こんにちは、里山移住者ブロガーのchayo(@bloggers_chayo)です。
テメレア戦記って面白いって聞くけど、面白いの?
こんな疑問に、ファンタジー好きで、テメレア戦記が好きなchayoが答えます。
テメレア戦記シリーズの各本のあらすじと、特徴を紹介します!
テメレア戦記には、ドラゴンが出てきます。このドラゴンが、面白い。
ドラゴンにはいろんな種類がいて、長距離飛行が得意な子もいるし、夜目が聞く子もいるよ。
そこらへんがしっかりしているから、ファンタジーなんだけどリアリティーがあって、楽しいよ!
テメレア戦記シリーズのラインナップは?特徴は?
テメレア戦記は、日本では那波かおりさんの翻訳による日本語版が、第1巻~第6巻まで発売されています。
話が連続しているから、最初の巻から順番に読んでね!
テメレア戦記シリーズの特徴は?
テメレア戦記は、実在する国や人物が登場します。
でも古代からドラゴンがいて、人は飛行機や車の代わりに、ドラゴンで移動するというパラレルワールド。
ファンタジー小説でありながら、歴史改変SFでもあります。
ナポレオン戦争時代(1799~1815年)のイギリスが舞台で、ナポレオンがいるフランスと戦争中。
空軍は、ドラゴンに乗って戦闘するから、ドラゴンは重要な戦闘力。
ちなみに郵便や指令などの密書を届けるのも、ドラゴンの役目。だから、ドラゴンはとっても重要なんです。
別のアニメの影響なのか、「ドラゴン1匹に1人が乗る」というイメージでいたけど、テメレア戦記は違います。大型のドラゴンには、射撃手や見張りなど、たくさんの人が乗って戦うよ!
テメレア戦記(1)「気高き王家の翼」のあらすじ
主人公はイギリス海軍に所属する、リライアント号の艦長のローレンス。ある日、フランス軍から奪い取った船にあったのは、孵化寸前のドラゴンの卵。
ふつうならドラゴンの卵が手に入れば、多額の賞金が貰えて大喜び。だが、卵が孵化寸前だったことで問題が発生!
孵化してすぐにドラゴンは担い手を選び、しかも担い手を変えることが基本ない。
そしてこの担い手にローレンスが選ばれたことで、ローレンスの人生は一転。
産まれたドラゴンを「テメレア」と名付け、テメレアとの新しい生活がStartします!
テメレアはドラゴンの先進国である中国産で、とっても貴重で、そのポテンシャルは未知数。話が進むにつれて、テメレアはどんどん才能を開花させていくよ!
テメレア戦記(Ⅱ)「翡翠の玉座」のあらすじ
テメレアが中国では皇帝の一族だけが乗れるという貴重なセレスチャル種のドラゴンだと判明。
もともとフランスの”皇帝”を名乗るナポレオン”個人”へ中国が卵をプレゼントしたものを、ローレンスたちが奪い取ったというのが真相です。
心配していた通りに、中国使節団がイギリスにやってきて、テメレアの返還を求めてきます。
イギリスは中国と揉めたくないが、テメレアがローレンスとが離れることを断固拒否!
揉めに揉めて、最終的にテメレアとローレンス、クルー一同と一緒に中国まで航海することに!
果たして、テメレアは中国まで無事にたどり着けるか?そして中国側の真意とは??テメレアとローレンスは引き離されてしまうのか?どうなる??
ナポレオンにテメレア(卵)が贈られた理由にも驚いたけど、最後の皇帝の〇〇という裏技には、ビックリしました!
テメレア戦記(Ⅲ)「黒雲の彼方へ」のあらすじ
なんとかテメレアと引き離されずにすんだローレンス。テメレアも一緒にイギリスに戻ることに。
だが、マカオに戻ったところで、レントン空将から緊急の命令書が届く。
内容はオスマン帝国のイスタンブールからドラゴンの卵3個を受け取り、速やかに帰国するようにとのこと。
しかもそのタイミングで、今まで航海していたドラゴン甲板で火事が発生し、修理に数カ月かかることに。
そこで命令書を運んできたサルカイを案内人として雇い、テメレアに乗って大陸を横断し、イスタンブールを目指すことに!
砂漠を超える、まさに波乱万丈の旅が始まります。
テメレアを憎む白ドラゴンのリアンが登場し、まさかの展開に!
テメレア戦記(Ⅳ)「象牙の帝国」のあらすじ
1年ぶりにイギリスへ戻ったローレンスは、驚愕する。
なんとイギリス中のドラゴンが竜病におかされ、戦うことはもちろん、飛べることすらできない状態だったのだ!
竜病により、既に何頭ものドラゴンの命が奪われていた。治療法がなく、このままではドラゴンが全滅するのも時間の問題…。
しかも病にかからないように隔離されていたテメレアまでもが、誤まって、リリーたちが臥せっている砂場に落ちてしまう。
テメレアも竜病にかかってしまうと心配したが、テメレアだけは発病の兆しがない。なぜ…!?
テメレア戦記(Ⅴ)「鷲の勝利」のあらすじ
構築中
テメレア戦記(Ⅵ)「大海蛇の舌」のあらすじ
構築中
テメレア戦記の第7巻以降はいつ発行される?
日本では第6巻までの発刊ですが、著者ナオミ・ノヴィクさんが住むアメリカでは、2016年に第9巻(原題「Leafue of Dragons」)が発売されてます。
第9巻で、第1巻から続くナポレオン戦争を題材とした物語は完結とのこと。
日本では2015年に第6巻が発売され、それ以降は2020年現在も発売されていません。
「続きの第7巻~9巻も読みたい!」とググったら、翻訳者の那波かおりさんのツイートを発見!
どうやら残り3巻の版権を購入してくれる版元があらわれないと、続きの発行は厳しいと。
しかもいくつかの出版社に持ち込んでいるけど、良い返事が貰えていないとのこと。続きが読みたいのに~(´;ω;`)ウゥゥ
あのう、ちゃんと届いてほしい人に届くかどうかわからないけれど、ここに書きます。ナオミ・ノヴィクの新作が出ると(いや出ないときでも)、それとなく入ってくる『テメレア戦記』はどうした? の声。シリーズ訳者としては訳したいです。でもこればっかりは訳者の気持ちだけではどうにもなりません。
— NAWA, K (@kapponous) March 19, 2020
みんな~、お願い。テメレア戦記を読んでーー!そうすれば、続きを発行してくれる版元が現れるかも!(期待)
おまけ)テメレア戦記の映画化は?
テメレア戦記には映画化の話がありました。当時は本の帯にも、「映画化決定!」と表記されていたそうな。
「ロード・オブ・ザ・リング」や「ホビット」の監督として有名なピーター・ジャクソン氏が、2006年にテメレア戦記シリーズの映画化権を取得したからです。
でも結局は残念ながら映画化されず、2016年2月には、権利が著者に戻っています。
そして2020年11月時点でも、映画化の話はありません。残念!
映画化してほしい。映像のテメレアが見たいし、ローレンスとテメレアの掛け合いが見たい!
テメレア戦記シリーズのまとめ
chayoは、テメレア戦記の世界観が好きです。
ドラゴンは担い手を選んだら、その担い手との絆は切れない。その一途さが、本当に可愛いんですよね。
ドラゴンは戦闘するし、獰猛な面もある。でも人と話をするし、知性もあるし、本当に特別な存在です。
またドラゴンの種類によって、特徴が全然違うのも面白い。
体が巨大で力が強い子もいれば、飛びスピードが超速い子もいるし、長距離飛行が得意な子もいる。夜目がきく子がいれば、強酸を吐く子もいるし、炎を吹く子もいる。
そういういろんなドラゴンがいるのが、楽しいです(*^-^*)
ちなみにテメレアは、知性が高いし、ホバリングができるし、高速飛行ができる。さらに「咆哮」という大ワザもあるよ!
もし実物がいたら、怖くて逃げると思う。でも本を読んでいると、とにかくドラゴンが可愛いくて、特にテメレアがキュート♡
尚、テメレア戦記を読むきっかけは、著者ナオミ・ノヴィクさんの別の作品の「ドラゴンの塔」。
この本があまりにも面白くて、衝撃的だった。だからノヴィクさんの別の本の「テメレア戦記」を試しに読んでみたら、はまったという流れです。
その「ドラゴンの塔」を含めて、ファンタジーのおすすめ本をこちらで紹介してます。読書で、おうち時間を楽しみましょー(*^-^*)