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こんにちは、里山移住者ブロガーのchayo(@bloggers_chayo)です。

お肌に良いといわれるカレンデュラ(和名はキンセンカ/英名はポットマリーゴールド)を秋に種まきして育て始めたので、成長記録をまとめました。

あわせて育て方と、カレンデュラの使い方も紹介します。

これからゆるゆると更新しくから、気長にお願いしますね(‘ω’)ノ

尚、chayoの目標は育てたカレンデュラを使って、カレンデュラオイルを作ること!これをモチベーションに頑張ってます(。-`ω-)

マリーゴールドとカレンデュラは別物だから気を付けて!

キンセンカはポットマリーゴールドという英名で親しまれているハーブで、学名が「Calendula officinalis」。「officinalis」は薬用のという意味だよ。

ハーブとして呼ぶときは、ポットマリーゴールドよりも、カレンデュラのほうが一般的。

日本では園芸用のマリーゴールドがあって、それと混乱するから。

ホームセンターで「マリーゴールド」として売られているのは園芸用で、ハーブとしての効能はないよ。

だからハーブとしてのカレンデュラが欲しいときは、表示をよく見て確認してね。

chayoも最初は混乱したし、種を買うときも種の袋に学名の「Calendula officinalis」の記載があるのを確認してから買ったよ。

ちなみに園芸用のマリーゴールドの学名は「Tagetes」で、キク科コウオウソウ属。

カレンデュラは同じキク科でも、カレンデュラ属だよ。

 

尚、日本ではカレンデュラという名前よりも、金盞花(キンセンカ)のほうが一般的。

しかもカレンデュラじゃなくて、カレンジュラという表記もある。ややこしい~(@_@)

ちなみに近所のおばさんにカレンデュラの花を収穫していたら、「キンセンカだよね?」と聞かれました。

「そうです。お肌に良いんですよ」と答えたら、驚かれたよ。

キンセンカの花を知っていても、ハーブとして効能を知らない人が多いみたい。スゴイ効能があるのに、もったいない!

カレンデュラの育て方

カレンデュラは丈夫で育てやすい。

日当たりが良くて、水はけがよい場所に植えれば、ほぼ放任でも育つよ。

場所と品種によるけど、こぼれ種でも毎年育つほどの丈夫さです。

発芽温度は20℃、発芽までは5~10日ほど。

カレンデュラの育て方のポイント

  • 乾燥に強くて、地植えするなら水やりは不要
  • 鉢植えなら土の表面が乾いたら、たっぷりとあげる。ただ冬の水やりは控えめに
  • 耐寒性はかなり強く、茎が伸びていないロゼット状態なら-15℃。だいたいが戸外で越冬できる
  • 暑さに弱く、夏に枯れるから1年草の扱い
  • 密植だと風通しが悪くなり、病気になりやすい。花つきも悪くなるから、気を付ける
  • 花が咲いたら花をこまめに収穫したほうが、株が弱らない
  • 連作障害が出ることがある
  • 肥料は植え付ける時に混ぜておけば、追肥はいらない
ママ

ふつうは肥料をあげてるけど、chayoはあげてない。それでも花を咲かせてるよ!

カレンデュラの種まき

カレンデュラの種まきは春と秋の2回。春は3~4月上旬、秋は9月~10月。ただ夏の暑さで枯れるから、秋まきがおすすめ!

秋まきでは通常は3~5月に開花。ただし暖地では12~2月に咲き始めることもあるよ。

chayoは10/3の秋まきで、3/15に初めて開花。5月までしっかりと咲きました♡

カレンデュラの種を畑に撒く

今回種を撒いたのは、こちらの2袋分。花の花弁がそれぞれ違う2種類です。

カレンデュラの種まきのやり方

10/3に空いている畑を耕して、畝を作りました。日当たりの良い場所です。

3センチ間隔で畑に直接撒くとのことなんで、その通りに種まき。

種を撒いたら、うっすらと土をかぶせ、その上に枯れた草を置いて、ちょいとマルチ。

その後に水をあげて、あとは芽が出るのを待ちます。

ママ

種まき後に畝を足で踏んだほうが発芽率が高いよ。この後に知ったので、今は種まき後に踏んでます

種まきから4日後に芽が出たよ!

カレンデュラの種を撒いて、4日後に芽が出ました。写真は拡大しているけど、肉眼でも直ぐにわかるよ。

カレンデュラの成長記録

発芽後のカレンデュラの成長記録です。

10/17 (種まきから14日後)。遠目でもはっきりと芽が出ているのがわかるよ! 11/10。ちょいと窮屈そうになったので、植え替えしてます
11/30 寒くなってきたので根元にもみ殻を敷いて、マルチをしたよ 2/27 冬の間もしっかり成長している。葉の数がだいぶ増えてきたよ!
3/15  カレンデュラの花が咲いたよ!この後に次々と花を咲かせてくれました。ただ全体としてはこんな感じで、大きい子もいるけど、小さい子は小さいまま
4/10 次々に花を咲かせてます。花は2種類の種をまいたため、八重のポンポンのような子と、二重くらい子と2種類があるよ
4/12 次々に花が咲くから、どんどん収穫してます。写真ではわかりにくいけど、奥のオレンジが咲いてる花だよ 4/12 珍しい黄色の花が咲きました!2袋の種で3株だけとレア
4/12 赤色の蕾の花が咲きました。左が普通のオレンジで、右側が赤色。ただ蕾だとやたら赤いのに、咲いていると普通のオレンジよりもちょいと濃い色って感じです
4/23 奥側が特に咲いているけど、手前側も花が咲き始めました。花を収穫しても、花芽がどんどんできて、どんどん咲くよ! 5/3 手前も咲いて、どんどん咲いてます!
5/18 次々に花を咲かせてます。まさにお花畑♡

カレンデュラを11/10に植え替えしたよ

本葉が2~3枚になったら鉢や畑に植え替えするとのことなんで、11/10に植え替えしました。ちなみに植え替える場合は、株間30センチとのこと(‘ω’)ノ

発芽率が良い場所は、やたら密集。出ていないところはスカスカなのにね。

ってことで、密集しているところの苗を周りの土ごとシャベルでとって、空いているスペースへ植え替え。

植え替えた後は、手でギュギュっと土を押して、根付きやすくしました。

植え替え前。ところどころ密集しているし、空いているスペースもある 植え替え後。適宜に間隔を開けたよ!

植え替え後に根付かなかった子もいたし、根切り虫によって根を切られた子もいた。でも予想よりも多くの子が育っています。

カレンデュラの越冬準備。11/30にモミでマルチしたよ

カレンデュラは秋に種を撒くだけあって、冬の耐寒性がかなり強い。茎が伸びていないロゼット状態だと-15℃程でも耐えられるとのこと。

chayoが住む山里は朝晩の冷え込みが半端ないから、念のために根元にもみ殻を撒いてマルチをしました。

その年は暖冬だったのもあり、無事に越冬できました!

11/30 もみ殻を撒く前 もみ殻を撒いて越冬準備したよ。これで無事に越冬できました

キンセンカの病気?害虫?

葉が赤くなった!

11/28の寒さが厳しくなったころに葉が赤くなっていました。肥料をあげてないから、ただの生育不良かもしれない (白菜もこうなることある byパパリン)。

原因はわからないけど、朝晩の冷え込みが厳しくなっている頃だから、根元にもみ殻を撒いてなんちゃって対策をしました。

これがよかったのかは分からないけど、この後も無事に大きくなりました!

黒い小さい虫(?)がいた!

こちらも11月28日。ふと見たら、黒い小さい虫?ゴマみたいなものが、ついていました。外の葉よりも、中心の柔らかそうな葉で、しかも表も裏もビッチリと。

調べてみたけど、わからない。とりあえず手で葉をこすったら取れたんで、とれるやつはとりました。なんだろ(。´・ω・)?

3月ころに黒い虫がいた。捕殺していたらテントウムシの幼虫でした!

3月になって暖かくなってから見かけるのが、こちらの黒い虫。背中に黄色い斑点があり、見た目はいかにもな害虫。

chayoは害虫と思い込んでいたので、見つけたら捕殺してました。あまりにも多いから、たまにだけど。

「何の虫だろう?」と気になって調べて、ビックリ。なんとコレ、テントウムシの幼虫でした!!

テントウムシは害虫ではない。むしろカレンデュラの天敵アブラムシを食べてくれるありがたい益虫(えきちゅう)。

テントウムシは幼虫でも成虫でも、アブラムシを食べてくれるんです♡

これからはもちろん幼虫を潰しません。今までごめんなさい。アブラムシを食べて、カレンデュラを守ってください<m(__)m>

ちなみにchayo家は自然栽培をしているので、野菜でも農薬も化学肥料も使いません。緑肥なんかを使ってます。

だからか他の畑よりもテントウムシは断然多いです!ありがたや~。

尚、保育園の娘はテントウムシをつかまえて、虫かごに集めてます。元気な間に放しているけど、気をつけねば!

カレンデュラの増やし方

カレンデュラは1年草だから、花が咲いたら終わり。

増やすなら、chayoのように種まきで増やします。

花が咲いたら、種とりしておくことをおすすめします。

カレンデュラの種とりのやり方

花が枯れたら種を採取。

種を乾燥させて保存。

種まき時に、水に入った容器に種を浮かべ水に沈んだ種だけを使えばOKです。

chayoも採取して、来年も育てるぞ(。-`ω-)

カレンデュラの使い方、利用方法

咲いたカレンデュラの花を収穫して、花びらを干しておくと、ドライハーブとして保存が効きます。chayoの作り方はこちら。

カレンデュラオイルを作れば、マルチに使えるよ!

ドライカレンデュラをキャリアオイルに漬け込むと、カレンデュラオイルがつくれます。これが美容に良いとのこと♡

chayoはこのカレンデュラオイルがつくりたくて、カレンデュラを育ててます。

作り方は簡単だし、作ったオイルはマッサージオイルや日焼け肌、あかちゃんのおむつかぶれ等とマルチに使えるよ。

ヨーロッパでは定番のオイルです。

他にもこのカレンデュラオイルと蜜ろうでフェイスクリームを作って、毎日のスキンケアに愛用してます♡

カレンデュラは眼精疲労にも良いからハーブティーがおすすめ!

カレンデュラは食べられるハーブ。だから花びらをちぎって、サラダやスープに使えるよ。

しかもハーブティーとしても飲めば、効能もばっちり。

カレンデュラの花びらはルテインが豊富で、眼精疲労に良いんだよ。chayoもパパリンも目が悪いし疲れやすいから、飲まなくてはっ!

他にもデトックス効果や生理痛を緩和したりと、女性に嬉しい効能がいっぱいだよ♡

カレンデュラを育てている感想

カレンデュラの種を秋に畑に直播して、育てています。

chayoは水やりもしていないし、肥料もあげていない。

それでも元気に成長し、3月には念願のオレンジの花を咲かせ、その後も次々にお花を咲かせてます。

夢見たようなお花畑ができました♡

しかも花を摘むと、新しい花芽がどんどん出てきて、どんどんお花を咲かせます。

だいたい3日ごとに収穫し、多いときはボール3杯分も収穫できてます♡

 

カレンデュラは美容にもいいし、他にも嬉しい効能がたくさん。

だからいっぱい収穫して、ドライで保存して、いろいろ楽しみます(*^-^*)

ただ正直、予想以上にたくさん育っています。数えてみたら上のお花畑に56株。

他の場所に15株と3株あるから、合計74株です。まさにビックリ( ゚Д゚)

それでいてどんどん花を咲かせてくれるから、干すのが追い付かないほど。まさに嬉しい悲鳴です。

想像以上にたくさんのカレンデュラのドライハーブを手に入れてます。

しかも今回育ててみて、カレンデュラは育てやすい。カレンデュラを育てること、マジでおすすめです!