジュースを作りたいけど、レシピによってクエン酸、酢、レモンがある。どれが良いの?味はどう違うの?
こんな疑問に、毎年、紫蘇ジュースを作っているchayoが答えます。
しそジュースに入れるのは、クエン酸が含まれていればOK。だからレモンや酢でもOK!ただ出来上がりの紫蘇ジュースの味は変わるよ♪
ってことで、今回は赤シソジュースを作る際に入れるクエン酸、レモン、酢etcについてを紹介します。
ちなみにchayoはレアな梅シロップを入れて作っているけど、興味がわいたので、酢とポッカレモンでも作ってみました。今度、クエン酸でも作ってみます♪
赤しそジュースが有名だけど、青しそ(大葉)でも紫蘇ジュースが作れるよ。ママは青しその方が美味しいって言ってるよ
赤シソジュースになぜクエン酸やレモン、酢を入れるの?
赤シソジュースに、クエン酸やレモン、酢を入れる理由は2つ
- しそジュースの色を鮮やかにするため
- ほどよい酸味を加えて、さっぱりとした飲み口にするため
クエン酸etcを入れる前 | クエン酸etcを入れた後 |
なぜクエン酸や酢やレモンを入れると、色が鮮やかになるの?
クエン酸やレモン、酢を入れると、しそジュースは酸性になります。
ここで赤しそジュースに含まれる紫色の色素である「アントシアニン」。
このアントシアニンは、中性ではやや暗い紫色。でも酸性と反応すると、明るい赤紫色やピンク色に!
だから赤しそジュースは、クエン酸などを入れると、鮮やかに発色するんです。
ちなみにアルカリ性では、アントシアニンは青色や緑色に変化するよ。
(※後述するけど、ハーブティーのブルーマロウでも同じ反応があるよ)
赤しそに豊富に含まれているアントシアニンには目に良いよ。chayoは目が疲れやすいし、ド近眼だから、ありがたい!
他にも、紫蘇にはベータカロテンが含まれていて、眼精疲労を軽減する効果があるよ!
赤しそジュースには、どれを入れるのが良いの?
赤しそジュースによく入れるのは、
- クエン酸
- レモン汁
- 酢 (リンゴ酢が一押し)
どれを入れてもOK。1つでも良いし、2つ入れてもOK!ポイントは、シソジュースが酸性になることです。
しそジュースの味の特徴は?違いは?
シソジュースにどれを入れても良いけど、出来上がりのしそジュースの味が変わります。
それぞれについて説明します。
しそジュースにクエン酸を入れる
食用のクエン酸は、スーパーの製菓コーナーやドラッグストアで一瓶、数百円で手に入ります。
クエン酸は酸性の食品添加物だから、無臭で、酸味のみ。だから酸味が爽やかな、すっきりした味のしそジュースになります。
ちなみにクエン酸はとっても酸っぱいから、少量でOK!リンゴ酢は150ccでも、クエン酸なら小さじ1杯程度です。
っていうか、入れすぎると、酸っぱすぎてリカバリーが大変だから、要注意!
クエン酸が余れば、冬に人気のゆず茶に入れると、適度に酸味がでて美味しいとのこと♡
クエン酸には「うまみ」はないけど、次からの酢やレモンだと、「うまみ」が含まれるよ!
しそジュースにレモン果汁を入れる
レモンって、酸っぱいイメージがある。でもシソジュースに入れると、酸味も少なくて、まろやかな味わいのジュースに♡
飲みやすいシソジュースになるから、酸味が苦手な人や、小さい子供にオススメです。
chayoはいつも梅シロップで作っているけど、梅シロップのようなまろやかな味わいで、気に入りました。
ちなみにchayoは、市販のポッカレモンを使ったよ。手軽だからね(^^♪
もちろんレモンを自分で絞ってもOK!レモン1個で、約40〜50mlのレモン果汁GET。
自分でレモンを絞るなら、100均のフルーツ搾り器を使うと簡単に絞れるから、おすすめ!
しそジュースに酢を入れる
今回、多くの家庭の冷蔵庫にある穀物酢を使ってシソジュースを作ってみました。
すると、後味に「酢」を感じて、健康ドリンクっぽいジュースに。chayoはちょっと苦手で、酢は好みがわかれそう。
ちなみに酢にはいろんな種類があるけど、お好みで酢でOKだし、酢によってシソジュースの味も変わるよ。人気あるのは、リンゴ酢です!
酢には、血液をサラサラにしたり、高血圧を予防したり、食欲増進の効果もある。体にとっても良いよ!
しそジュースに梅シロップを入れる
chayoは上の3つではなく、梅シロップを入れてシソジュースを作ってます。
梅にも、クエン酸がたっぷり入ってるからね。
ジュースの味は、梅の風味がして、とってもまろやかで美味しいよ。
今回、レモンや酢でも作ってみたけど、梅シロップが一番おいしいです!
尚、梅シロップを使っているのは、クエン酸もレモンも、常備していないから(キッパリ)。
chayoは梅シロップが大好きで、梅シロップだけは常備してあるんです。ある意味、レア?(笑)
ただ梅シロップは甘いから、砂糖の分量を減らして、しそジュースを作ってます。
梅シロップの作り方はこちら。梅シロップの炭酸割と牛乳割が大好きです♡
しそジュースにどれを入れると良い?
しそジュースに入れるのは、結論としては、それぞれのお好みでOK!
chayoの個人的な感想では、飲みやすいのは、レモンor梅シロップ。
一般的に人気なのが、クエン酸。サッパリ味だし、コスパも良いからね。
ちなみにレモンも美味しかったけど、梅シロップがやっぱり美味しかったし、パパリンのリクエストも梅シロップ。
chayo家は、これからも梅シロップです。でも試さないと、分からないもんですね(笑)
しそジュースのアレンジレシピは?
水で割ったシソジュースが、chayoのお気に入りの飲み方。毎朝、朝イチに飲んでます。
シソの風味が苦手な人には、炭酸水や牛乳で割るのがオススメ。サッパリと飲めますよ。
他にもゼリーや、漬物にも使える。また寒い時期は、お湯割りも美味しいですよ~♡
しそジュースの保存は?冷蔵保存?
しそジュースは、常温保存ではなく、冷蔵保存がおすすめ。暑い時期には腐敗&発酵しやすいからね。
ただし冷蔵庫で保存していても、発酵が進んで美味しくなくなってしまうから、1カ月以内に飲み切る方がベター。
長期間保存には、冷凍保存がおすすめです。詳しくは。
発酵が進んでしまうと、シソジュースが爆発することも!辺り一面が真っ赤にそまり、天井に穴が開いた人もいるから、お気を付けを!!
青シソ(大葉)でもシソジュースが作れるよ!
しそジュースは赤しそで作るのがメジャーだけど、青しそ(大葉)でも作れます。
っていうか、chayoは赤紫蘇の方が色がキレイだけど、青じその方がエグミもなくて、香りも良いし、飲みやすくて好きです。
是非、青しそでも、しそジュースを作ってみてね。赤紫蘇とのブレンドも、おすすめです♡
青じそでも、レモンやクエン酸で色が変わる?
赤い色の色素であるアントシアニンは、赤しそに多く含まれているけど、青じそにはほとんど含まれていません。
それでも青紫蘇ジュースを作る時に、クエン酸などを入れると色が、琥珀色に変わります。
これは青紫蘇に含まれるシソニンと言う成分が、酸と反応して赤色に変化するから。
でも青しそには、シソニンがないという説も。気になっていろいろ調べたけど、ぶっちゃけ、よく分からない。
ただ、もともと青じそは、赤紫蘇の変異種。だから多少は含まれているのかな?と、chayoは思ってます。
おまけ)紫蘇に関連するおまけ話
おまけ1)シソの名前の由来は?
紫蘇の名前の由来は、昔、中国の少年がカニをむさぼり食べて、肌の色が紫色になるほどの食中毒を起こしてしまった。
だが煎じた紫蘇を食べたおかげで、蘇った。それで「紫蘇」という名前がついたんです。
ちなみに赤紫蘇が本来の種類。青じそは、赤紫蘇の変異種です。
おまけ2)ハーブティーのブルーマロウも同じ反応するよ!
ブルーマロウ(ウスベニアオイ)のハーブティーも、シソジュースと同じように色が変わるよ。
ブルーマロウのハーブティーでは、お湯で淹れると(アルカリ性の)青色。時間が経つと、紫色。
そして酸性のレモンを加えると、ピンク色に変化します。
ちなみに青から紫色への変化は、温度の変化によるもの。レモンでのピンク色への変化は、シソジュースと同じ「アントシアニン」です。
尚、ブルーマロウのハーブティーは薬効も高くて、昔から愛用されています。モナコ王妃、故グレース・ケリーも愛飲していたそうですよ。
これがハーブ本に載っていて、やってみたくて、マロウのハーブを買って育てたんです。
が、育てていたのはマロウ違いの「マシューマロウ」で、「ブルーマロウ」とは別だったという苦~い思い出(苦笑)。
赤しそジュースに加えるクエン酸、レモン、酢のまとめ
夏バテ予防にピッタリの赤しそジュース。
レシピによって、クエン酸、レモン、酢といろいろあるけど、結論としてはどれでもOK!
家にあるもので、作ってみてね。chayoは、梅シロップで作ってます。
ただ出来上がりのジュースの味が変わるから、自分の好みで選んで作ってね(^^♪
尚、くれぐれも手作りしたシソジュースを爆発させないように、お気を付けを!