こんにちは、里山移住者ブロガーのchayo(@bloggers_chayo)です。
耐熱レンガを使ったべーベキューコンロを自作したいんだけど、どうやったら作れる?作り方を知りたい
こんな疑問に、答えます。
DIY歴3カ月という初心者で、バーベキューコンロを自作しました。レンガを積むのも、モルタルを練るのも初めてだけど、何とかつくれました
初めてとは思えないぐらい、素敵なバーベキューコンロができました。そんなバーベキューコンロの作り方を、chayoが紹介します!
こちらがパパリン自作のバーベキューコンロ。とってもオシャレにできました(*^-^*)
ちなみにこの空き家を紹介されたときから、パパリンのイメージは「バーベキューコンロを自作して、肉を焼く!」。
このバーベキューコンロができたおかげで、パパリンのイメージ通りにお庭でバーベキューを楽しんでます。
庭でのバーベキューは、準備も片付けも楽だし、最高ですよ(*ノωノ)
どんなバーベキューコンロを自作する?
田舎へ移住して、引っ越しの片付けもひと段落してからのパパリン。
どんなバーベキューコンロを作ろうかな~?
頭の中は、バーベキューコンロでいっぱいだったのです(笑)。
ググって、ひたすら構想をねって、デザインを決めました。
尚、デザインも作り方も、下記のサイトを参考にさせていただきました。ありがとうございます<m(__)m>
自作バーベキューコンロの材料
バーベキューコンロの設計が決まったから、次は材料の買い出しです。
レンガを並べたり、積みながら、必要に応じてレンガを買い足して、最終的に使ったのが以下の分量です。
- 耐火レンガ 126個
- 砂利 5.5袋
- 砂 1.5袋
- モルタル(インスタントセメント) 4袋
- 耐火モルタル 2袋
- コンクリートブロックは基礎が6個、コンロに入れたのが8個。計14個
パパが使った耐火レンガは、一般的な耐火レンガよりも一回り小さいやつだから、数は参考程度にしてね!
chayo家はホームセンターで耐火レンガを買ったけど、種類がたくさんないから、選べません。だからレンガにこだわりたいなら、ネットがおすすめ。
ネットなら運送してもらえるし、可愛いオシャレな耐火レンガもあるよ!
バーベキューコンロ作りに使用した道具
- トロフネ
- バケツ
- コテ 目地用とレンガ用の2つ
- 木 4本 (水平確認とレンガ一段目の枠組みに使用)
- 練りクワ
- タガネ
- 水平器
- スポンジ
バーベキューコンロのスペース確保!
縁台のすぐ傍に、バーベキューコンロを自作することに決めました。
ただそこに大きな石はあるし、木もあって、邪魔。
しょうがないから大きな石をどかし、地道に木の根っこを取り除きました。
ちなみに奥の木の根っこはとれたけど、一番右のは石にくっついていて無理だったので、枝だけ短く切りました。
これでバーベキューコンロのスペースを確保できました!
Before 大家さんの花壇? | After バーベキューコンロの場所確保! |
ちなみに汚れても大丈夫なように、作業着でDIYしてます。
特にレンガを積むときのモルタル作業では、注意していても気が付くと汚れていたから、作業着はおすすめです!
バーベキューコンロの自作①基礎工事
さて、いよいよバーベキューコンロづくりをスタートです。
最初は基礎工事です。面倒だけど、重要な作業だから、頑張って!
- レンガを敷いて、穴のサイズを確認
- レンガの代わりに木を置いて大きさの目安にして、スコップで15㎝ほどの穴を掘る!
- 水平を取るために砂利を敷いて、その上にコンクリートブロックを載せる。今回はサイズの兼ね合いで横に置いて、ブロックの穴にもミッチリと砂利を埋め込んだから、大丈夫!(…なはず)
- ブロックと地面の隙間にもミッチリと砂利で埋めて、これで基礎工事が終了!
バーベキューコンロの自作②土台のレンガを6段積む!
基礎工事した上に、いよいよレンガを積んでいきます。
最初に写真のように6段積みました。
ちなみにこの6段の高さは、パパリンが椅子に座りながら、バーベキューコンロで肉を焼きやすい。そんな高さです。
バーベキューコンロの全てを耐火レンガで積んだよ!
焼くところは耐火レンガじゃないとダメだけど、この土台部分は耐火レンガじゃなくてもOK。
ただここで、耐火レンガは一般的なレンガよりもサイズが大きい。
だからサイズの違うレンガを使うと、サイズを合わせるためにレンガを切らなくてはいけない。
DIYスキルが高ければできるかもだけど、初心者にはハードル高い。だから今回はすべて耐火レンガで作りました!
レンガの積み方は?どうやる??
レンガの積み方はこちらの動画を見て、勉強しました。
動画を参考に
- レンガを積む場所に、モルタルを塗る
- 載せるレンガの横に、モルタルを塗る
- レンガを載せて、水平確認
- 余分なモルタルをとる
- 隙間ができた部分には、モルタルを追加する
パパは初めてだったから、動画の職人さんみたいにうまくできるわけがない。うまく水平をとれなくて、何度もモルタルを塗ったり、とったりして、苦労してやりました
レンガ積みで苦労したのは、モルタルの固さ!
今回モルタルはトロフネに入れて、水と混ぜればOKのインスタントセメントを使いました。
それでも水の分量がわからなくて、練っても、その固さで良いのかわからなくて苦労したもんです。
「耳たぶくらいの固さ」っていうけど、どのくらい??
レンガ積みで失敗。隙間ができていた!原因は?
初めてのレンガ積みが、無事にできたから喜んでいました。
が、翌朝に見てみると、モルタルとレンガに隙間が発生…( ゚Д゚)
急いでホームセンターへ行って、リカバリー用にモルタルを買って修復しましたが、初心者には難しいもんです。
ちなみにこの原因は、耐火レンガを水で浸してから積むんだけど、それが甘かったから。
あともう1つの理由として、DIYしたのが8月で真夏だったのもあります。
初心者だからレンガの高さを合わせようとアタフタと調整していたら、時間がかかって、レンガが乾いてしまったんです。
ってことで、真夏のカラカラ天気は、DIY初心者は避けた方がベターです。そもそも真夏での作業は、体力も奪われるしね。
レンガを水に浸すときは、泡がでなくなるまでしっかりと浸してね
バーベキューコンロの自作③レンガの中にブロックを入れて、砂利と砂を敷く!
積んだレンガの中に、高さのカサ増しでコンクリートブロックを入れて、穴や隙間にびっちりと砂利で埋めました。
尚、基礎工事の時はケチって家の庭にある石を投入したけど、体力的にキツイので、今回は買ってきた砂利を投入。
バーベキューコンロの自作④耐火モルタルで焼き床をつくる!
ここから耐火モルタルの登場です。
耐火用の方がグッとお高いから、今まで使用していたのは普通のモルタル。でもここから上は、直接炭があたるので、耐火用モルタルを使います。
パパリンが使ったのは、初心者でも使いやすいという「アサヒキャスター」。
耐火モルタルは高熱をかけないと固まらないのもあるけど、これは常温で硬化するから、使いやすいよ。
耐火モルタルは固まるのが早いから、気を付けて!
耐火モルタルを使ってみたら、普通のモルタルよりも固まるのが早くて、同じように作業したらレンガを置いた頃には固まっていました…(;´・ω・)
しょうがないから、それからは少量づつをコネてやることに。
メーカー推奨は「コネてから30分以内」だけど、素人には無理です。ご注意を!
バーベキューコンロを作った翌年の春に、モルタルがペキペキと剥がれてショック!そうならないためにも、しっかりとレンガを水に浸してね
バーベキューコンロの自作⑤レンガを2段積む!
次に耐火モルタルを使って、レンガを2段積みました。
1段目には水でジャバジャバ洗って、灰を流せるように、横の両側にレンガ半個分の穴を作ってます(写真の赤矢印ね)。
縦側も、同じように水が流れるようにと、空気の流れを考慮して、少し隙間を作りました(写真の赤矢印)。
尚、上の写真で気が付いた人もいるかもしれないけど、穴を作ったら、組間違いをしちゃった (上から2段目の一番左)。
まぁ、DIYなんで、そこはご愛敬(笑)
レンガをタガネで割ったよ!
レンガ半個分の穴をあけるために、レンガをタガネで割りました。
グラインダーの方がうまく割れるだろうけど、お高いからタガネです。
1個は失敗しちゃったけど、残りは無事に割れました。
ちなみにパパリンは器用で、chayoは不器用人間。chayoなら、おそらく全滅です(苦笑)
バーベキューコンロの自作⑥レンガを1段積んで完成!
最後にアミを置くところに、レンガを縦にして1段積んで、無事に完成です。ヤッター(*ノωノ)
完成したバーベキューコンロで、バーベキューを楽しむ!
バーベキューコンロが完成したんで、早速、家族でバーベキュー!
だが、焼こうとして、気がついた。なんと網と焼き床の隙間が、高すぎた!
しょうがないから、あまった耐火レンガの上に炭を載せて、高さを調整(笑)。
無事に炭に火がついたから、お肉と野菜を焼きました。この日は結婚10年記念ということもあり、リッチに飛騨牛を♡
DIYのバーベキューコンロを使って、家のお庭でバーベキュー。
しかも景色はコレ(※ド田舎暮らしです)。最高で、好物の梅ソーダーがすすむ、すすむ(←お酒に激弱い)。
ただ初めてだったので、火おこしに1時間かかって、お肉を全て焼き終わるころには、肉が見えないほど暗くなっちゃった(苦笑)。
そして学びました。炭は一回火がつくと、なかなか消えないことを!
ググって、「蚊取り線香の空き容器」に入れて無事に消えたけど、あの時は焦ったし、困りましたよ。
そんな体験談を話したところ、アウトドア好きの友達からオススメしてもらったのが、「火消しつぼ&火起こし器」。
早速使ってみたら、とっても便利。火を起こすのも早くなったし、火を消すのもグンと楽になったので、おすすめです。
お庭でのバーベキューは最高です!
自作のバーベキューコンロができてから、chayo家ではお家でバーベキューを手軽に楽しんでます。
炭火で焼くと、お肉も野菜もワンランクアップの美味しさ。おかげで楽しいお家時間を過ごしてます♡
しかもお庭でのバーベキューは、楽ちん。台所で野菜を洗って切って、お皿に盛れば、準備OK。
冷蔵庫から冷たい飲み物を持ってこれるし、調味料とか、ちょっとほしい時も、すぐに持ってこれるよ。
それにバーベキューは、お友達をもてなすにもピッタリ。お友達が来た時は、バーベキューが定番です!(^^)!
そんなchayo家のバーベキューレシピ一覧をまとめてみたので、参考にしてね!
ただ数年たって、「七輪」という便利アイテムを見つけてからは、家族だけの時は七輪になりました。その理由は?
【失敗】DIYバーベキューコンロには屋根を作ったほうが良いよ!
とってもお気に入りのバーベキューコンロですが、何度かバーベキューをして思うのが、
バーベキューコンロに屋根をつければよかった
涼しい季節でも、炭があるから、バーベキューコンロの周りは、当然暑い!そう、暑さが半端ないんです。
屋根があれば、炎天下でも日差しが和らぐので、焼きやすい。
それにバーベキューコンロを雨ざらしにしたのもあって、モルタルが剥がれてきました。
屋根があれば、それももう少し防げたかも。ってことで、屋根、大事です!
自作バーベキューコンロのまとめ
DIY初心者のパパリンでも、レンガを使ったバーベキューコンロが作れました!
レンガを積むのも、モルタルを練るのも、全て初めて。苦労したけど、それでもなんとかできました(*ノωノ)
やればできるもんですね! (←見ていただけのchayoが言うセリフではない)。
しかもバーベキューコンロができたおかげで、庭でバーベキューを気軽に楽しめます。
お家でのバーベキューは、最高ですよ(*^-^*)
バーベキューコンロは広いから、鍋も楽しめるよ!
このバーベキューコンロは横に広いから、こんな風に左でバーベキューしながら、右側でお鍋を保温できます。
だからchayo家の定番の「山形名物の芋煮」も、バーベキューと一緒に楽しめます!
バーベキューコンロは花を飾れるし、焼き芋も作れる!
バーベキューをしていないときは、プランターを置いて、お花を飾れます(*^^)v
またこのバーベキューコンロで焼き芋を作ってみたら、甘くて感動ものの美味しでした!
バーベキューコンロの自作は大変でも、お庭でバーベキューは最高ですよ(*^^*)
尚、バーベキューコンロをDIYし、その数年後に大家さんの置き土産の七輪を発見。それからは家族でやる時は七輪になりました。
バーベキューコンロはとっても素敵♡でも家族で楽しむなら、七輪の方が、ぶっちゃけオススメです。