こんにちは、里山移住者ブロガーのchayo(@bloggers_chayo)です。

初めて手作り味噌を作る時、迷ったのが、保存容器。

保存容器には、昔ながらの甕(かめ)もあるけど、今はプラスチック容器もあるし、他もある。

「甕とプラスチック製では、どっちが良いの?」

これで悩み、初年は甕(カメ)。翌年は両方で仕込んだので、その感想です。

手作り味噌の保存容器は?

7.5キロ分の手作り味噌を仕込んでいるけど、保存容器は下記の2つで仕込みました。

  • 昔ながらの甕(カメ)
  • プラスチック容器

次に、それぞれの容器で味噌を仕込む、メリットとデメリットを紹介します。

手作り味噌で甕(かめ)を使うメリットとデメリット

甕は昔から、保存食づくりに使われています。手作り味噌のベテランさんからも、甕を薦められたよ。

手作り味噌で甕を使うメリット

  • 暖まりにくく冷えにくいから、外気の影響を受けにくい (長期保存に適している!)
  • 塩分に強い
  • 匂いがつきづらい
  • 長年、使用できる!

手作り味噌で甕を使うデメリット

  • 重くて作業がしにくい
  • 倒すと、割れるかもしれない
  • お高い (9リットル蓋つきで5000円くらい)
  • 使用していたら、甕の内側をこすってしまい、剥げた… (←使いづらくなった…)

こちらがchayo家の甕。古い家を借りて住んでいて、大家さんの置き土産。倉庫に眠っていたのを発見し、使用してます。

まぁ、だから使っていたら、内側がボロッと一部剥げちゃったんだけどね。大家さんに感謝!

ママ

甕はプラスチック容器よりもお高いし、倒したら割れるし、重い。ぶっちゃけ、作業がしにくいです

手作り味噌でプラスチック容器のメリットとデメリット

手作り味噌でプラスチック容器を使うメリット

  • 軽くて作業がしやすい
  • 安い! (11リットルでも2000円くらい)
  • 落としても割れない
  • ホームセンターでも売っていて、手に入りやすい

手作り味噌でプラスチック容器を使うデメリット

  • ものによって、酸や塩に弱いものがある
  • 長年使用すると化学物質が溶けて、異臭がすることがある

ホームセンターで見つけたこちらの味噌用のプラスチック容器。初心者にとっては、「味噌用」と言われると安心。

ちなみに6型(6.5リットル)と11型(11リットル)の2サイズ。

ママ

容器から異臭がしたら、プラスチック容器の替え時だよ!

プラスチック容器ではビニール袋を使うと良い!

プラスチック製だと、酸や塩分に弱いというデメリットがある。でも容器にビニール袋をかけて、その中に味噌を詰めれば、塩分が触れないから大丈夫!

しかもビニール袋の口を空気を抜いて縛ることで、カビ防止にもなるよ (←超重要)

ビニール袋、マジでおすすめ。chayoは以下のようにして、手作り味噌を仕込んでます。

容器にビニール袋をセットし、ホワイトリカーでプシュッ。底に塩をふってから、味噌を詰める 詰め込んだ味噌の表面に塩をふったら、空気を抜きながらビニール袋の口を閉める
中蓋を置いて、ビニール袋に入れた重しをする 蓋をして、マスキングテープで日付を書いて冷暗所で保存。さらに容器をビニール袋に入れておくとホコリ防止になるよ
ママ

ビニール袋の底と、味噌の表面に塩を振っているのは、カビ防止です

愛犬

ママは、ホワイトリカーを百均のスプレーボトルに詰めて、それをプシュっとして殺菌しているよ。殺菌も大事!

手作り味噌の保存容器は、どっちがおすすめ?

chayoのおすすめは、プラスチック容器です。理由は、軽くて、扱い易いから!

甕だと倒したら割れるかもと、慎重になるんですよ。しかも重い。

特に大量に仕込む人には、重さは大事。あまりに重いと、マジで腰を痛めます。

しかもコレ、仕込みの時はもちろん、味噌が出来上がってからも同じ。

chayoはある程度の味噌をタッパに入れて料理に使っているけど、無くなるたびに保存容器から取り出してるけど、これが甕だと重くて手間なんですよね。

もちろんプラスチック製が安価なのも、おすすめ理由。せっかく甕を買っても、味噌作りが嫌になったら、もったいないからね。

愛犬

ママは基本ケチだから、安さを重要視!慣れてきたら、こだわることもある。でも、まぁ、ママは基本は安い物のままだけど(笑)

甕(かめ)でないと、手作り味噌はカビが生える?

ご近所に手作り味噌を長年作っているベテランさんがいて、初年に教わった時

おばさん

友人がプラスチックの保存容器で仕込んでいたけど、カビが生えていたよ。絶対に甕が良いよ!

こんなことを言われたら、新米としては甕を使うってもんです。

でも甕で仕込んで、ウキウキで10か月後に開けてみたら、ドン引きレベルのカビが…(泣)。

その教訓を生かし、2年目にしっかりとカビ対策をし、甕とプラスチックの両方で仕込み。

1年後に開けたのが、こちら。プラスチック製ではほぼ生えず、むしろ甕の方が生えてました。

分かったこと。手作り味噌の天敵のカビは、プラスチック容器や甕に関係なく、カビ対策をしっかりする方が大事です!

ママ

甕ではビニール袋に味噌を入れず、プラスチックのみ入れた。それもカビ対策として良かったんだろうな~

chayoがやっている手作り味噌のカビ対策はこちら。カビ対策、超大事です!!

手作り味噌のカビが生えても、そのカビを除去すれば、残りは食べれるよ。尚、初年はあまりのカビの量にビビッて、厚く削りすぎて失敗した(泣)

おまけ)手作り味噌の他の保存容器は?

手作り味噌の保存容器には、プラスチック製と甕(カメ)以外にも、以下があります。

  • ホーロー
  • ガラス瓶
  • (少量なら)ジップロック
  • (業者向け?)木桶

甕と同じく長期保存に向いていて、見た目も可愛いホーローも人気あるよ。ただ傷がつくと、そこから錆ることがあるから、注意してね。

ママ

少量の味噌を仕込むなら、ガラス瓶やジップロックを使うのも良いよ♪

おまけ②)手作り味噌の保存容器の大きさは?

手作り味噌の保存容器の大きさは、仕込む量。つまり出来上がりの味噌の量によって変わります。容器の目安はこちら。

ちなみにchayoは大豆2キロ、麹2キロ、塩0.8gで、出来あがり味噌が約7.5キロだから、7.5リットル以上の容器です。

味噌の量 容器の大きさ
1㎏ 1リットル以上
3㎏ 3リットル以上
5㎏ 5リットル以上
8㎏ 8リットル以上
愛犬

小さい容器しかないなら、2つにわけて仕込んでもOK!ママも2つに分けて仕込んでるよ

手作り味噌の保存容器のまとめ

手作り味噌の保存容器として、甕(カメ)とプラスチック製の両方を使ったけど、おすすめはプラスチック製

落としても割れないから安心して作業できるし、何よりも軽い。作業が、断然楽です。

甕は重いから、腰に負担がかかるんですよ。だから3年目以降は甕を止めて、プラスチック製の保存容器に仕込んでます。

手作り味噌を作るのは手間。でも出来上がった味噌は体に良いし、美味しい。手作り味噌で作る味噌鍋は、最高です(^^♪

chayoの手作り味噌の作り方はこちら。圧力鍋で大豆を茹でて作ってます♪

ついでに手作り味噌を作ってみて、あった方が良いと思った道具をこちらに紹介します。大きな鍋は必須レベルです!

最後に、出来上がった手作り味噌を入れる味噌ポットも、あります。こちらは人気のホーロー製で、市販の味噌もそのままポンと入れておくこともできますよ。