こんにちは、里山移住者ブロガーのchayo(@bloggers_chayo)です。
成長が遅い娘が週1回通っている療育で、保育園年長の子供をもつ親向けに「就学」についてのセミナーがあったので、参加しました。
そのセミナーで就学先の基本も学べたけど、他の大事な事を教えてもらったので、今回まとめました。
小学校になるまでにやっておくことは、文字の読み書きではなく、生活力を育んでおくこと。
子供が小学生になるまでに、子供の生活力を育てましょー!
尚、セミナーの講師は長年療育の現場に携わっているベテラン先生です。
先を見通した子育てが大事!
先を見通した子育てが大事です。
実際に子供が大きくなり就労してから困るのは、これらの基本的なこと
- 挨拶ができない
- 身だしなみができない
- 片付けができない
- 言われたことをすぐに忘れる
- 自由な時間や余暇が苦手
小学校で困ること・困らないこと
実際に子供が小学校で困ることは、
- 傘をさす、傘を片付ける
- ランドセルカバーのつけ方、片づけ方
- 小学校の準備
- ボタンをかける
- 服を畳む
- 算数セットの片づけ
- 鉛筆の正しい持ち方、箸の正しい持ち方
- 給食エプロンのつけ方
- 困ったときに「困った」と言う
就労先で困ることも、これらの小学校で困ることも、家庭で教えられること。
特に子供が新しいことは苦手なら、保護者と一緒に先に経験しておくことも大事です。
娘が傘を畳むのにモタモタしてるから、私がやっていたけど反省。時間がかかっても娘に練習させるようにしました
子供が小学生になるまでに大事なのは生活力!
子供が小学生になるまでに、文字の読み書きを練習させようと頑張っていました。
でもセミナーで大事なのはそういうことではなく、生活力だと教わりました。
その後に特別支援クラスの先生と話をしたときも、小学生になるまでに大事なのは「文字をかける」ではなく、トイレや食事、鉛筆の持ち方etcと言われました。生活力、大事です。
文字は読み書きでるることにこしたことはないけど、平仮名から小学校でちゃんと学ぶから、できなくても大丈夫!
幼児期に大切な親子の関係は?
子供に影響するのは、親のかかわり方です。
- 子供の声、言葉には必ず応える。特にスマホ片手はダメ!
- 睡眠時間の確保。脳の発達にも、子供は9時間の睡眠が必要
- 子供が決めて良いこと、親が決めなければならないことを間違えない
- 何でも「子供の主体性」といって好きにさせていると、将来は暴君になるかも。親は子供の家来にならないで!
- お風呂あがりにゲームをしたり、TVを見ると寝れなくなるので、要注意!
子供が小さい頃からゲーム時間のルールをしっかりと決めるのが大事!
子供が小さい頃から、家庭でゲーム時間を決めておくのが大事です。
小学校3年生になってからルールを決めても、子供は体が大きくなっているし、力も強くなっている。心の抑えも効かない。
それで家庭問題になることがあるし、実際に今、増えているとのこと(‘ω’)ノ
だから子供が小さい頃にルールを決めて、守らせるように練習してね!
私、ゲーム大好きで、抑えが効かない性格。なので少しの時間で終われる自信ないから、一切ゲームをやってません!
ママも小さい頃から、ゲームの時間を抑える練習をしておけば良かったね
おまけ)子供のテレビを見る時間の決め方は?
娘はゲームはやらないけど、テレビが好き。だからテレビを見る時間を守らせるようにしてます。
晩御飯の料理中に見せているけど、ご飯ができたら途中であろうと「TV消して。ご飯だよ!」と、消させてます。
またお風呂に入る前もテレビタイムがあるけど、その時は以下のようなやり取りをしてる (※娘は、時計がよめません)
今、時計の針は2と3の間だよ。時計が4になったらお風呂に入る?それとも5?
5!5になったら入る
じゃぁ、約束だよ。5になったら、お風呂ね
その後、時計が5になったら、途中だろうと、TVを消してお風呂に入るようにしてます。
TVが見たくて泣くこともあるけど、「もうテレビを見れなくなっていいの?明日からテレビもおやつも、無しだよ」というと、しぶしぶ消します。
ちなみにこの方法、療育先生から教えてもらった方法。子供自身が時間を決めているから約束を守るようになって、おすすめです。
泣き騒ぐ子は、先に近所の人に言っておく
注意されただけで、虐待されたように泣き叫ぶ子もいる。
でも親が子供の言いなりになるのはダメ!
だから、ご近所さんにあらかじめ「うちの子はやたら泣き叫ぶんで、ごめんなさい」と言っておくと、変な誤解もないとのことだよ(‘ω’)ノ
子供が小学生の同僚は、子供が悪さをしたら外に出させて反省させてるが、子供がわざとご近所に聞こえるように泣き叫ぶと。子供、ずる賢い
幼児期に大事な3つのこととは?
幼児期に大事なことは3つ。体作り、コミュニケーション、基本的な生活習慣!
幼児期に大事なこと①体作り
体がしっかりしないと落ち着けないし、集中できない。遊びを通して体をつくり、社会性を身につけよう。
幼児期に大事なこと②コミュニケーション
子供の話を聞いていますか?「聞く」「話す」の役割交代を家庭でも。
幼児期に大事なこと③基本的な生活習慣
- 睡眠時間の確保 (子供は9時間の睡眠が必要だよ!)
- トイレ
- 食事の自立 (待つ。立って食べない。箸の持ち方、かむ一口の食べ物の量、飲み込む)
- 着脱を通してボディイメージを育て、協調動作を育てる
- 片付けは、自立するための大切な力
- 学校にいかない日も、生活リズムを崩さないようにする
- 子供の良いところを、しっかりと褒める
遊びや生活の中で学べることは、たくさんある!
遊びは体を作るだけではなく、人との関係やルールを知るなど、社会性の発達にもつながっているよ。
- お風呂で体を洗う…ボディイメージ
- お風呂を出る時に10まで数えてから出る…数唱
- オヤツの時に皿に配る…数の勉強
- ヤカンからお茶を入れる…力加減、量の学習
親は親として、子供と一緒に成長すればよい
最後にセミナーで言われたのが、こちら。心に残る大事なことです(*’ω’*)
- 「子供に寄り添う、共感すること」と何でも「受容」だと言って、子供の言いなりになるのは全く違う
- 自分の子供のことをよく知ること。今、何が必要なのか?将来困ることは何なのか?
- ASD(自閉症スペクトラム障害)の子供が自己認知できるのは保護者次第。勉強ができても、社会で自立できない人はいっぱいいる
- 新しいことに着手するのが苦手なら、親と一緒に体験しておく。まずは教科書を一緒に見るだけでもOK!
- 子供をありのままに見てあげるのが大事。特性があっても良いんじゃない?みんなと同じでなくても良いんじゃない?あなたがどう考えるかで、子供の将来は違ってくる!
子供が小学校になるまでにしておく大事なことのまとめ
就学セミナーを聞く前は、子供が小学生になるまでに字を読み書きできるようにしようと思ってました。
でもこのセミナーを受けて、親が教えることは文字ではなく、生活力だとわかりました。
使ったティッシュををゴミ箱に捨てる、洋服を畳む、トイレに一人で行く、一人でご飯を食べるetc。基本的な生活する力です。
その後に特別支援クラスの担任の先生と話をしていても、給食や鉛筆の持ち方、トイレ、そういったことが大事だと言われたよ。
娘はトイレやご飯はOKなので、ごみをゴミ箱に捨てる、傘を畳むとか、そういう生活なことをマメにさせます。他にもお手伝いをさせて、生活力を育てようっと。
今回セミナーに参加することで、改めて規則正しい生活習慣が大事だと痛感しました(*’ω’*)
尚、セミナーは成長の遅い子供向けで、メインは小学校の就学先についてです。
特別支援学校、特別支援クラス、普通学級+通級などの違いなどをこちらにまとめたので、参考にして下さいね。
就学相談の他にも、特別支援クラスや特別支援学校に見学に行ったりした。親が知ることは大事だよ!
娘には「特別支援クラス」があっていると判断し、1年生から特別支援学級に通ってます。
もうすぐ3年生も終わるタイミングで振り返ってみたのがこちら。娘、楽しそうに通ってます♪
最後に、「体幹が弱いから成長が遅い」と、娘は医者から指摘されました。成長を促すために、家庭でできることをやってます。