こんにちは、里山移住者ブロガーのchayo(@bloggers_chayo)です。

娘は成長が遅くて、発語も年少からだし、同年代の子と同じことはできません。

そんな娘が年長になった途端に、保育園の先生から話があって、子供の小学校選びに向けての活動がスタート!

ドタバタしながらIQ検査を受けたり、発達支援の専門の病院に行ったり、就学相談したり、学校見学をしたりetc。

結局、特別支援クラスを選択したけど、あまりにドタバタしたので、今回chayoが行ったことをまとめてみました。

ただし私が住む大垣市のケースなんで、各市町村によって違うかも。参考程度にしてね。

ママ

成長が遅い子の場合、親がしっかりと情報を知っておくのが大事だよ

就学に向けてのスケジュール

こちらが大垣市からもらったスケジュール

<<夏休み中(7月~8月)>>
◆就学に関わる教育相談
⇒ 小学校で特別な支援を必要とする心配がある場合の相談です。<<夏休み中 ~9月>>
◆園への訪問
⇒ 市教育支援委員会の委員が各園を訪問し、5歳児の教室を参観します。小学校で特別な支援が必要かどうかを参考にします。<<10月>>
◆就学時健康診断
⇒ 各小学校で行います。園から連絡があります。市の広報にも掲載されます。<<11月>>
教育支援委員会から必要がある場合、就学先についてのおすすめをします。
◆就学のための教育相談
⇒ 就学先に迷いや不安がある場合の相談会です。<<1月>>
◆入学通知書を送付します。<<2月>>
◆小学校1日入学A
◆小学校1日入学B
⇒ 入学説明会及び講演会、園児と小学生との交流、体験などがあります。入学通知書といっしょに案内が送付されます。

 

ママ

これだけ見ると7~8月から動くように見えるけど、甘い。実際は4月からスタートだよ!

4月から就学相談に向けて活動スタート!まずは検査と医者に通う

保育園の年長になった途端に言われたことは、7月からの就学相談を受けた方が良い。

そして相談の前に、以下を受けること勧められました。

  • 医師の診断
  • IQテスト

医師の診断を受ける

大垣には子供の発達専門で有名な井川クリニックがあって、そこの受診を薦められました。

予約を取るために電話したとき、「保育園年長で就学相談です」と伝えたらスムーズに予約が取れました。慣れてます。

病院へは5月から子供と一緒に通い始めました。娘の成長が遅い原因が体幹が弱いせいだと教えてもらえたから、通い始めてよかったよ。

尚、病院へ持っていくために、通っている療育や保育園に書類の作成をお願いしてます。

就学相談前になると病院は激込みになる!

井川クリニックは、就学相談の頃になると激込みになるとのこと。

chayo家は4月に予約して5月末に受診できたけど、6~7月ころに電話だと数カ月待ちがよくあるとのこと。

尚、井川クリニックの先生は、子供の就学を決める教育支援委員会の一員。

だから通っておいた方が、子供の就学がスムーズに進むというのもあるだろうね(‘ω’)ノ

ママ

小学校に入学後も定期的に通って、娘の成長についてアドバイスをもらってます

IQテストを受ける

IQテストは、保育園からお願いして実施してもらいました。っていうか、ほとんどが保育園を経由してお願いします。

検査の場所は通っている保育園。検査も担当の先生が保育園に直接やってきました。

だから親としては「検査の様子」を、保育園の先生から後で教えてもらうだけ。

尚、娘は普段と違うとパニックになってしまう性格で、普段通りの力を発揮できなかった模様。

IQテストの結果の説明を受けたよ

検査から1~2週間くらい後。検査を担当した先生が保育園にやってきて、親と保育園の先生に検査結果を説明してくれました。

娘はIQが低く、それまで視野に入れてなかった「特別支援学級」について提案されました。

そこで娘の小学校として、今まで特別支援学級を考えていたけど、特別支援学校も視野に入れて進めることになりました。

成長が遅い子の就学コース

ここで成長が遅い子には、以下の3つの就学コースがあります。

  • 普通学級に通いながら、週1回の通級に通う
  • 特別支援クラスに通う
  • 特別支援学校に通う

これらの詳しいことはこちらで確認してね。

娘の入学候補の学校見学をスタート!

IQテストと医者の診断から、特別支援クラスと特別支援学校を視野に入れることになったは良いけど、

特別支援クラスってどういうクラスの?特別支援学校って?

どちらも、よく分からない。そこでまずはそれぞれの学校を見学することに。

尚、発達支援専門の先生からも「親が学校を見学して、それで決めることが大事」だとアドバイスを受けました。

特別支援学校の説明会&体験入学に参加!

私の場合は3回、特別支援学校に行きました。

  • 6月…親だけ参加の特別支援学校の説明会
  • 7月…体験入学の前に、子供を連れて説明会
  • 9月…子供と一緒に、特別支援学校の体験入学に参加

6月と7月の説明会は親だけ参加。特別支援学校についての説明を受けて、実際に通っている子供たちの様子を見せてもらいました。

9月の体験入学では子供を預かってもらい、その間に先生から詳しい説明を受けました。

愛犬

特別支援学校の説明会の申込期限は5月までとかなりタイト。検討中の人は、早めに動いてね

特別支援学校の説明会&体験入学にして分かったこと

分かったのは、特別支援学校には肢体不自由だったり、知的障害の重い子も通っていること。

勉強よりも、成長して大人になった際に、「自分のことを自分でできるように自立する」ことを目標に過ごしているということ。

先生の数も多くて、支援は手厚いです。

ただ大垣市に1校しかなく、おまけに大垣市近隣の市からも生徒が集まっています。

家からも遠く離れていて、スクールバスはある。でも希望者が多くて、小学生は親の送迎が基本となっています。

特別支援クラスの見学&先生と相談をした!

特別支援学校と並行して、特別支援クラスへの見学を保育園経由でお願いし、6月に特別支援クラスの見学をしました。

普通学級の小学校の中に、特別支援クラスがあります。在籍も、特別支援クラスと普通クラスの両方。

どちらの教室にも机があり、体育、音楽など教科によっては普通学級のクラスで授業を受けます。

支援学級クラスでの授業を1時間ほど見学してきたけど、学年がバラバラなのもあって、1人の先生が各生徒にプリント学習をさせてました。

特別支援学級の雰囲気がわかって、なんとなく安心できました。百聞は一見に如かずです。

また先生から「疑問があればいつでも相談にのります」と言われたのもあり、その後8月に、再び相談へ行きました。

教育相談で市の担当者からいろいろ言われ不安になったけど、先生と話して、心配が杞憂だったことが分かりました(*^-^*)

8月に市の教育相談に行ってきた!

8月に就学にかかわる、市が主催の教育相談に行ってきました。子供と一緒の参加です。

部屋には、担当の先生が2人いました。自己紹介がなかったから推測だけど、1人が市役所の担当。もう1人が支援学級の先生?だと思う。

そして最初に言っておきますが、この相談会はかなり不愉快でした。市役所の担当者だと思われる人の態度が、もう偉そうで、嫌な感じ。

開口一番「何が聞きたいんですか?」。あの、事前に相談したいこと書いて提出してあるよね?

威圧的な雰囲気にビビりながら、検査結果や病院に通っていることetcを話し、「特別支援学校か特別支援クラスかを迷っている」ことを伝えると、

おばさん

椅子にジッと座れない子だと、特別支援クラスでは苦労します。あなたの子供は、特別支援学校が良いです!

…そう、特別支援学校をやたら推してきたのです。娘の様子をちゃんと見て話しをするならまだしも、ほとんど見ていなかったのに。

私の邪推だが、「特別支援クラスを推して、もし子供が付いて行けなくてクレームがきたら困る。だから特別支援学校を推している」と感じた。

いかにも、お役所仕事って感じ┐(´д`)┌ヤレヤレ

ちなみに「特別支援学校は遠いから」と言ったら、「バスがあるから大丈夫です!」の返答。

でも特別支援学校の体験入学時に先生から、「バスは希望者がいっぱいで、低学年のうちは親の送迎が基本です」とのこと。

実際の現場を分かってないで発言する人いるから、気をつけて!苦労するのは、親と子供です。

ママ

ちなみに小学校の先生から、普通学級に通う子でも最初は椅子にジッと座っていられない子もいるとのことだよ

子供の就学相談会での収穫は?

でもそんな相談会でも収穫はあって、おそらく支援学級の先生だろう人は娘の様子を見て、「〇〇ができるね」と、できることをメモしていたし、アドバイスも貰えました。

それにこれで市教育支援委員会のルートには載ったから、行ったかいはあったと思っています。

っていうか、この相談会に行かないのはダメと言われているし。

ちなみに保育園の先生にガッツリ文句は言っておきました。先生、苦笑い。(八つ当たり?)

愛犬

ママの数少ないママ友も、相談会は嫌な人で、子供を見ないでやたら決めつけていたと。二人で愚痴ったけど、同じ人だった?

ママ

市の担当者もいろんな人がいるから、どんな人があたるのかは。みんなは良い人とあたることを願います!

後は子供の就学先の提案を待つ!

市教育支援委員会が動いて、市教育支援委員会の委員が保育園へ行って、娘の様子を見学します。

その後に数回の会議をして、11月に娘の就学についての提案がされます。

その会議の前に親の意見も出しておき、市教育支援委員会と合意形成し、娘の就学先が決まります。

2月に通知がきて、正式に決定です。

その間、実際に親が動いたことは特になかったです。意見を出したら、後は待ってました。

ママ

私はしなかったけど、市教育支援委員会から提案がきてから、相談も受けられるよ

最終決定は親の意見だよ!

我が家の場合、親も保育園の先生も、「特別支援クラス」を選んでいたので、スムーズな決定でした。

でも揉めるケースもあり、多い(らしい)のが「特別支援クラス」を提案しても、親が受け入れずに、「普通学級+通級」を希望するケースがあるとのこと。

さらにそこで問題になりやすいのが、普通学級には入れても、親の希望する「通級」が受けられないケースもあるとのこと。

コレ、療育でのセミナーでも言われたから、よく揉めるんだろうな。

ママ

最終的な決定は親になるから、提案が来る前に学校見学をしたりと、親としてできる限りのことはしておいた方が良いよ!

就学先は途中で変えることはできる!

大垣市の場合は、1年ごとに就学先が決められます。

「1年生で支援クラスを選択したら、6年間ずっと支援クラス」というわけではないよ。

それにどうしても合わなければ、学校を変えるという選択肢もあるしね。

特別支援クラスを選んだよ!

我が家は2つの小学校を見学し、娘にあっているのは特別支援クラスだと、私もパパリンも判断。

小学校1年生から特別支援クラスに通い、もうすぐ4年生になるので、振りかえってみた感想がこちらです。

娘は楽しそうに通っているし、学力も身についているので、特別支援クラスで良かったです。

ママ

小学校の先生から、普通学級で卒業できそうだから、4年生からは少し普通学級で受ける授業を増やしてもらう予定です♪


就学に向けて他にやったこと

7月に、通っている療育での就学セミナーを受けました。

このおかげで通級や特別支援学級などの基本的なことを知ることができました。

子供の就学先でやったことの感想&まとめ

初めての子供だし、とにかく分からないことだらけで、かなりドタバタしてました。

でも保育園の先生から4月になって直ぐに教えてもらい、早目のスタートダッシュができた。

それに分からないを先生に相談したり、見学したりして、どん欲に情報を集めました。

そのおかげで、子供の就学先を納得できて選べたからよかったです。

特に特別支援クラスや特別支援学校を見学したことで、どんなクラスかわかって良かった。

尚、親の見栄ではなく、子供にとって良いだろう学校先を選んでくださいね(‘ω’)ノ

他にも医者から教えてもらった成長を促す方法として、家で迷路をやったり、ハサミ練習をしたり、トランポリンをしたり、いろいろ実践しています。娘もググっと成長中!

ママ

保育園年長から、家で迷路や平仮名の練習をする時間を毎日したので、小学生になってから「宿題」をやるのにつながりました♪

療育のセミナーで、就学前に大事なことは文字の読み書きじゃなくて、傘を畳んだりといった生活力だと教わりました。生活力、大事です!