こんにちは、里山移住者ブロガーのchayo(@bloggers_chayo)です。
トマトがまだ青いうちに収穫したけど、どうすれば赤くなるかな?早く追熟する方法ってあるの?
こんな疑問に、獣害がヒドイためにいつも青いミニトマトを収穫しているchayoが答えます。
トマトはそのまま常温で置いけば赤く追熟するけど、リンゴと一緒だと、ビックリするほど早く追熟するよ!
今回、青いミニトマトをリンゴと一緒の時と一緒じゃない時で比較してみたら、予想以上でした。その追熟実験の様子を紹介します。
ここで追熟とは、果物を収穫後に一定期間置くことで、甘さを増したり、果肉を柔らかくする処理のことです。
トマトは追熟で赤くなっても、残念ながら甘くはならない。完熟に比べたら、ちょい酸っぱいよ
青いトマトを赤く追熟させる方法は?
農家さんは、トマトを青いうちに収穫しています。
完熟してから収穫すると、出荷している間にトマトが追熟して、スーパーの店頭に並ぶ頃にブヨブヨになってしまうから。
この話から分かるように、トマトやミニトマトを常温に置いておけば、そのまま赤く追熟します。
ちなみに、ヘタを下にするとよいとのこと。
chayo家は青いミニトマトをボールに入れて、テーブルの上に置いて赤くさせてました。
リンゴと一緒だと、トマトは早く赤く追熟する!?
常温で追熟させるのは、手軽な方法だけど、赤くなるまで時間がかかります。
ミニトマトがどんどん収穫できてきたら、赤くなる前にドンドンとボールにたまってきました。
そこでもっと早く赤くする方法を調べたら、リンゴと一緒だと追熟が早いと判明!
実はリンゴが出すエチレンガスが、トマトを早く追熟させてくれるのです。
ってことで、りんごと一緒の時と、ない時でどう違うのかを比べてみました。
青いトマトをリンゴと一緒だと早く赤くなる?の検証実験!
実験には、収穫したばかりのこちらの青いミニトマトを使いました。ピッカピカの青いミニトマトです。
実験方法は、1つはそのまま皿の上に青いミニトマトを置く。もう1つはビニール袋の中にリンゴと一緒にミニトマトを入れました。
実験の経過。リンゴと一緒だと早く赤くなった!
こちらが実験の経過です。結果は一目瞭然で、リンゴと一緒だと早く赤くなりました!
「リンゴと一緒だとこんなに早いの?」ってくらいの差で、ビックリしました。
リンゴの旬は秋~冬。実験をした7月は時季外れでリンゴがお高かったけど、わざわざ買ってきたかいがあるってもんです(*^-^*)
ビニール袋内は、湿気に要注意!
リンゴと一緒だと早く赤くなるのは、エチレンガスで追熟させるから。そのために、ビニール袋に入れました。
でもビニール袋のせいで、どうしても中は蒸れてしまいます。
おそらくはそのせいで、実験でも、皮がシワシワになったミニトマトがありました。
他のミニトマトでも、ヘタのあたりが黒くなったのもあります。
ってことで、定期的にビニール袋を開けて、蒸れないように換気してね(‘ω’)ノ
ちなみにchayoはその後は、ボールにリンゴとミニトマトを入れて、ビニール袋でゆるく覆うようにしてます。これで湿気対策になる…かな?
おまけ)ミニトマトは冷凍保存が便利!
赤くなったミニトマトをパクパク食べているけど、あまった時は、冷凍保存がおすすめ!
chayoはホールトマトの代わりに、冷凍ミニトマトを使って、トマトの煮込み料理やトマトソースを作ってます。
市販のホールトマトよりも、美味しい♡ただ青いのを追熟したのは、ちょいと酸っぱいけど。
冷凍保存の利点は、少量しかなくても、少しづつストックできること(^^♪
おまけ2)リンゴ以外に、トマトを早く追熟させるのは?
リンゴ以外にもエチレンガスを放出させる果物として、青いバナナもあるよ。
ただリンゴの方がエチレンガスの量が多いし、トマトが赤くなる前にバナナが早く黄色くなってしまうかもしれない。
それにスーパーでは、なかなか青いバナナが売ってない。ってことで、リンゴの方が手軽です。
青いトマトを早く赤くする方法のまとめ
家庭菜園で育てているミニトマトは、ちょっとでも赤らむと、猿やカラスに盗られるので、青いうちに収穫。
トマトは青くても、そのまま常温に置いておけば赤く追熟するから、食べられます。
でも時間がかかるから、早く赤く追熟させたいなら、リンゴと一緒に置いておくと良いよ。
今回実験してみたら、ビックリするほど、早く赤くなったからね!
おまけ)田舎暮らしでの家庭菜園は獣害対策が大変!
ミニトマトは、本当は完熟で食べたい!
でも赤くなるまで待っていると、田舎の大天敵の「野生の猿」がやってきて、トマトを盗っていきます。
猿は、基本は大玉トマトを狙う。でも食べ物がない時は、ミニトマトでも盗る。
その上、一度でも盗みに成功すると、追い払っても畑に何度もやってくるし、本当に困ります。
さらにカラスも赤いトマトを狙うし、まだ実をつける前の小さいトマトの苗を鹿に食べられたこともあります。
田舎暮らしは、想像していた以上に獣害対策が大変です…(泣)
最終的に電気柵を畑の周りにするしかないと言われるけど、その費用をかけるのも。諦めた方が良いのかも…