移住者に会いに上石津へ行ったら(詳しくはコチラ)、なんと”空き家見学”まで館長さんがセッティングしてくれていました。で、突如物件見学スタート(笑)
物件は、8年くらい空き家だった2階建ての家。以前はおばあさんが一人で暮らしていたという、田舎にしては手頃な広さの家。っていうか、他の家が広すぎなんだよね~。みんなはこの家を狭いというけど、今暮らしているアパート(3LDK)よりも、断然広いから!!
でも、それでも家の外に倉庫、そして家庭菜園スペースもありした。竹林の傍なので、タケノコもとれるし、柿の木もあります。やっぱり田舎は、規模が違うな~。
私たちが住居で望むこと
- 賃貸
- 室内犬はOKか?
- 好き勝手に改装してもOKか?
- 住んでから、”身内が住むことになってから退去してくれ”という話にならないか?(※実際にあったらしい)
- 将来ココの土地が気に入れば、購入してもOKか? (←これはできたらで)
最後の項目以外は、全てクリア!最後のも、もう一度確認してくれるらしいし、家賃も結構安くなりそう。ただし庭の石垣の先は、ちょっとしたガケというか、急斜面だし、他の場所にもところどころ危ない場所があるので、娘の安全面で柵が要るなぁ…。
家の立地条件が良い
家は8年も空き家だったし、家具も残っており、かなり古く、掃除が必須。でも縁側があって、その眺めが最高!!
目の前に山、そして畑が見え、ちょっと先には川も流れていて…。日当たりも良く、その景色に私は一目ぼれ。吹いてくる風も気持ち良い~。
写真は後日住んでからバーベキューしたときの庭からの景色。最高!
パパリン的には、いろいろやりたいから、”もっと広いほうが良いなー”と思ったらしいけど、掃除、大変だから!!
ちなみに家の前に、民家が2件あるけど、空き家とのこと。後ろの民家は人が住んでいるけど、ここなら騒音に悩む心配は、なさそうです。(娘の夜泣きがひどいので、今住んでいるアパートでは、夏でも窓を閉めてます)
地区の住民が好意的
今回一番びっくりしたのが、住民の方の対応。私たちが行く2日前に、今回見学した家の家主さんの了解が得られたらしく、地区の人が、慌てて掃除をしてくれていたんです!!
(ただ2階とか階段は掃除が終わっておらず、埃まみれだったけど。さすがに8年空き家。埃の量が半端ない)
空き家見学の時にも、わざわざ来てくれたのは、その自治会長さん。そして家の裏手のおばあちゃん。しかも掃除は他の人も手伝ってくれた模様。そして私たち家族に、とても親切にしてくれました。
目の前にある畑が見えたので、「畑で野菜を作りたいなー」とつい言ったら、「作る人を探してたよ。借りられるように話してあげるよ」と。「野菜の作り方を習いたい」と言ったら、「私が教えてあげるよ」と。そんな感じです。
更に空き家を借りる場合、今回は空き家バンク制度で不動産会社が仲介しないから、空き家の掃除も、そして前の家主さんの持ち物の処分も、借りる私たちの仕事。
そう思っていたら、「住んでくれるなら、掃除や持ち物の処分もやっておくよ」とのこと。
庭の木もずいぶん切ってくれ、手入れしてくれていたし、そういえば空き地も草がそんなに伸びていなかった。本当に心強いです。
住民が好意的なのも、先輩移住者のおかげ
あまりにも地区の住民の方々が好意的で、不思議に思ったので、館長さんにちょっと聞いてみたら、「先輩移住者がみんな良い感じだったから」とのこと。
そして私たちも前回の体験ツアー含め、審査(?)されていて、無事合格だったみたい(笑)何気なく話しているだけでも、移住希望者の人柄をみていたようです。
ちなみに先輩移住者と話すと、みんな個性的でした。まぁ、田舎にわざわざ住もうという、マイノリティー派ですからねー。って、私たち夫婦もそうだけど(笑)