こんにちは、里山移住者ブロガーのchayo(@bloggers_chayo)です。
DIY3年の初心者のパパリンが、ウッドデッキを作りました。
材料費3万4千円という格安で、かつ、初心者でも簡単に作れるように工夫したので、今回紹介します。
ログハウスはお気に入りスペースだけど、保育園の娘の友達をココに呼んで、遊んだりしています。
ただ入り口が高いのが、難点。キット付属の丸太の踏み台をステップにしているけど、私でも転びそうになります。
そこでDIYでウッドデッキを作り、簡単に出入りできるようにしました。
ウッドデッキの設計
ウッドデッキを作るのに大事なのは、ズバリ強度!
乗って壊れたり、ガタガタしたら、イヤだからね。
ってことで、まずは以下のサイトでお勉強。
根太(ねぶと)と束柱(つかばしら)の間隔は、下記とのこと( ..)φメモメモ
束柱の間隔の目安:900~1200mm
根太の間隔の目安:600~900mm
勉強を踏まえて、まずはラフなスケッチ。庭の形が半円というかで変な形だから、長方形にできないから、長方形を組み合わせてつくることに。
長さを測って、清書したのが、こちら。なるべく安く作りたいから、束柱も根太も、目安ギリギリの幅で設計しているよ(‘ω’)ノ
ウッドデッキの材料
ウッドデッキの木材には、格安の防腐処理済のSPF材(SPF-ACQ材)をチョイスしました。
ちなみにカットは、全てホームセンターでやってもらってます。
基礎部分
<束石 (つかいし)>
- 砂利石
- インスタントコンクリート
ウッドデッキ部分
<根太>
- 2×6防腐処理済の板 2400mm 2本
- 2×6防腐処理済の板 1200mm 2本
- 2×6防腐処理済の板 850mm 3本
- 2×6防腐処理済の板 550mm 5本
<床板>
- 2×4防腐処理済の板 900mm X本
- 2×4防腐処理済の板 1800mm Y本
<束柱>
- 塗料
ビスは外用なんで、全てステンレスのコースレッドを使いました。また束柱を束石の上にパッキンを敷かずに、直接置いたので、腐食はちょいと心配。気になる人は、パッキンを敷いてね
ウッドデッキ作りの道具
- ドリルドライバー
- インパクトドライバー
- 水平器
- 差し金
- クランプ
- スコップ
- ペール缶 (塗装用)
- 刷毛 (塗装用)
- スペーサー (工作材で自作)
ウッドデッキの作り方
さて。いよいよウッドデッキを作っていきます。
木材を塗装をする
ペール缶に塗料を入れて、刷毛で塗って、材の塗装。
今回はログハウスの塗装に使った塗料が残っていたので、それを使ったよ。一度塗りでもOKな塗料なんで、一度塗りです。
特に木口(切断面)は写真を見てわかるように、防腐剤の浸透がイマイチっぽかったので、念入りに塗りました。
ウッドデッキの基礎工事と土台をつくる
地面の凹凸がひどいので、基礎石はそれぞれが水平がとれていればOKにして、束柱と根太の位置で全体の高さ調整をしました。
- 根太をビス止めをして、組み立てる
- 大小2つの根太を並べて、穴の位置を確認
- スコップで、穴を掘る
- 穴の中に砂利を敷いて、束石で突いて固める
- 束石を穴の中に置いて、水平をとる
- 束柱をおいて、砂利の量を調整して、おおよその高さを調整する
- 束石に根太をのせて、位置をザックリと合わせる
- 水平器を使って、水平なのを確認しながら、根太を束柱にビス止めする
- インスタントコンクリートを束石の周りにぐるっとかける
- 土をかける
- 同じ手順で、もう一つを作って、基礎と土台が完成!
根太を持ち上げて、水平をとりながら束柱にビス止め(8の作業)をしたんだけど、これを一人でやったのが大変だった!あと2人いると、楽だったなぁ
床板を貼る
ウッドデッキの土台ができたので、次に床板を貼っていきます。
床板を貼るには、雨水を流すために板と板の間に等間隔の隙間が必要です。
そこでタッカーを使って、板をはりあわせて、9mmのスペーサーを作りました。ただ9㎜はちょいと厚かったけどね。
スペンサーを挟んで床板を並べれば、こんな風に等間隔でキレイに並べられます。
ウッドデッキの費用と日数
ウッドデッキは5日でできたよ!
ウッドデッキを作ろうと作業をスタートしてから、完成まで5日かかりました。
途中で雨が降って作業ができなかった日もあったし、今回は床板の分をあとで買ったのもあって、2回にわけて塗装したし。
うまくやれば、その辺は短縮できるよ。
ウッドデッキは格安の3万4千円ほどで作れたよ!
気になるコストを計算すると、材料費は下記の通りで、税抜きで計31,470円。税込みで34,000円ほど。
SPF材を使ったし、塗装なんかは家にあるのを使ったので、格安で作れました(*ノωノ)
DIYでウッドデッキで簡単に作るために工夫したこと
全ての基礎石の高さを合わせるのは大変だから、束柱と根太で合わせたよ!
基礎石を全部で8個使っているけど、8個すべてを同じ高さに揃えるのは超大変!
ログハウスの基礎工事でやったけど、その場合は杭をうって、その間をぐるりと杉板で囲んで、水糸を垂らします。
その水糸の高さに合わせて、基礎石を全て揃えるんです(写真の場合は計6個)。
そこで今回は簡単にできるように、
- 基礎石はそれぞれが水平になればOK
- 根太が水平になるように、束柱と根太で高さ方向の調整
このほうが断然、楽です。
尚、基礎工事を詳しく知りたい人はこちらを見てね。
板のカットは全てホームセンターで頼んだよ!
板のカットは、全てホームセンターでやってもらいました。そうすれば丸ノコを使わずに済むから、初心者にはおすすめ!
ちなみに丸ノコも持っているけど、パパリンはビビりなんで、なるべく使わないようにしています。まぁ、いつかは…(; ・`д・´)
スペンサーは計算しやすい厚さにしたよ!
今回9mm厚さのスペンサーにしたけど、この理由はズバリ計算がしやすいから。
SPF材の幅は89mm。間を9mmにしておけば、ざっくり100mmになって、床板の本数を計算しやすよ。
ちなみにホームセンターで見つけた板の厚さが、9mmの次が12mmだったから、9mmにしました。ただちょいと厚かったけどね。
ウッドデッキを作って、わかったこと
SPF材だと耐久性がちょいと不安だけど、格安でつくれるよ!
今回はとにかく格安でつくる!
そのために耐久性がちょいと弱いと聞くけど、防腐処理済みのSPF材でつくりました。
5年くらいは大丈夫かな~!?と思っています。
塗装をマメにしたり、腐食のチェックをし、様子を見ながら使います。長く使えることを期待!
防腐処理済のSPF材は数が少ないから、気を付けて!
比較的大きいホームセンターでも、防腐処理済みのSPF材は数が少ないです。
いつもSPF材を使ってDIYするときは、反りやねじれをCheckして良い板だけを選ぶけど、今回は選べるほど数がない。
だから、反りやねじれ、削れがある板も使ってます。
床板を貼るときに、体重をかけてビス止めしたけど、なかなか反りは直ってない。まぁ、その辺はご愛敬で!
自作のウッドデッキは既製品と比較すると強度があるし、サイズが選べるよ!
実は既製品のウッドデッキもあります。庭に謎の穴があって、それを隠すために置きました。価格もそこそこの安いやつ。
でもこれだと、はっきり言って強度が弱い。
私はまだいいけど、体が大きいパパリンと娘が一緒に乗ると、ぐらつきます。板も薄いし、不安です。
今回自作したウッドデッキは、その点でかなり頑丈。
床板もしっかりしてるし、パパリンと娘が一緒に乗っても、ぐらつきません(´ω`*)
しかも我が家のウッドデッキスペースは、かなり特殊の形。
既製品だと対応できないけど、DIYだからこそ特殊な形状でも作れました。これがDIYの醍醐味ですな♡
既製品のウッドデッキでも高いけど、頑丈なのはあるよ。ママが買ったのが安いやつなだけ。頑丈さとコストを考えて、パパはDIYにいきついたんだよ!
自作のウッドデッキづくりで失敗したこと
出来上がりは素敵でも、失敗はもちろんあります。
クランプが小さくて、挟めなかった!
根太を持ち上げて、水平をとりながら束柱にビス止めをするときは、1人での作業だからクランプの出番です。
なのに用意していたクランプが小さくて、挟めなかった!サイズの確認が、必要です。
床板の長さが足りなくなって、長さを変更した!
設計の段階では、床板の長さは900mmと1800mm。
でも実際に作ってみたら長い方の床板が、1800mmでは足りないことがわかりました。
理由は、ログハウスとウッドデッキの土台との距離。
束石の大きさや作業のしやすさで、予想よりもログハウスに近づけられなかったんです。
それで結果的に隙間があいてしまった(写真の赤矢印のスペースね)。
この隙間分の床板の長さが必要になったので、短い床板は予定通りの900mmだけど、長い床板は1800mm→1900mmに変更しました。
ちなみに1900mmという長さは、厄介。ホームセンターで売っている木材の長さが6fts(1830mm)の次は12fts(3650mm)なんです。
もともとの予定は、
- 6fts ×13本(1800mm × 13)
- 6fts × 6本(900mm × 12本)
1900mmに変更したから
- 12fts × 13(1900mm × 13 + 900mm × 13 + 800mm × 13)
ただ価格の面では、それほど違いはなかったよ。端材が手に入ったから、良かったと思うことにしよう、うん(‘ω’)
ウッドデッキをDIYしたまとめ
今回DIY歴3年という初心者のパパリンが、ウッドデッキを格安で、しかも簡単に自作できました!
買ったら高いウッドデッキが、材料費3万4千円という格安!
既製品だとない特殊な形で作れた上に、可愛いい。さらに頑丈♡
私やパパリンが乗ってもぐらつかないし、高さもちょうどいいよ。
これでログハウスへの出入りも、グンと楽に、安全になりました(*ノωノ)
しかもウッドデッキができたことで、ここで娘とシャボン玉遊びや、いろんな遊びができます。
日当たりもいいし、私やパパリンはウッドデッキに座ったり、ゴロンとできて、良いくつろぎスペースができました(*^^*)
ただ防腐処理済みのSPF材でつくっているから、耐久性は5年くらいかも。
塗装したり、様子を見ながら、これから使っていきます。長持ちするといいなー(´ω`*)
DIY初心者のパパリンに、初心者におすすめしたい工具を教えてもらいました(‘ω’)ノ
これらの7つの工具があれば、だいたいなものがDIYで作れます。
DIYで重宝するのが棚。パパリンがDIYした棚をまとめました。いろんなタイプがあるから、参考にしてね(*^-^*)