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こんにちは、里山移住者ブロガーのchayo(@bloggers_chayo)です。

家の裏側の空き地に6畳のログハウスキットを建てるために、基礎工事をDIYでやったので、やり方を紹介します。

ログハウスをセルフビルドで建てる人も基礎工事は業者に依頼する人が多いけど、chayo家はパパリンが基礎工事もすべてDIYでやりました。

DIY素人でも水平が±3mm以内に揃って、バッチリとれました。そのおかげでログハウスキットを建てるのにも安心です♡

ちなみに基礎工事をした場所は、もともとが畑だったらしい。土地の凹凸が激しくて、かなりのガタガタでした。

ログハウスの基礎工事の前に場所の確保でササの根とり!

ログハウスの基礎工事の前に、まずは場所の確保。ササが生えまくっているんで、まずはササの根とりからスタート。

ただ「とる」といっても、これが大変。ササの根はとっても丈夫だからね。

除草剤を使えば楽だろうけど、体への悪影響が気になるのでchayo家は使いません。

代わりにパパリンが地道に掘り起こして、1週間かけてとりました(*^-^*)

Before After。場所が確保できました!

ササの根の取り方は、パパリンが詳しく紹介しています。タケノコ堀り鍬とスコップで頑張りました!

ログハウスの基礎工事をどんなやり方にする?

ログハウスの場所の確保ができたので、次はログハウスの基礎工事です。

ここで基礎工事といっても、ネットや本で調べると、いろいろなやり方があります。

ログハウスキットを注文した親和工業さんからもらった「基礎のつくり方」では、集水マスを独立基礎として使う方法。

でもこの方法だとコンクリートを使う量が多くて、捏ねるのも大変だから、やめました。

その後も悩み、結局はピンコロ石を基礎石にした独立基礎をつくることに決めました!

必要な材料の買い出し

基礎工事に必要な材料

  • 基礎石(ピンコロ)200mm x 200mm x 200mm 6個
  • 杭 12本
  • 杉板 2000mm 10本
  • インスタントコンクリート 25kg 6袋
  • 砂利(敷石) 20kg 10袋

基礎工事に必要な道具

  • 水糸 (※)
  • 水平器 (※)
  • かけや (※)
  • レーザー墨出し器 (※)
  • トロ舟
  • コテ (※)
  • 左官鍬
  • ゴム手袋 (※)
  • クランプ

今回は材料と(※)の道具を購入し、合計30,375円也。格安で、できました♡

しかもこの材料代のほとんどは、こちらのレーザー墨出し器。

基礎がいい加減だと後々で困るし、これからもいろいろ作るだろうから、今回買っちゃいました。おかげでバッチリ水平が取れました!

ログハウスを建てる場所を確認!

さて、いよいよ基礎工事スタートです。

でもその前にまずは、6畳のログハウスを建てる場所を確認。

ログハウスを建てる場所は道沿いで、横幅が狭いんです。

屋根が出っ張るのが400mmなんで、道路側から700mmの場所に決定!

本当は道路からもっと離して建てたいけど、場所が狭い上に、反対側は1mほどの高さがある石垣だから、しょうがない。

基礎工事の準備!

いよいよ基礎工事のスタートです!

まずは基礎石よりも広い場所に杭を打ち、グルリと高さを合わせた杉板をはれるようにします。

そして杉板に、位置と高さの確認用の水糸を貼ります。

杭を打つ!

まずは杉板の長さに合わせて、杭を10本打ちます。

これは「かけや」を使って、えいや、えいや!で打っていきます。

それにしても、まっすぐに杭を打つのは難しい。しかも石が多くて打ちにくかったけど、なんとか打ったよ!

杭に基準面の印をつける

杭に杉板を張り付ける際に、高さの基準とする印をつけていきます。

ここでレーザー墨出し器の登場!コレ、レーザーから360°の高さを出してくれる便利アイテムなんです♡

ただ真昼間にやってみたら、線が見えにくくて、夕方にやりなおし。この作業は10分くらいで、できました。

ビバ、レーザー墨出し器!

パパ

バケツとホースを使って基準面を出している人もいるけど、大変だよ。レーザーは使いやすいから、おすすめ!

基準面に杉板を貼る!

杭につけた高さの基準にあわせて、杉板を同じ高さに貼っていきます。

パパリン1人での作業。クランプで杉板を抑えながらやったけど、杭が真っ直ぐでなかったらしくて、見事に杉板がゆがんじゃった。

それでもグルリと1周、同じ高さに杉板を貼ったよ!

水糸を貼る

杉板に水糸を貼っていきます。水糸は重要です。かなめの基礎石の位置と高さの調整に使うからね!

今回は四隅に基準となる糸を張り、この糸に対して直角三角形の3:4:5となるように印をつけて、直角をだしました。


パパ

直角に出すのが大変だった。でもコレは大事な作業だから、頑張って直角にしてね!

基礎石を埋める!

次に基礎石を、地面に埋めていきます。

スコップで穴を掘る!

まずはスコップで穴を掘ります。基礎石が200mmだから、大きめに400mm、深さも400mmほどの穴を6つ掘りました。

タンパーで砂利を固める!

掘った穴に砂利を敷いて、タンパーでトントンと固めます。今回は穴が深すぎて、砂利が多めになっちゃった。

ちなみにタンパーは重いから、腰にくるよ。注意してね!

タンパーは買うと高いから、今回DIYしました。自作だと格安だし、充分使えたよ!

ただ自作したタンパーが大きくて、穴に入らない!そこで穴を広げて、砂利も足してリカバリー。

コンクリートを練って、基礎石を設置!

コンクリートを練って、基準の高さに合わせて、基礎石を設置していきます。

ちなみにココだけはchayoも水糸を貼ったり、水を汲んだりして、パパリンのお手伝いしました。

こちらが使った道具たち。基礎石は水に浸してから、使ったよ。

コンクリートを練る

トロブネにコンクリと水を入れて、左官鍬で練る。ひたすら練ると、コンクリが徐々に滑らかになっていきます。

ただこの作業、水の調整が難しい。水がちょっとでも多いと、ゆるゆるになるし、少ないと固くなります。

更にこの練る作業は重いから、腰にくるし、腕にくるよ。chayoもちょっとやってみたけど、すぐに腕が痛くなって戦力外通告(´;ω;`)ウゥゥ

尚、パパリンはバーベキューコンロを作るときにモルタルは練ったけど、コンクリは初めてです。

パパ

コンクリは水を加えるだけのインスタントコンクリを使いました。基礎石を置きながら量を調整したけど、だいたい1つの穴に1袋を使ったよ

コンクリの上に基礎石を設置!

穴に練ったコンクリをドボドボと入れて、その上に基礎石を置いて、水糸で基礎石の位置と高さを確認。

高さが足りないようならコンクリを足して、高いときは基礎石をグリグリと押し付けて、高さを調整しました。

基礎石の水平確認

水平器をつかって、基礎石の水平確認。縦と横が水平になるように、基礎石を押し付けたり、コテを使ったりして、微調整しました。

この作業を手抜きすると、ログハウスが傾くかもしれないから、慎重にやったよ。

尚、使った水平器は、縦と横の両方が測れる優れものです。

この作業を、6つの穴に全てやりました。

この状態で、コンクリが乾くまで、翌日まで放置。

尚、この後に雨が降ったので、急いでビニールシートをかぶせました。雨が降らない日に作業するのが良いよ!

翌日コンクリが若干沈んでいたが誤差は3mm以下だったよ!

翌日に確認すると、基礎石の重みでコンクリが若干しずんでいました。

作業中にコンクリが固まりだしたら沈んでいたから、「やっぱりな」って感じです。

しかも練ったコンクリートの粘度によって、沈む深さが変わっちゃうのが難しい。

でも基準線からの高さを測ってみると、

(1, 2, 3, 4, 5, 6) = (-2, -6, -3, -2, -1, -5) [単位:mm]

だから平均では-3.3mm。最大は-6mmでも、±3mm以下だから、初めてにしては上出来です(*^-^*)

穴を土で埋める

最後に穴を土で埋めて、これで基礎工事が完成!あとはログハウスのキットが到着するのを待つのみです。

今回のログハウスの基礎工事は5日で終わりました。パパリン、お疲れ様!

後日、この基礎石の上にログハウスキットの土台の丸太を載せて、組み立てました。

ログハウスキットの基礎工事のまとめ

ログハウスキットで建てるための基礎工事をセルフでやりました。

基礎工事はいろんな方法があるけど、ピンコロ石を基礎石にした独立基礎にしました。

DIY初心者なんで大変だったけど、結果的に±3mm以下の高さに揃えることができて満足な出来上がりです(●´ω`●)

おかげでその後にログハウスキットをセルフビルドで建てたけど、その際に安心して建てられました♡

ただ基礎工事の反省点は、以下の2つ。これからログハウスの基礎工事をやる人は、注意してね(”ω”)ノ

  • 杭が真っ直ぐじゃないから、杉板をはるときに歪んでしまった
  • コンクリを練る時の水分調整が難しくて、ばらついて、基礎石の沈む深さがマチマチになった

尚、後日、この基礎石の上に丸太を載せて、ログハウスキットをセルフビルドで建てました。

最初は基礎石にドリルで穴をあけて、ケミカルセッターでアンカーボルトを使ってログハウスの丸太を固定する予定でした。

でも6畳ほどのログハウスなら丸太を直接置くだけでも大丈夫そうなので、そのまま丸太を置くだけにして建てました。