こんにちは、里山移住者ブロガーのchayo(@bloggers_chayo)です。
小学校3年生で国語の授業で始まったのが、ローマ字。
「へー、もうやるんだ」と思いながら、国語の授業ではサラッとで終わってしまった。
ここで娘の小学校では、「自主学習ノート」が毎日の宿題。自主学習のやる内容は自由で、ローマ字、漢字、計算、視写、日記。何でもOK。
そこで毎日、自主学習で子供にローマ字を教えていたら、スラスラ書けるようになったので、覚えるまでを紹介します。
なかなかローマ字が覚えられない子供の参考になれば、嬉しいです。
子供が覚えるコツは、「楽しく」です。私は娘と一緒にやってます♪
娘ちゃんは、支援クラスに通ってる。長文読解などは苦手だけど、暗記は得意
なぜ小学生3年生でローマ字を学ぶの?いつ?
小学校3年生の2学期に、「国語」の時間にローマ字をやります。
最初、「こんなに早く?」とビビった。私の子供の頃は、もっと遅かった気がする。
でも考えてみれば、パソコンはローマ字入力だから、パソコンのタイピングで必須。
だから早いんだろうな。時代の流れですね。
ローマ字を覚えないと、パソコンの授業で苦労するとのこと。だから子供にはしっかりと教えておくと良いよ
小学校3年生のローマ字はヘボン式ではない
小学校3年生で学ぶのは、訓式(くんしき)。ヘボン式では、ありません。
国語の「上」の教科書にローマ字表があり、訓式で書かれていて、ヘボン式は()で表記。
我が家はそれで訓式で教えました。ちなみにヘボン式は、小学校の高学年に習うとのこと。
「し」を「si」が訓式、「shi」がヘボン式。「じ」も「zi」が訓式、「ji」がヘボン式
実際に子供がローマ字を覚えるまでにしたこと
- アルファベットの練習
- 単語で書いてローマ字練習
①はホドホドに、②をメインにやりました。
ローマ字練習には、英字用のノートを使ってます。百均にもあるよ
ローマ字練習①アルファベットの練習はホドホド
最初に「A」「B」「C」…と、アルファベットを書かせました。
自主学習ノートに、4マスを一文字分にしてアルファベットを書く練習。
ただ娘がつまらなそうだったのでホドホドで止めて、次の単語練習でしっかりと教えました。
子供が楽しくなさそうなら、次のStepに進みましょー!
ローマ字練習で失敗しないコツ①書き順をうるさく言わない
ローマ字の練習中に、「書き順」をうるさく言わない方が良い。コレ、私がやった失敗。
娘は一度書き順を覚えたら、その通りにしか書かないから、最初が肝心だと思って。
(あと、私は書き順があることさえ初めて知った上に、自分の書き順が間違っていたから)
でも、失敗。ただでさえアルファベット書くだけって楽しくないのに、親からうるさく言われたら、やる気なくなりますよね(^^;)
「A」から始まって、「K」くらいで止めました。幸いなことに、娘は小学校でタブレットや家のオモチャPCで練習していたし。
小学校で書き順を教えてもらってたみたいだし、書き順は神経質にならなくても良かったなぁ(反省)
ローマ字練習で失敗しないコツ②アルファベットはなぞらせるのが良い
アルファベットを書かせるよりも、まずは、なぞらせるのが良いです。
なぞった方が、正しく書けるし、なぞる方が楽しいからね。
こちらに無料ドリルがありますよ。私も、なぞらせればよかった。
自主学習ノートのページ数を増やしたいなら、プリントアウトして、ノートに貼ると良いよ
ローマ字練習で失敗しないコツ③タブレットやおもちゃPCで楽しく学ぶ
小学校では、タブレットでアルファベットを練習してました。
我が家には、子供用ディズニーパソコンがあるので、娘はそれでアルファベットを書いてた。
パソコンやタブレットに専用ペンで文字が書けて、「〇」「×」もしてくれるしね。
ノートに書かせるのとは違って、ゲーム感覚だから、楽しんで覚えていたよ。
だからママ、ノートにアルファベットを書かせないでよ。パソコンやタブレットの方が楽しい!
娘ちゃんは、このPCでお絵描きしたりして遊ぶけど、九九や漢字、国旗も覚えたよ
ローマ字練習②単語で練習
我が家が重点的にやったのは、この単語での練習です。
国語の教科書にのっているローマ字表を広げて、とにかく書かせました。
ローマ字のルールも、我が家は全て単語で書かせながら、その都度、教えていったよ。
ローマ字練習①最初は名前を書くのがオススメ
最初のローマ字練習でおすすめなのが、お名前。喜んで書きます。
自分の名前、ママの名前、パパの名前、ペットの名前も書いたよ。
他にも、おばあちゃんやおじいちゃん、お友達の名前を書かせるのも良い。お友達だと、いろんなアルファベットを書けるよ。
最初は「か」の「KA」も、表を見ながら「けー(K)とえー(A)」と言いながら。
アルファベットを書くのも大変だから、一文字を書くのもひと苦労。でも繰り返すことで、どんどん覚えていきました。
苦労している時は、「けー(K)とえー(A)だよ」と口で教えたり、アルファベット表を指さしたりとフォローしたよ
ローマ字練習②興味のあることを単語で書かせる
次に興味のあることを、単語でローマ字を書かせて、覚えました。
我が家は「おやつ」、「果物」などのテーマを設けて、テーマに合う単語を順番に言って、娘がローマ字で書いて練習。
例えば、テーマが「おやつ」なら、
ママはアイス!
アイスね。
(アイスを日本語で書いてから)「あ」は「A」、「い」は「I」、「す」は「SとU」。(ローマ字で書く)
書けた。次は私で、グミ!
(グミを日本で書く)えーっと、「ぐ」は「GとU」、「み」は「MとI」だ!
次はママね。ママは、ケーキ!
こんな感じで、娘はローマ字の練習。こうすると、ちょいとゲーム感覚になります。
実際の娘の自学ノートはこちら。担任の先生と話して、ローマ字は英単語ノートに書いてます。
娘が書いたローマ字は、私がひとつづつチェックしてます。間違えて覚えちゃうと困るからね
ローマ字練習での他のテーマは?
実際に自学練習した、「テーマ」の一例がこちら。
娘の興味ある「動物」や、「おやつ」、「果物」、「野菜」、「乗り物」。あと娘は「県」や「国」も好きだから、そういうのも。
他にも「ドラえもんのひみつ道具」「ちびまる子ちゃんのキャラクターの名前」もね♪
他にも「しりとり」や、「あのつく言葉」とかも。何でも良いよ♪
ローマ字練習で失敗しないコツ④楽しみながらやる
ママと交代で単語を言うことで、ゲーム感覚になります。
一人でやってもつまらないだろうけど、親と一緒にやることで楽しくなるよ。
子供のローマ字練習に時間をとられると、家事の時間や自分のゆったりタイムが減って大変。
でも子供が覚えないのも、困る。だから時間のある時に、子供と一緒にやってみてね!
あと基本は楽しみながらだから、かたく考えず、ゆる~くやるのも大事です。
お父さんをローマ字で書くと「OTŌSAN」(子音は重ねない)。でも「OTOUSAN」でOKにしてるよ。ざっくりで♪
ローマ字練習で失敗しないコツ⑤単語を書きながら、ルールを教える
単語を書きながら、娘にローマ字のルールを教えました。
例えば「クッキー」と書く時に、「っ」は次の子音を重ねて「KUKKI」というようにね。
最初は不思議な顔をしていたけど、すぐにルールを覚えたよ。子供は覚えるの、マジ早い。
また覚えたての時は、「切手」「クラッカー」、「アイパッド」とか、わざと「っ」がある単語を言って練習させました。
他にも「ぐ」のような濁音や、「しゅ」のような「しゃ、しゅ、しょ」なども、教科書のアルファベット表を見ながら、その都度、教えたよ。
焦ったのが、「フォーク」の「FO(ふぉ)」や「アルジェリア」の「ZYE(じぇ)」とか。そのたびに一緒にネットで調べました
ローマ字練習で失敗しないコツ⑥大文字と小文字は一緒にやらない
「大文字」と「小文字」を一緒にやると、ぐちゃぐちゃになる。ただでさえ文字数が多いし。
だから「大文字」をしっかり覚えてから、我が家は「小文字」を練習しました。
最初は「大文字」か「小文字」の、どちらかだけで良いと思う。
ちなみに娘は「大文字」で覚えたら、「小文字」を覚えるのは早かったです。
尚、同じテーマの「おやつ」でも、大文字と小文字では違うから、勉強になりますよ。
同じテーマで何回やってもOK。なんせローマ字の勉強だからね
ローマ字練習で失敗しないコツ⑦親にゆとりがあるときに♪
親に時間のゆとりがないときにローマ字練習を一緒にやるのは、おすすめしません。
子供は一人よりも、親と一緒の方が楽しいと思う。
でも親に時間のゆとりがないと、「なんでわからないの?」ってイライラしがち。
なんせ「さ」の「SA」だって分からないし、「S」のアルファベットを書くのも一苦労。時間がかかる、かかる。
だから親の時間がある時に、やってみてね。親がイライラすると、子供はローマ字練習を嫌がってしまうよ。
自学学習の時間が長くなると、焦ってイライラしがち。親が疲れている時は、要注意!
小学生の子供のローマ字練習のまとめ
娘はローマ字練習では、主に「単語」を書かせて覚えました。
最初は「か」の「KA」だけでも、一苦労。ローマ字表を見ながら、アルファベットの練習もだからね。
でも覚えてからは、スラスラと書けるようになりました。
子供の記憶力は、スゴイ。それに毎日の積み重ねが大きいことを、実感しました。
ローマ字を覚えてからも、娘は楽しいらしく、毎日自学ノートにローマ字を書いてる。
同じことを何度もやるのは大事だから、娘が飽きるまで一緒にローマ字練習をして、徹底的に覚えさせます(笑)。
我が家の練習方法が、少しでも悩んでいる親の参考になれば、嬉しいです(*^-^*)
最後に、こちらに小学校の学年ごとに必要なものをまとめてみました。