こんにちは、里山移住者ブロガーのchayo(@bloggers_chayo)です。

ローズマリーを何気なく育てていたら、”若返りのハーブ”と言われるほど美容に良いことを知った私。欲張りなんでたくさん欲しくなり、ローズマリーを増やすために挿し木をやってみて分かったことをまとめました。

だって、こちらの2つの苗を育てているけど、やっぱりたくさんほしいんだもん!若さに貪欲の私です(笑)

ローズマリーを挿し木で増やす

ローズマリーは挿し木で増やすのが楽とのこと。挿し木はラベンダーで経験済みだし、早速レッツトライ!

尚、ラベンダーと違って、ローズマリーは切った挿し穂を水に挿せば、根っこが出るらしい。でもこの成功率は低いし、せっかく発根しても土に植えてから育たないこともあるから、土で発根させたほうがいいよ!

挿し木に必要なもの

  • 植木鉢
  • はさみ
  • コップ (切った挿し穂をつけておく)
  • 発根促進剤 (ルートンやメデネールが有名で、私はルートン)
  • 挿し木用の土 (私はバーミュキュライト)
ママ

発根促進剤はなくてもOKらしいけど、やったほうが成功率がググンとUPするとのこと!ルートンなら300円ほどで買えるから、せっかくやるなら、あった方がいいよ!ちなみに私はたくさん挿し木で増やして、いっぱい収穫して、ハンガリアンウォーターやローズマリー軟膏、ローズマリークリームを作ったりしたいのだ!!(※若く見られたい!)

ローズマリーの挿し木の方法

ローズマリーには挿し木に適している時期があって、それがローズマリーがよく育つ20~25℃の頃。春(5~6月)や秋(9~10月)の頃。真夏や冬は適していないよ!

  1. 元気な親株を選んで、枝の先端から15センチくらいで切る
  2. はさみで根っこを斜めに切る (※斜めに切ることで、広い面からたくさんの水を吸うことができるよ)
  3. 下から1/3は土にさすので、そこ(赤丸の中)の葉をとる (※とった葉は料理や何かに使えるよ!私はドライにしてローズマリーオイルを作ったよ)
  4. コップに水を入れて、1~2時間吸水させる (発根促進にメデネールを使用するなら、メデネールを入れた水で吸水させてね)
  5. 給水させている間に鉢の準備。素焼き鉢に敷石を入れて、挿し木用の土をいれる。尚、マスキングテープに挿し木した日を書いておくと、管理が楽だよ
  6. 給水させたら、挿し穂に発根促進剤をつけて~
  7. 鉢に植える。挿し穂は葉をとった位置くらいまで、刺してね!
  8. 水をたっぷりあげて、指でギュギュッと押して、挿し穂と土を密着させる
  9. 半日陰で、風通しが良い場所に置く
  10. 1ヶ月~1カ月半、毎日水をあげながら、根が出るように管理する
ママ

他の人は新品の植木鉢を使ったり、鉢底石を使ったりしているけど、我が家は大家さんの置き土産の素焼き鉢だし、庭にあった石を鉢底石として使った。それでもちゃんと発根したよ!ローズマリーはハーブだし、丈夫です!!

ローズマリーの挿し木に10本成功したよ!

ローズマリーの挿し木を6月17日にやりました。1か月後に発根を確認しようと思っていたんだけど…

そのちょい前にラベンダーの挿し木で発根した子を鉢に植えたら、枯れたんです。やった時期は7月の真夏。しかも2018年は例年にない連日37℃超えの酷暑。そのせいで朝に水をあげているにもかかわらず、土にしっかり根付く前に、暑さにやられて枯れたんです…

このことがあったからとにかく涼しくなるまでは、挿し木ちゃんはそのままバーミキュライトの中に刺したまま。連日酷暑が続いたにもかかわらず、1つの鉢は枯れちゃったけど、もう1つの鉢は枯れずに10本の子が生きていました!こんな酷暑じゃなければもっと残ったのになぁ(*´Д`)でも生き残ってくれて、マジ嬉しい!

6月17日 10月13日(約4カ月後) 酷暑の中でも発根しているし、成長して大きくなったよ!
ママ

今回実感したのが、バーミキュライトは水分保持力が高いこと!だから今回の酷暑にも耐えられたんだろうな~。もちろんローズマリーが夏の暑さにも比較的強いこともあるだろうけどね!

尚、本当は涼しくなった9月には植え替えしたかった。が、ヒドイ夏風邪ひいたり、それをパパリンや娘にうつしたりで、ドタバタして遅くなっちゃった。健康でないと何もできないですわ。

ローズマリーの挿し木で分かったこと

ローズマリーの挿し木で実感したのは、根が出るまでの約1月~1カ月半の挿し穂の管理が一番大事ってことです。

挿し穂には水を毎日あげる

根がないから乾燥させないように、水を忘れずにあげてね。ローズマリーが乾燥気味が好きだといっても、根がないから、あっという間に枯れることもあるよ。

我が家は毎朝パパリンがジョウロで水をあげていたんだけど、1日旅行で家を留守にしたら、あっという間にラベンダーの挿し木ちゃんは枯れました…

ママ

ある人曰く「水やりをしすぎると発根が遅れる」とのこと。だから我が家は毎朝あげていたから発根に時間がかかったのかもしれない。でも毎日水やりをしないと枯れたから、そこは環境・時期によるとも思うから、各自でいろいろ試してみてね!

挿し穂は半日陰で風通しが良い場所で管理してね

挿し穂は直射日光を避けた半日陰で、風通しが良い場所が良いとのことで、最初は軒下に置いていました。だけど軒下は半日陰にはなるけど、風通しがイマイチ。そこでちょっとした木の下にお引越し。そこなら半日陰になる上に、風通しが良いからね。そうしたら挿し木ちゃんたちも元気になったよ!

が、ラベンダーも挿し木していてかなりの鉢の数になり、半日陰にならず直射日光にあたりまくりの子も出ちゃって、その子は枯れちゃいました。鉢の置き場所は重要だよ!

親株が元気な子で挿し木をする

挿し木は親株のクローン。だから元気な親株を挿し木しないと失敗します

実際にイングリッシュラベンダーでの経験だけど、親株がまだ元気ないくせに挿し木をしてみたら、ほぼ全滅という悲惨な結果になりました。挿し木は親株のクローンというのが身に沁みたよ(;´д`)トホホ…

根っこが伸びる子は伸びる。挿し木用の土はたっぷりと!

挿し木して驚いたのは根っこの伸びがよい子は本当に伸びること。鉢の底に石を敷いていたんだけど、その石の下まで根っこが入りこんじゃった子もいて、とるときにうっかり根っ子を切ったこともあるよ。

だから挿し木用の土はたっぷり鉢の中に入れた方が良いよ。私はケチって失敗したから、それ以降はたっぷり入れてます。

発根が早い子と遅い子の差がある!

発根する子は早くするけど、遅い子は遅いです。1か月たっても発根してなくて葉っぱは元気だったから、そのまま挿していたら2週間後に発根していたこともあるよ。

挿し木は6月よりも5月までにやるのがおすすめ!夏に植え替えすると枯れるよ!

上にも書いたけど、6月17日に挿し木をしました。発根確認は1か月後だと7月17日。そうすると真夏!2018年は酷暑だったので例外的かもしれないけど、暑い時期に発根したからと植え替えると、根付く前に枯れることもあるよ。だから5月までに挿し木をやるほうが、私にはベターな気がする。

しかも今回挿し木に成功しても、10月まではバーミキュライトの中で過ごしたから、株が小さい。だから小さいまま、ハーブが枯れやすいという冬を迎えることに。ローズマリーは夏にぐんぐん育つから、本格的な夏を迎える前に発根させるほうがベターだと思うよ!

ローズマリーの挿し木をした感想

挿し木は手間がかかるし、時間もかかる。でも成功するとマジで嬉しいよ!

挿し木の敷居は高く感じるかもしれないけど、実際にやってみると意外にできるもんです。私は初心者だし、途中で酷暑に襲われもしたけど、10本は成功したからね!それに例え失敗しても、それで学ぶんですよ、きっと(。-`ω-)(←いろいろ失敗ばかりです)

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