こんにちは、里山移住者ブロガーのchayo(@bloggers_chayo)です。

田舎に移住して庭つきの家に住み始めてから、ガーデニング熱が盛り上がり、バラに興味を。

でも初心者がいきなり高価なバラを買っても、失敗が怖くて、正直もったいない。

そもそもどんなバラを選べばよいかが分からない。

そこでバラを20年くらい?とにかく長年、育てているベテランの義母に、

初心者におすすめのバラの選び方と、おすすめバラ4つを教えてもらったので、今回紹介。

母はピエール・ドゥ・ロンサール(ピエルド)を、こんなにキレイに咲かせてます。私の憧れ!

初心者におすすめのバラは?

母の初心者へのおすすめバラは、ずばり「育てやすいバラ」。

ついつい好みの花形や色、香りでバラを選びたくなるけど、それはダメ。

バラは病気になりやすいし、虫がつきやすいし、手入れが大変。

だから病気に強い、丈夫な「耐病性のあるバラ」が、初心者にはおすすめなんです。

で、バラの育て方に慣れてきたら、姿かたちや色が好みのバラを選ぶと良いですよ。

また、できれば「四季咲き」がおすすめ。バラの花が咲くと、テンション上がるからね(^^♪

ママ

バラの四季咲きとは、ある一定の気温以上では開花させる性質のこと。剪定すれば蕾をつけるから、春~秋にかけて、花を楽しめるよ♪

強香の薔薇を選ぶのもオススメ♪

バラの魅力は、なんといっても花姿香り

香りには微香、中香、強香があり、おすすめは「強香」のバラ。

「耐病性」があって「強香」という初心者におすすめの薔薇もあるので、こちらにまとめたよ。

ママ

育てていると、花姿や色よりも、強香のバラが好きになる。強香のバラ、良いよ!

愛犬

一口に「バラ」といっても、香りは6系統あって、それぞれで違うよ。ママはフルーツ系やブルー系が好き♪

初心者におすすめのバラの選び方&買い方は?

バラの選び方①カタログを見て選ぶ

義母から教えてもらったバラの選び方は、カタログを見ながら選ぶこと。

私は義母にもらったけど、バラ園に頼めば、カタログを有料で送ってもらえます。

カタログにはこんなふうに、写真付きでバラの特徴が書かれてます。

だからお家でゆっくりと、「耐病性が強い」「四季咲き」etcの育てやすいバラを選べます。

選んだバラはバラ園に行けば買えるし、カタログで注文してもOK!

バラの選び方②ホームセンターで選ぶ

薔薇苗は、ホームセンターも買えます。っていうか、それが一般的ですね。

私も最初に買ったのは、ホームセンターで見つけたワゴンセール500円の新苗。

これなら失敗しても諦めつく価格だったから(苦笑)。ちなみに、しっかりと育ってます。

ただホームセンターにつけられている札では、花の名前と写真のみ。どれが耐病性があるか分からない~(泣)。

でも慌てない。そんな時こそ、携帯電話の出番。

ネットでバラの名前をググり、初心者向きのバラかどうかをチェックするんです。

バラの名前でググれば耐病性があるか、香りの強さetcの特徴もわかる。便利な世の中です♪

ママ

カタログで目星をつけても、「ホームセンターに売ってない」ってことは、しょっちゅう。バラは種類が多いからね

バラの選び方③バラ苗の生産者さんに教えてもらう

私のおすすめは、バラ苗の生産者さんから直接買う方法。

バラ苗生産が盛んな、岐阜県の大野町で年に一度の5月にバラ祭りを開催していて、

そこでは生産者さんが、いろんな種類のバラ苗を販売しているんです。

そこでは新苗500円とビックリ価格な上に、売っている苗も立派!

しかも生産者さんに育てやすいバラを教えてもらえるから、その中で選べばよいだけ。

大野町のバラ祭りへ何度も行って、我が家のバラの種類も増えました。

ママ

”オースチン”などのブランドetcのような特許の関係で、生産者さんが生産できない苗はあるよ

愛犬

もし欲しいバラがあるなら、バラ園やネットで注文するのが良いよ♪

ベテラン母が初心者へおすすめするバラ4つはコレ!

母は54種類ほどの薔薇を育てていますが、その中でもおすすめは以下の4つ!

  • ピエール・ドゥ・ロンサール
  • グラハム・トーマス
  • ボレロ
  • プリンセス・ドゥ・モナコ
ママ

4つとも育てているけど、どれも耐病性があって、育てやすい子たちです

初心者におすすめバラ①ピエール・ドゥ・ロンサール(ピエルド)

世界で最も愛されているといわれているほど大人気のバラで、2006年世界バラ会連合殿堂入り。

「ピエルド」と略されて呼ばれることが多く、春にメインで咲く返り咲き。

つるバラでトゲも少ないし、育てやすい。香りが弱く、香強だったら完璧といえるバラ。

母は左写真のようにアーチで育てていて、まさに圧巻。憧れ。花姿も可愛い。

尚、母のピエルドのアーチに一目ぼれして、バラを育て始めました。

ママ

殿堂入りバラとは、3年に一度開催される世界バラ会議で選ばれたバラ。今まで17種類が殿堂入り。どれも育てやすくて、キレイなバラばかり

ルージュ色のルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサールもあります。華やかです。

初心者におすすめバラ②グラハム・トーマス

イングリッシュローズの代名詞的なバラで、2009年世界バラ会議で殿堂入り。

無農薬で育てている人もいるほど、丈夫で育てやすい。

四季咲きで、ぽってりのような可愛い花姿。

しかも強香で、香りは「ティー」。本当に紅茶みたいな香りでビックリだよ。

初心者におすすめバラ③ボレロ

世界中で人気のピエルド並ぶほどの人気のバラが、ボレロ。

四季咲きで、病気がしにくく育てやすい。

花付きが良いから、次々に蕾をつけてくれます。その上、花もちも良い。

そして最大の魅力は、香り。フルーツ系と言われるが、私の感想は「石鹸みたい」。とっても良い香りな上に、強香

ママ

一般的に強香だと花もちが悪いのに、ボレロは強香なのに花もちが良いのにビックリ。花姿も崩れにくいよ

初心者におすすめバラ④プリンセス・ドゥ・モナコ

1983年イタリア・モンツィ国際コンクール金賞、1984年ジュネーブ世界コンクール金賞受賞。

縁がピンク色で、ハイブリッド・ローズの中でも群を抜いて美しい花。

花付きもよく、花もちも良い。耐病性もあって、育てやすい。上品で甘い香りで、中香。

モナコ公国の故グレイス王妃にささげられた銘花です。

おまけ)世界殿堂入りのバラとは?

少し紹介しましたが、3年に一度開催される世界バラ会議があり、そこで選ばれたバラが殿堂入りバラ。

「世界中のどの環境でも育てやすい」「多くの国で長く愛されている」「国や性別を超えて誰が見ても美しいと感じる」

各国のバラ会から推薦された品種を基に、上の3つの基準で投票される。まさに「世界中で愛されている銘花」

だからどのバラも育てやすく、初心者におすすめです。尚、今まで18種類が殿堂入り。

どの薔薇の苗を選ぶ?新苗?大苗?開花株?違いは?

薔薇の苗には、大きく分けて、「新苗」「大苗」「開花株」の3つに分けられます。

バラ苗の種類①新苗とは?

4~6月ころに出回ります。新苗は前年の冬に接ぎ木をし、翌春に出荷された「こどもの薔薇」。

こどもだから、秋まで花や蕾はつみとり、株の成長を優先させて育てます。

花を咲かせるまで時間はかかるけど、安いのが魅力。

バラ苗の種類②大苗とは?

秋~冬に流通します。新苗を秋まで畑でしっかりと育てられている「おとなの薔薇」。

だから翌春にはしっかりと花を楽しめられるし、初心者でも育てやすい。

ちなみに枝をしっかり切り詰められていて売られていることが、多いです。

バラ苗の種類③開花株とは?

大苗をさらに育て、翌春以降に売られている苗のこと。春や秋に出回ります。

すでに花がついているから、どんな花が咲くのかが、実際にわかります。

それにしっかりと大きく育てられているので、初心者でも育てやすい。ただし値段は高めです。

初心者のchayo家はバラの新苗を育ててる

新苗は安いけど、ヒョロヒョロ。一方、大苗や開花株は立派だけど、お高い。

薔薇を育てるのは難しいと聞いていたので、どうしようかと悩んでいたら、ベテランの母からのアドバイス。

おばさん

最初から高いのを買って失敗したら、もったいない。まずは安い新苗で育ててみて、上手になったら高いのにすれば?

ってことで、新苗を育てて修行し、上手になったら、大きい苗にもチャレンジ予定!

…月日は流れ、新苗もどんどん立派に育ち、バラの種類もいつの間にか19種類!でも買うのは、いつも新苗(苦笑)。

2019年5月に購入した新苗のアーサーベル 1年後には大きくなり、キレイな花を咲かせてます
4年後(2023年)。地植えして、こんなに立派に成長してます♪

初心者におすすめのバラ苗のまとめ

バラを育てたくなり、20年以上も育てている義母にアドバイスをもらいました。

母からの初心者へのおすすめは、耐病性のあるバラ

花姿や色、香りで選びたくなるけど、最初は病気に強くて丈夫で、とにかく育てやすいバラが良いよ。

育てるのが上手になってから、より好みの薔薇を選べばいいんです。

そして四季咲き強香のバラがおすすめ。四季咲きは長く花を楽しめるし、バラの魅力は香りです!

ママ

義母に教えてもらった4つのバラは、どれも育てやすいので、私もこの4つをオススメします♪

また迷ったら、「殿堂入りのバラ」をオススメ。私もいくつか育ててるけど、育てやすいです。

ちなみに今育てているバラ一覧はこちら。だいぶ増えました(*’ω’*)

最後にベテランの義母の育てたバラが素敵なんで、こちらにまとめてみた(*^^*)

最後に、バラの花姿別にまとめました。花姿にこだわりたい人にはこちらで(笑)。