こんにちは、里山移住者ブロガーのchayo(@bloggers_chayo)です。
手作り味噌を作る時の保存容器は、甕(かめ)とプラスチック製では、どっちが良いの?」
こんな疑問に、ここ4年ほど手作り味噌を仕込んでいるchayoが答えます。
甕だと重いし、割りやすい。だから私のおすすめは、軽くて扱い易いプラスチック容器!
プラスチック容器と甕の両方で仕込んでみたけど、私のおすすめは断然、プラスチック容器。
だからここ2年は甕は使わず、プラスチック容器で仕込んでます。
尚、カビ対策としては甕が良いかと思ったけど、むしろ甕の方がカビ生えました。
手作り味噌の保存容器は?
約7kg分の手作り味噌を仕込んでいるけど、その保存容器は下記の2つ。
- 昔ながらの甕(カメ)
- プラスチック容器
次に、それぞれの容器で味噌を仕込む、メリットとデメリットを紹介します。
手作り味噌で甕(かめ)を使うメリットとデメリット
甕は昔から、保存食づくりに使われています。
手作り味噌のベテランさんからも、甕を薦められました。
手作り味噌で甕を使うメリット
- 暖まりにくく冷えにくいから、外気の影響を受けにくい (長期保存に適している!)
- 塩分に強い
- 匂いがつきづらい
- 長年、使用できる!
手作り味噌で甕を使うデメリット
- 重くて、作業がやりにくい
- 倒すと、割れるかもしれない
- 高い (9リットル蓋つきで5000円くらい)
- 使用していたら、甕の内側をこすってしまって剥げた… (←使いづらくなった)
こちらが甕。古い家を借りて住んでいて、倉庫に眠っていたのを発見し、使用してます。
まぁ、だから使っていたら、内側がボロッと一部剥げちゃったんだけどね。
甕はプラスチック容器よりも、かなり重いから、ぶっちゃけ作業がしにくい。それにメリットも実感しずらいです
手作り味噌でプラスチック容器のメリットとデメリット
今はホームセンターでも売っているのが、プラスチック容器。種類も豊富です。
手作り味噌でプラスチック容器を使うメリット
- 軽くて作業がしやすい
- 安い! (11リットルでも2000円くらい)
- 落としても割れない
- ホームセンターでも売っていて、手に入りやすい
甕と違って倒しても割れないので、安心感もある。それに出来上がりの味噌を出すとき、軽いから作業が楽♪
私はホームセンターで見つけた「味噌用」のプラスチック容器を愛用。「味噌用」と言われると安心だからね。
ちなみに6型(6.5リットル)と11型(11リットル)の2サイズあります。
手作り味噌でプラスチック容器を使うデメリット
- ものによって、酸や塩に弱いものがある
- 長年使用すると化学物質が溶けて、異臭がすることがある
プラスチック容器はビニール袋を使うと良いよ!
上にあるようにプラスチック製は、酸や塩分に弱いというデメリットがある。
でも容器にビニール袋をかけて、その中に味噌を詰めれば、塩分が触れないから大丈夫!
しかもビニール袋の口を空気を抜いて縛ることで、カビ防止にもなるよ (←超重要)。
ビニール袋、マジでおすすめ。chayoは以下のようにして、手作り味噌を仕込んでます。
容器にビニール袋をセットし、ホワイトリカーで殺菌。底に塩をふってから、味噌を詰める | 詰め込んだ味噌の表面に塩をふったら、空気を抜きながらビニール袋の口を閉める |
中蓋を置いて、ビニール袋に入れた重しをする | 蓋をして、マスキングテープで日付を書いて冷暗所で保存。さらに容器をビニール袋に入れておくとホコリ防止になるよ |
ビニール袋の底と、味噌の表面に塩を振っているのは、カビ防止です
ママは、ホワイトリカーを百均のスプレーボトルに詰めて、それをプシュっとして殺菌しているよ。殺菌も大事!
手作り味噌の保存容器は、どっちがおすすめ?
もう既に話してますが、私のおすすめは、プラスチック容器。理由は、軽くて、扱い易いから!
甕だと倒したら割れるかもと、慎重になるんですよ。しかも重い。
仕込みの時もだけど、出来上がってからの出し入れでも、あんまり重いと腰を痛めます。
もちろんプラスチック製が安いってのも、おすすめ理由。せっかく甕を買っても、味噌作りが嫌になったら、もったいないからね。
ママは基本ケチだから、安さを重要視!慣れてきたら、こだわることもある。でも、まぁ、ママは基本は安い物のままだけど(笑)
甕(かめ)でないと、手作り味噌はカビが生える?
ご近所に手作り味噌を長年作っているベテランさんがいて、初年に教わった時
友人がプラスチックの保存容器で仕込んでいたけど、カビが生えていたよ。絶対に甕が良いよ!
こんなことを言われたら、新米としては甕を使うってもんです。家の倉庫にあったし。
でも甕で仕込んで、ウキウキで10か月後に開けてみたら、ドン引きレベルのカビが…(泣)。
その教訓を生かし、2年目にしっかりとカビ対策をし、甕とプラスチックの両方で仕込み。
1年後に開けたのが、こちら。プラスチック製ではほぼ生えず、甕の方が生えてました。
分かったこと。手作り味噌の天敵のカビは、プラスチック容器や甕に関係なく、カビ対策をしっかりする方が大事です!
プラスチックではビニール袋の中に味噌を入れたけど、甕では入れなかった。ビニール袋に入れたのが、良かったんだろうな
chayoがやっている手作り味噌のカビ対策はこちら。カビ対策、超大事です!!
手作り味噌のカビが生えても、そのカビを除去すれば、残りは食べれます。
なのに初年はあまりのカビの量にビビッて、厚く削りすぎて失敗した(泣)。
おまけ)手作り味噌の他の保存容器は?
手作り味噌の保存容器には、プラスチック製と甕(カメ)以外にも、以下があります。
- ホーロー
- ガラス瓶
- (少量なら)ジップロック
- (業者向け?)木桶
甕と同じく長期保存に向いていて、見た目も可愛いホーローも人気あります。
ただし傷がつくと、そこから錆ることがあるから、注意してね。
少量の味噌を仕込むなら、ガラス瓶やジップロックを使うのも良いよ♪
おまけ②)手作り味噌の保存容器の大きさは?
手作り味噌の保存容器の大きさは、出来上がりの味噌の量によって変わります。保存容器の目安はこちら。
尚、chayoは出来あがり味噌が約7キロだから、7リットル以上の容器です。
味噌の量 | 容器の大きさ |
1㎏ | 1リットル以上 |
3㎏ | 3リットル以上 |
5㎏ | 5リットル以上 |
8㎏ | 8リットル以上 |
小さい容器しかないなら、2つにわけて仕込んでもOK!
手作り味噌の保存容器のまとめ
手作り味噌の保存容器として、甕(カメ)とプラスチック製の両方を使ったけど、おすすめはプラスチック製!
心配したカビは、プラスチック容器の方が生えなかった。それに軽いから、作業が楽です。
甕は重いから、腰に負担がかかるんですよ。だから3年目以降は甕を止めて、プラスチック製の保存容器だけに仕込んでます。
手作り味噌を作るのは手間。でも出来上がった味噌は美味しくて、特に手作り味噌で作る味噌鍋は最高です(^^♪
chayoの手作り味噌の作り方はこちら。圧力鍋で大豆を茹でて作ってます。
ついでに手作り味噌を作ってみて、あった方が良いと思った道具をこちらに紹介します。大きな鍋は必須レベルです!
最後に、出来上がった手作り味噌を入れる味噌ポットも、あります。こちらは人気のホーロー製で、市販の味噌もそのままポンと入れておくこともできますよ。