こんにちは、里山移住者ブロガーのchayo(@bloggers_chayo)です。
お肌に良いというカレンデュラを育てています。
今回は花を収穫して乾燥させてつくる、カレンデュラのドライハーブの作り方を紹介します。
chayoは2袋を秋に種まきし、カレンデュラ(和名キンセンカ/英名ポットマリーゴールド)を育てているけど、発芽率も良かった。
それに何よりも次々に花を咲かせるから、たくさんのカレンデュラを収穫できてます。
正直想像以上で、まさに嬉しい悲鳴です(笑)
カレンデュラの収穫。収穫は昼が良いよ!
カレンデュラは花(主に花びら)を使うハーブです。
花を指でつまんで、収穫。手で簡単にプチっと、とれるよ。
収穫タイミングは、お昼ごろがおすすめ。
一度、朝7時半ころに花が開いているのを収穫。
13時ころに見てみたら、花びらが朝よりもググっと開いていたし、朝に収穫したのに更に収穫できたよ。
花がしっかり開いているほうが薬効が高そうな気もするし、それ以降はお昼ごろに収穫してます。
ちなみにカレンデュラは、「日の出とともに開いて、夜には花を閉じる」とのこと(‘ω’)ノ
カレンデュラは花をこまめに収穫してね!
カレンデュラの花が咲いたら、早く収穫するといいよ。
放っておくと実がついて、そっちに栄養がとられちゃうからね。
しかも花を収穫すれば、どんどん花芽が出てきて、次々にお花を咲かせてくれるよ!
3日ごとに収穫するといいとも聞いたけど、その間隔くらいで収穫しています。
カレンデュラのドライハーブの作り方
花の中でも薬効が高い花びらだけを、ドライハーブにしています。
- 収穫したカレンデュラの花を、風通しの良い軒下に置いたネットの中に入れる
- あいた時間にボールに花びらだけをちぎっておく
- お天気の良い日に、花びらを入れたボールを外に出して、乾燥させる
- カラカラになるまで、しっかり乾燥させる (※触るとカサカサ音がするまでしっかりと!)
- 保存瓶で保存。保存瓶には乾燥剤を入れてるよ (※乾燥剤はお菓子とかノリに入っていたやつでOK)
最初は花を収穫し、そのままネットで乾燥させていたんです。でも丸ごとだからか2週間ほど経っても、乾燥できない。
しかもボールいっぱいに収穫できる日もあって、3段あってもネットがいっぱいになってしまった。
そこで上記のように、とりあえず花を収穫してネットに保存。
花びらだけをちぎってボールに入れて、天気の良い日に干して乾燥するようにしました。
ちなみにカラカラに乾燥すると花びらが小さくなるので、愛用の干しネットだと網目から落ちちゃう。
だからボールに入れて、乾燥させてます。
カレンデュラのドライハーブがカビて失敗!
最初、カレンデュラの乾燥不足で失敗しました。
ふと見たら保存瓶の中のカレンデュラにカビがあったんです((+_+))
尚、あまりに慌てていたので、写真はない。でも白いホワホワしたものがありました…。
この原因は下記に2つ。(特に2番目)
- 保存瓶の中にカレンデュラを詰め込みすぎた
- カレンデュラの乾燥が甘かった
どうしようと悩み、翌日が天気が良かったので、ダメモトでボールに入れて天日干し。するとカビはだいぶ飛びました。
しかも写真でわかるように、かなりカラカラになって小さくなりました。乾燥があまかったのを実感です。
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Before | After 触るとカサカサ音がするよ! |
それ以来、触ってカラカラと音がするまで乾燥するようにしています。

失敗したカレンデュラをティーにするには怖い。だからカレンデュラオイルを作ったよ
乾燥でカレンデュラオイルの抽出も変わる!
乾燥が甘い状態で、カレンデュラオイルを14日ほど前に作りました。
その後に、上のカビたけど天日干しで生まれ変わらせたカレンデュラを使ってオイルを作りました。
すると、漬けて翌日にはキャリアオイルにオレンジ色がついていて、ビックリ( ゚Д゚)。
乾燥が甘かったのが左で、右がしっかり乾燥させたオイル。左は17日漬けても色がほんのりなのに、右は翌日にはしっかり色づいたよ。
尚、写真ではわかりにくいけど、両方の瓶をふっています。右は透明な瓶がオレンジ色づいているよ。
乾燥が甘いとオイルの抽出にも差が出ることを実感。しっかり乾燥させる。大事です(; ・`д・´)
ドライハーブで失敗しないコツ
何度もカレンデュラのドライハーブ作りをして分かったこと
- 1日で乾燥しきれないときは夕方には家に取り込み、別の天気の良い日に外に出して乾燥させる
- 外で天日干ししている間、ボールに入れっぱなしだと湿気がこもるから、時々花びらをかき混ぜる
- 湿った花びらは他の花びらとひっついちゃうし、カビの原因になるから、捨てる
- 花びらを入れるボールはステンレスは結露しやすいから、使わない
- 風の強い日はボールが倒れることがあるから注意する (chayoはバーベキュー台に置いたこともあるよ)
カレンデュラのドライハーブの使い方
カレンデュラのドライハーブを、chayoは下記の使い方をしています。
ちなみにハーブティーは味わいや香りを楽しむならフレッシュの方が好き。でもドライの方が効果・効能は3倍高いといわれてます。
カレンデュラティーは嬉しい効能がたっぷりなんで、効果・効能を重視。だからドライで淹れてます。
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美容たっぷりのカレンデュラオイル。作り方はこちら。 |
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カレンデュラオイルと蜜蝋を使ったカレンデュラクリーム。作り方はこちら。 |
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眼精疲労にも効果があるカレンデュラティー。作り方はこちら。 |
カレンデュラのドライハーブの作り方のまとめ
咲いたカレンデュラを収穫して、ドライハーブにする方法をまとめました。
カレンデュラは美肌効果がバツグン!お肌全般に良くて、日焼けや赤ちゃんのお尻かぶれにも良いよ。
ちなみにカレンデュラオイルはヨーロッパでは各家庭で1本つくられるほど、生活に密着しているオイルです。
カレンデュラティーも、眼精疲労をはじめ、風邪にもいいし、嬉しい効能がたっぷり♡
そんなカレンデュラオイルもハーブティーも、カレンデュラをドライハーブにして保存しておけば、いつでも簡単に作れます。
ドライにするのは手間だけど、効果・効能たっぷりのカレンデュラを使えるから、頑張りましょー!
ちなみに秋に2袋の種を撒いたら、74株も育ちました。
花も次々に咲かせてくれるから、想像以上にたくさんのドライハーブができてます。
5月下旬の時点で、右の大きなパックが2つも満タンになりました。カレンデュラオイルを作ったり、ハーブティーで飲んでいるのね。
それでいてカレンデュラは育てやすいハーブです。畑に直播したら、ほぼ、ほぼ放任でも育ってます。カレンデュラを育てるのも、おすすめです!