こんにちは、里山移住者ブロガーのchayo(@bloggers_chayo)です。
2019年からバラに興味が出てきて、いろいろなバラを育て始めました。
今回はその中からアーサー・ベルの特徴と、新苗からのそだレポを紹介します。
花名は、スコッチウィスキーの名ブレンダーであるアーサー・ベル氏。ベル氏のつくったウィスキーは、今もイギリスで愛されています。
アーサー・ベルの花色は、優しい黄色で、気候によっては外側にうっすらとピンク色のぼかしが入ります。
このピンク色のぼかしが、まるでお酒に酔ったほろ酔いのようだと言っている人も(笑)。
アーサーベルは、強健種で育てやすいから、初心者にもおすすめのバラですよ~。
アーサーベルの基本データー
アーサー・べル(Arthur Bell) |
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---|---|
系統 | フロリバンダ【F】 |
作出 | イギリス |
開花 | 四季咲き。数輪の房咲き |
樹形 | 木立 (半直立性) |
樹高 | 0.8~1.5m |
芳香 | 微香~中香。香質はフルーツ系 |
「フロリバンダ」は「花を束ねる」という意味で、枝先で房咲きとなるから、ブーケのように豪華になるのが特徴。でも一斉に咲くのではなく、中央付近の花が先に咲いて、数日後に他の蕾が咲くよ
アーサーベルの特徴とは?育て方は?
アーサーベルの特徴①花は優しい黄色!
アーサーベルの花色は、山吹色?濃くなくて、優しい黄色です。
うっすらと外側の花弁にピンクが混じるから、ピンクのバラとも相性が良い。こちらはクイーン・エリザベスと♡
アーサー・ベルは、咲いているとだんだんと色が薄くなり、最後はほぼ白色ってくらい。写真の左(赤矢印)は、活けてすぐ。右(青矢印)は1週間ほど前。
せっかくなので、アーサー・ベルの花の開き方をまとめてみました。chayoは花の真ん中が隠れている、開ききる前の花姿が好き♡
ちなみに花が開ききるまでは、早いです。あっという間で、最初はビックリしました(‘ω’)ノ
2020/5/7 | 2020/5/9 2日後 朝早くに開花! |
昼間には、真ん中も開いたよ! | 夕方に花を切って、花瓶で楽しみました♡ |
アーサーベルの特徴②春よりも秋の方が、ピンク色が濃い♡
アーサー・ベルは、外側の花弁にピンク色がうっすら混じるのが特徴。気候条件によって、このピンク色のぼかしの入り方が変わります。
chayoとしては、春よりも、秋の方がピンク色のぼかしが濃い印象です。
春のアーサー・ベル | 秋のアーサー・ベル |
おまけで、春の蕾と秋の蕾の比較。秋の方が、ピンク色が多いかな?それにしても蕾のこの色合いは、可愛いくて好き♡
春の蕾 | 秋の蕾 |
アーサーベルの特徴③強健種だから育てやすい
chayoは大野町のバラ生産者さんから、新苗を直接購入しました。どのバラにしようか迷っているときのこと。
初心者なので、丈夫で育てやすいバラを教えてください
この子(アーサー・ベル)は育てやすいよ~
それで実際に育ててみたら、グングン成長するし、丈夫だし、育てやすい。さすが強健種!初心者にもおすすめのバラです(^^♪
ちなみにアーサー・ベルの耐病性は、黒星病、うどんこ病ともに普通です。
アーサー・ベルはググっても、ほとんど出てこないし、バラの本にも載っていない。珍しい種類のバラかも!
アーサーベルの新苗からのそだレポ
アーサー・ベルは2019年5月に、生産者さんから直接購入。500円というリーズナブルでも、新苗と思えないくらい立派な苗。
バラ初心者で1年目に育てたバラだから、全てがアタフタ。
立派にでてきた極太シュートを切らなかったら樹形バランスが悪くなったり、枝がビューンと伸びすぎてビックリしたり、梅雨時期に葉が枯れたりetc。
それでも大切に育てたら、スクスク成長し、その年の秋から花を咲かせてくれてます♡
2019/5/19 新苗でchayo家に到着。新苗と思えないほど立派で、8号鉢に植えました! | |
2019/5/23 可愛い花が開きました♡新苗だから株を充実させるために、花を切り、食卓に飾りました | |
2020/6/9 新葉(赤丸)が出てきて、根元からはベーサルシュート(青丸)が出てきた! | |
2019/6/17 ベーサルシュート(青丸)がグングンと成長し、本体を追い抜いた! | 2019/7/4 伸びていた極太シュートを切りました(青丸)。ちなみに赤丸が本体。もっと早くシュートを切った方が良かったな~。樹形バランスが悪いです(泣) |
2019/9/17 ググっと枝が伸びて、秋に開花しました♡秋の方が、外側の花弁のローズ色の入りが濃い印象です | |
2019/9/22 秋の2番花が咲きました♡ | 2019/10/11 |
2019/12/13 冬剪定で枝をバッサリ切りました!左が極太シュートで、右が本体だけど、葉がないから、シュートが太いのがよくわかります | 2020/3/1 暖かくなり、新しい葉が出てきました!また2月ころに8号鉢→10号鉢へ植え替えました |
2020/3/15 新しい葉がグッと大きくなってます | 2020/4/4 葉がだいぶ出てきました |
2020/5/9 一番花が咲きました♡ | 2020/5/13 2番花が咲きました♡ |
2020/5/22 何番花?花が咲いてから時間が経つと、こんな風に色が薄くなります | 2020/6/2 咲きました♡ただ最初の方がキレイかも |
2020/6/14 花が終わった頃。梅雨に入ると同時に、下の方の葉はだいぶ落ちてしまった。葉に点があるから、黒星病?対策として、風通しの良い、雨が当たらない軒下に置きました。(詳しい対策はこちら。農薬不使用で回復しました♡) | |
2020/6/27 枯れないか心配したけど、新葉(赤丸)が出てきたし、根元からは念願のベーサルシュート(青丸)も出てきた! | |
2020/7/1 新葉も育ち、ベーサルシュートも元気に成長。ホッと一安心(*^-^*) | |
アーサーベルの育て方のまとめ
「黄色のバラだと、他の花との色合わせが難しいのでは?」と、買ってすぐにパパリンに言われて不安になったけど、実際は大丈夫。
アーサー・ベルは優しい黄色だし、ピンク色のぼかしもあるから、他のバラともあわせやすい。可愛い色合いの花です♡
花付きも良いし、日本では大きく育ちやすいとのこと。日本の気候との相性がいいのかな?
樹勢も強くて、グングン成長するから、初心者にもおすすめです!
またアーサーベルは、少し早咲き。2020年にchayo家のお庭で最初に咲いたバラは、アーサーベルです!
しかも2020年は5月9日に咲いてくれて、母の日の前日。1年間大切に育ててくれたパパリンからの、粋なプレゼントでした(*^-^*)
おまけ。バラの名前の元になった名ブレンダーのアーサー・ベル氏とは?
ウイスキーの名ブレンダーであるアーサーベル氏をちょっと調べてみました。こういうのも気になる性分のchayoです(笑)
アーサーベル氏は、1840年に営業マンとしてサンデマン商会(のちにアーサー・ベル&サンズ社に変更)に入社し、1860年にブレンダーの道へと歩みます。
「複数の上質なモルトとグレーンをブレンドすれば、シングルモルトより多くの人の嗜好にマッチしたブレンデッド・ウイスキーが出来るはず」
この信念で、優れた原酒を求めてスコットランド中を巡りました。アーサーベル氏の功績が認められて、会社の代表となり、後に社名も変更。
熟成された品質の高い原酒によるブレンドにこだわり、名ブレンダーとして品質重視のウイスキーを作り、世界中で人気となります。
こちらの「ベル オリジナル」はスタンダードスコッチの名品で、40種類以上の原酒をブレンドしています。
今でも、イギリス内で最も売れているウイスキーです。酒好きのパパリンは、興味津々(笑)
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