こんにちは、里山移住者ブロガーのchayo(@bloggers_chayo)です。

タケノコを貰ったけど、どう下茹ですればいいのか分からない。下茹でってどうやるの?
こんな疑問に、竹林付きの家に住んでいて、大量にタケノコを食べているchayoが答えます。

タケノコの下処理は、ほぼ下茹で。作業は手間だけど、美味しいタケノコを食べるためだから、頑張ってね
ってことで、今回は掘ったタケノコの下処理(あく抜き)を紹介します。ちなみにタケノコは下処理したら、冷蔵庫で保存してね。
また併せて、タケノコの長期保存方法と、タケノコレシピも紹介します。
ちなみに敷地の竹林には、多い年ではタケノコが300個ほども生えます (写真は生えているタケノコ)。
最初は掘るのも、下処理も手間取ったけど、5年も経ったら、すっかり慣れました。人間、慣れるもんです。
タケノコ下処理の材料
- タケノコ あるだけ
- 米ぬか タケノコ1本に対し、手でひとつかみくらい
- 唐辛子 1本~2本
唐辛子は「ぬかの臭み」をとってくれるためだから、なくても大丈夫。
でも米ぬかはタケノコのえぐみ(アク)をとって旨味を引き出してくれるためだから、米ぬかは入れてね!
ただ堀たての新鮮なタケノコなら、米ぬかも唐辛子も入れなくても大丈夫!

米ぬかが無いときは、代用として、米のとぎ汁や生米でもOK。生米の場合は、タケノコ1本で大さじ3だよ

ママは、米ぬかを近所のコイン精米所で貰っているよ。また、お米屋さんで売っていることもあるよ
タケノコ下処理のやり方
タケノコはそのまま置いておくと悪くなるから、朝に掘ったら、その夜か翌日くらいまでには下処理するようにしています。
だから面倒でも、なるべく早く下処理をしちゃいましょう。
- 外側の皮を5~6枚剥く (皮を全部は剥かない)
- 下側の泥が付いているところを、切り落とす
- ボツボツの部分(写真の赤矢印)を包丁で剥く
- 先端を斜めに切り落とす(写真の青線)
- 上から縦方向に切り込みを入れる。こうすることで皮がむけやすくなるよ。ただ中身まで切らないでね(写真の赤線)
- 大きな鍋にタケノコを入れる
- タケノコがかぶるほどたっぷりの水と米ぬか、赤唐辛子を入れて、火にかける
- タケノコが途中浮いてくるので、重しとして皿をかぶせる
- 沸騰したら弱火にして、50~60分ゆでる
- 竹串で刺してみて柔らかくなっていたら、火を止める。固い場合は柔らかくなるまで茹でる
- 一晩そのままで放置
- 翌日にタケノコの皮をむく
- タケノコを水洗いして、米ぬかをキレイに落として、完成♡

11の工程で、米ぬかにつけたままで自然冷却させるがのが、えぐみをとるポイント!だから、必ずそのままで冷ましてね
圧力なべなら時間短縮できる!だが…
圧力なべで下処理すれば、時間短縮できます。その場合は9の工程で、圧がかかったら弱火で15分で火を止めればOK!
でもchayoは圧力鍋での下処理をおすすめしません。理由は…
- 蓋をしているから、本当にタケノコが柔らかくなっているかが確認できない。数が多いときは、ちょいと不安
- 圧力なべの蓋に米ぬかが詰まった…
- 圧力なべが小さくて、タケノコの本数が入らない
だからchayoは基本、ふつうの大鍋で茹でてます。本数が半端なく、多いからね。
タケノコは下処理すると小さくなるよ!
タケノコは下処理すると(皮を剥くと)、最初の1/2? 1/3?くらいまで、小さくなります。
初めて下処理した時、皮を剥けど剥けど、タケノコ本体が見当たらなくって焦ったほど。まぁ、次からは慣れたけどね。
だからあんまり小さいタケノコだと、食べるところはわずかです。
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こんな大きいタケノコも | 下処理すると食べるところは少ない |
下処理ででた大量のタケノコの皮をどうする?
タケノコは下処理すると、写真のように大量にゴミが出ます。この大量の皮を、どうしよう(・・?
生ごみはコンポストを使って堆肥にしているけど、タケノコの皮は分解しにくくて、コンポストにはむいてません。
だからchayoは、自分家の竹林に捨てています。ご近所(ド田舎)では、河原に捨てている人もいるよ。
もちろん燃えるゴミでも出せるけど、エコできるものはしたほうが良い。庭や畑があるなら穴を掘って、埋めておいても◎。
下処理したタケノコの保存はどうする?タケノコレシピは?
タケノコを下茹でしたら、水をはった大きいタッパに入れて、冷蔵庫で保存すれば1週間ほど日持ちするよ。ただし水は毎日変えてね。
chayoは大きいタッパでは足りないので(数が多い)、ボールに水と一緒に入れてます。
ただうっかりと水をこぼすることがあるから、蓋つきの大きいタッパの方がおすすめですね。
尚、冷蔵庫に入れないで常温で置いていたら腐ったことがあるから、必ず冷蔵庫に入れてね。
おすすめタケノコレシピの10選は?
旬の時期に、大量にタケノコを食べまくっているchayoのお気に入りの10レシピを紹介します。
タケノコご飯、鶏肉の煮物、角煮、チンジャオロース、春巻きがchayo家の定番。
他にもメンマ、タケノコシロップ煮(タケノコがデザートに大変身!)は長期保存もできて、おすすめです(^^♪
特にメンマは塩漬けしてから干して、味付けしているから、深い味わいで、ご飯がススム、ススム!
タケノコが食べきれない!冷凍できる?
タケノコが食べきれない場合は、長期保存をするのがおすすめ。
ただ長期保存の定番の冷凍では、タケノコをそのまま冷凍すると、筋だけが残ってフカフカするから、ヒト手間が必要です。
冷凍以外にも、タケノコの長期保存方法として、塩漬けや真空パックもあります。
chayoのおすすめの長期保存は、タケノコ瓶詰め!手間はかかるけど、食感も味も旬のままの美味しさ。1年ほど日持ちするから、1年中タケノコを食べれます♡
おまけ)簡易カマドがあると大量に下処理できて、ガス代も節約!
倉庫に大家さんの置き土産の簡易カマドを発見してから、簡易カマドでタケノコを茹でてます。
竹を燃料にして簡易カマドで下茹ですると、ガスコロンでは50-60分かかるのが30分で柔らかくなって、ビックリ。
しかもこのタケノコで料理したら、ガスコンロよりも、ふっくらと柔らかくで美味しくて、二度ビックリ(*^^*)
鍋が大きいから、大量のタケノコが一度に茹でられるのも嬉しいポイントです。
ってことで、最近はタケノコの下処理も、長期保存用のタケノコ保存瓶を作る時も、簡易カマドで茹でてることが多いです。
簡易カマドは晴れて風のない日限定だし、竹を燃料にしていているから、ずっとカマドの傍にいなちゃいけない。
でもたまにだから、庭に椅子を引っ張り出して、ぼんやり茹でるのも良いもんですよ。
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タケノコの下処理方法&保存方法のまとめ
タケノコの下処理方法と保存方法を紹介しました。
タケノコの下処理は、ぶっちゃけ手間。切るのも、茹でるのも、数が多いと、本当に一仕事!
田舎に移住して5年でかなり手慣れたけど、やっぱり大変ですね。
でもタケノコは食べると美味しいし、春だけの味覚。
しかもchayo家の場合は、敷地にニョキニョキ生えてくるから、持ち前の貧乏根性で下処理して、せっせこ食べてます。
ただし、たくさん食べるとお腹にくるから要注意。chayoは食べまくるから、よく痛くなって、タケノコお休みデーを設けてます。
尚、食べきれない場合は、ヒト手間でも長期保存がおすすめ。それこそタケノコを1年中食べれますよ♡