こんにちは、里山移住者ブロガーのchayo(@bloggers_chayo)です。
たけのこの下茹でには、いつも米ぬかを使ってあく抜きしてます。
でも米ぬかが無い!そんな時のための代用レシピを今回紹介します。
また米ぬかを使わないなら、圧力鍋で時短できるので、その茹で方も併せて紹介します。
たけのこの下処理&下茹では?
たけのこは時間が経つと、灰汁が出てきます。だから早く下茹でするのが美味しさのカギ!
- 外側の皮を剥いて、下側の泥が付いているところとか、ボツボツ部分を切り落とす
- 先端を斜めに切り落とし(写真の青線)、上から縦方向に切り込みを入れる(写真の赤線)
- 大きな鍋にたけのこと材料を入れて茹でる
- 沸騰したら弱火にして、50~60分柔らかくなるまでゆでる
- 一晩そのままで放置 (※最低でも8時間以上)
- 翌日にたけのこの皮をむいて、水洗いしたら完成
詳しい手順はこちらを。米ぬかで下茹でしてます。
たけのこの下処理での米ぬかの代用品は?
たけのこの下茹では、一般的に米ぬかを使います。でも米ぬかが無くても、代用できます。
- 生米
- 米のとぎ汁
- 小麦粉
- 食品用重曹
生米や米のとぎ汁で代用する場合は、ヌカがついていない無洗米はNG。それ以外の米を使ってください。
次に、それぞれの筍下処理の方法を紹介します。
米ぬかの代用品①生米で下処理する場合
たけのこ1本に対して、生米は大さじ1を入れて、水を入れて鍋で茹でます。
生米は洗っていないのを鍋に入れてね!
米ぬかの代用品②米のとぎ汁で下処理する場合
たけのこと米のとぎ汁を鍋に入れて、茹でます。
たけのこ2~3本なら、2~3合分の米のとぎ汁で充分。なるべく濃いとぎ汁を使ってね。
ただし、たけのこがしっかりと浸かるように、とぎ汁が足りない時はお水を足してね。
米ぬかの代用品③小麦粉で下処理する場合
たけのこ1本に対して、小麦粉1/2カップを入れて、水を入れて鍋で茹でます。
尚、茹でた後、そのまま排水溝に流すと詰まることがあるから、気をつけてね!
米ぬかの代用品④重曹で下処理する場合
重曹は水1ℓに対して、小さじ1の量を入れて鍋で茹でます。
ただし重曹を入れすぎると、たけのこが変色したり、柔らかくなったりするから注意!

味の評価を見ると、生米や米のとぎ汁が高いよ♪
おまけ)なぜタケノコは米ぬかを使って下茹でするの?
たけのこの下茹でに米ぬかを入れるのは、
- たけのこからエグミを取り除くため
- たけのこから旨味を引き出すため
たけのこのエグミの正体は「シュウ酸」と呼ばれる成分。
米ぬかに含まれるカルシウムがシュウ酸に作用し、エグミを感じない成分となります。
小麦粉や生米や米のとぎ汁にも、カルシウムが入っているから、代用できるのです。
また重曹は、弱アルカリの性質を持っているから、アクのもととなる成分を溶け出しやすくする働きがあります。

米ぬかに含まれる脂肪分やアミノ酸が、旨味を引き出す作用もあるよ

圧力鍋を使ってたけのこを下茹でする方法は?
圧力鍋を使えば、たけのこの下茹でが大幅に時短できます。
圧力鍋に材料を入れて火にかけて、圧がかかったら弱火にして15分で、火を止めればOK!
あとは翌日、蓋を開けて、たけのこの皮を剥いて、水洗いすれば完成です♪
圧力鍋で筍を下茹でするときの注意点
圧力鍋で下茹ですると時短になるけど、私が経験した失敗は、
- 圧力鍋の蓋に米ぬかが詰まった。米ぬかを使わないで、生米や米のとぎ汁、小麦粉で下茹でする方がベター
- 鍋に規定以上の水を入れすぎない。水があふれます…

私は一度に大量に茹でるから、圧力鍋だと小さすぎて、大鍋で茹でてる。でも少量なら、圧力鍋の方が楽だよ
たけのこの下茹での米ぬかの代用品と圧力鍋を使った下茹のまとめ
たけのこは鮮度が命。時間が経つと、エグミが出てしまいます。

米ぬかが無いから、買いに(貰いに)行かないと!
こんな時は、今回紹介した生米や米のとぎ汁、小麦粉、重曹で下茹でするのがおすすめです。
それに米ぬかを使わないなら、圧力鍋でササって茹でることもできますよ♪
ちなみにchayo家は田舎暮らしで、家の敷地にたけのこがジャンジャン生えます。
春にはジャンジャン茹でて食べまくっている、そんなchayoのたけのこレシピがこちら。
またいっぱい収穫できたり、もらったときは、こちらの長期保存がオススメ。せっかくの春の恵み、美味しく食べましょー!