こんにちは、里山移住者ブロガーのchayo(@bloggers_chayo)です。

精霊の守り人って、面白いって聞くけど、シリーズではどんな本があるの?どんな話?短編や番外編もあるの?
こんな疑問に、精霊の守り人シリーズが大好きなchayoが答えます。

精霊の守り人シリーズが大好きで、各本はもちろん。短編も全て読んでいるし、アニメも大河ドラマも全て観ています!
今回はファンタジー小説好きのために、精霊の守り人シリーズの各本と、それぞれのあらすじを紹介しますね。

「守り人」と書いて、「もりびと」って読むよ
精霊の守り人シリーズの本のラインナップは?特徴は?
精霊の守り人は、最初の「精霊の守り人」から始まり、「闇の守り人」、「夢の守り人」、「虚空の旅人」、「神の守り人」、「蒼路の旅人」。
最後の「天と地の守り人」まで、計7つの作品のラインナップです。
尚、本のタイトルが”守り人”では、主人公はバルサ。”旅人”だと、チャグム。
次から、1冊づつ、あらすじを含めて紹介します(‘ω’)ノ

順番通りに読まなくても楽しめるけど、順番どおりに読むのがやっぱりおすすめ。守り人世界を、じっくりと楽しめます
精霊の守り人シリーズの特徴は?ポイントは?
守り人の世界には、2つの世界があります。ふだん目に見えている世界「サグ」の他に、目に見えない精霊が住む世界「ナユグ」。
この2つの世界はが折り重なっていて、お互いの世界に影響しあっています。
両方の世界に存在する”花”や”精霊”もいるよ。
そしてこれが最後の話にとっても影響するし、これがこの守り人世界の最大ポイントです(*^-^*)
精霊の守り人のあらすじ
精霊の”卵”を宿したために、父である皇帝から命を狙われている第二皇子のチャグム。
短槍使いの女用心棒・バルサは、チャグムの母から用心棒を頼まれます。
バルサは追っ手からチャグムを守るが、果たして守り切れるか?
そしてチャグムの宿している”卵”の正体を調べるにつれて、今まで信じていた”建国神話”そのものが真実であるかがわからなくなる。
いったい過去に何があった?チャグムは、無事に”卵”を守れるか?
闇の守り人のあらすじ
バルサが生まれ故郷のカンバル王国に戻ると、自分を守り育ててくれた養父ジグロは裏切り者になっていた。
既にバルサの敵である前王ログサムは死去しているのに。いったいなぜ?一体どうなっている?
その頃、”山の王”から国王へ”ルイシャ”が贈られる、”ルイシャ贈り”の儀式が始まることに。
この儀式は数十年に一度であり、”ルイシャ贈り”の儀式は、貧しいカンバル国民にとって死活問題。
だがその儀式で、”陰謀”がうごめきます。バルサはカンバル国と、ジグロの名誉を守れるか?
夢の守り人のあらすじ
タンダの姪が夢から目覚めなってしまった。
そして姪を見ていたタンダまでもが、人の夢を糧とする<花>に捕らわれてしまい、目覚めない。
一体何が起きてる?バルサはタンダを救えるか?そしてトロガイの秘められた過去が朗かに!
今回の話はシリーズの中でも、ちょっと異色。”呪術”要素が多くて、ナユグ世界が強い話です(‘ω’)ノ
虚空の旅人のあらすじ
チャグムが主人公。舞台は、南の島国サンガル王国。いくつもの小さな諸島が集まり、一つの国となっている。
しかもサンガル国の南の大陸には、巨大なタルシュ帝国があり、タルシュ帝国はサンガル国を狙っています。
さて、そんなサンガル国の新王の即位式に招かれたチャグムとシュガ。
だが、その即位式の最中に、新王が弟に殺されかけるという事件が発生!
しかも弟はタルシュ帝国の刺客に操られていただけなのに、これを証明するすべはなく、このままでは弟は処刑されてしまう。
弟はチャグムを頼るが、一体どうなる?真実は明らかになるのか?

ここからタルシュ帝国へ話が膨らみ、一気に世界が広がります。またchayoは、新ヨゴ国とは違う陽気なサンガル国の雰囲気も好き!
神の守り人のあらすじ
上下2冊です。舞台は、新ヨゴ国の隣のロタ王国。
タンダと一緒に出掛けた草市で、バルサは人買いから幼い兄妹を助けます。
だが、妹のアスラは、ロタ王国を揺るがすほどの恐ろしい力を秘めていました。
アスラを狙い、ロタ王国の<猟犬>とよばれる呪術師が追いかけてきます。
果たしてバルサは、アスラを守れるか?そしてロタ王国の運命は?
蒼路の旅人のあらすじ
チャグムが主人公。罠と知りつつも、祖父を助けるためにサンガルの大海原へ向かったチャグム。
サンガル国で牢につながれて、更に脱走に失敗して、大ケガを負ってしまいます。
その時に一隻の船が近づき、他に選択がないチャグムは、その船に乗り込みます。
船にいたのは、タルシュ帝国の密偵であるヒュウゴ。
チャグムはヒュウゴに連れられ、ヒュウゴの祖国であり、今はタルシュの属国であるヨゴ枝国へ連れて行かれます。
その道中、父である帝を殺害し、タルシュへ降伏するように諭されて、悩みます。
チャグムはどうする?新ヨゴ国の将来は?そしてヒュウゴの真の狙いとは??
天と地の守り人のあらすじ
ロタ編、カンバル編、最後は新ヨゴ国編の3部作で、計3冊。
新ヨゴ国を救うために、命を懸けて大海原に飛び込んだチャグム。
チャグムを探してほしいと頼まれたバルサは、わずかな手掛かりを追って、チャグムを探し始めます。
手掛かりは、チャグムが持っていた宝石のみ。バルサはチャグムを見つけられるのか?
しかもバルサは、チャグムの情報を探るうちに、罠にかかり、ピンチに!
そしてそんなバルサを救ったのが、なんとヒュウゴだった!果たしてヒュウゴの狙いとは?
またその頃、タルシュ帝国からの魔の手が新ヨゴ国へ忍び寄り、タルシュ帝国との戦が始まろうとしています。
しかもその戦いに、タンダが行くことに。タンダは無事に生き残れるのか?
更に精霊の世界であるナユグに100年ぶりの春が訪れることで、アスラたち異能者は何かにおびえていた。
いったい何が起こる?そして新ヨゴ国の運命は?
精霊の守り人の短編集と番外編
精霊の守り人には、短編集2冊と、番外編が1冊あります。
chayoとしては短編集も面白いけど、やっぱり長編の方が話が深くて好きですね(*^-^*)
流れ行く者のあらすじ
バルサとタンダが13歳の、まだ幼い頃の短編集。
タンダはトロガイの弟子にはなっていなくて、家の農業の手伝いをして暮らしています。
でも農業は性に合わないし、周りからは目に見えないものが見えて気味悪がられ、居心地が悪い。
だからよくトロガイの家に遊びにいっています。
トロガイの家には、バルサと養父のジグロもいて、バルサはジグロに鍛えられている。そんな頃です。
ある日、村で不思議な出来事があり、その謎をタンダが解いていきます。
他には、バルサが賭博師から、賭け事について教えてもらう話。
さらに、用心棒の仕事でジグロが大ケガを負ったり、別の仕事では盗賊に襲われたりという話もあります。どれも面白いですよ(*^-^*)
炎路を行く者のあらすじ
タルシュ帝国の密偵となった、ヒュウゴの少年時代の話。
ヒュウゴはヨゴ国の武人の一族。だがタルシュ帝国に征服され、武人階級の家族は皆殺しになってしまいます。
それでもヒュウゴだけはタルシュの手を逃れ、なんとか生き残ります。
そしてそんなヒュウゴを助けてくれたのが、少女リュアン。リュアンと父に匿われ、ヒュウゴは次第に元気になります。
ヒュウゴは新たな生き方として、まずは酒場で働き始めるが、だんだんと腕っぷしの強さから、”ならず者の頭”になります。
でもリュアンが人質に取られたのと、リュアンの父から叱責されて、反省。
さらに周りの人々がタルシュの重税で苦しんでいることを知り、ヒュウゴはタルシュの密偵になることを決心する。そんなお話です。

この話は深くて重いけど、この話を読むことで、ヒュウゴがより好きになりました!
他にも1話あって、15歳のバルサの「十五の我には」。バルサは短槍の腕はあるけど、すぐ感情的になって失敗してしまう。
そんなバルサを想い、バルサを諭すジグロが素敵です(*^-^*)
風と行く者のあらすじ
長編で、タンダと夫婦になったバルサが、<サダン・タラム>というロタ王国の旅の楽団たちと再会する話です。
<サラン・タラム>はロタ王国北部を回り、かつて氏族同士での争いにより犠牲になった人々の魂を鎮魂する旅をしています。
バルサが若い頃にも、ジグロと一緒に用心棒として、<サダン・タラム>と旅をしたことがあります。
そして今回も、バルサは<サダン・タラム>の用心棒を引き受けて、一緒に旅をします。
昔の縁もあるけど、なにせ楽団の新しいお頭は、ジグロの娘かもしれないからね(‘ω’)
そして今回も、過去の旅と同じく、楽団のお頭が狙われます。
バルサは楽団を守れるのか?そしてお頭を狙う真の狙いとは?

ジグロが出てくるから嬉しくなるし、守り人らしい世界観で、読んでいて楽しい話です
精霊の守り人シリーズのまとめ
精霊の守り人は、各本がいろいろあります。どの本も全て読んだけど、どれも面白くて大好きです!
特に好きなのが、「闇の守り人」と最後の「天地と地の守り人」で、ちょいと苦手は「夢の守り人」かな(苦笑)。
何度読んでも面白いし、特に最後の「天と地の守り人」の世界観は圧巻です(*^-^*)
尚、chayoが精霊の守り人を知ったのは、大河ドラマのシーズン1を見たから!
「精霊の守り人」は、大河ドラマがあって、シーズン1~3があります。
バルサを演じる綾瀬はるかさんがカッコよすぎて、思わず見惚れちゃいました(*^-^*)
ただシーズン3では原作をいじったことで、最後はちょいと消化不良だけどね。残念!
他にもアニメもあり、chayoは特にアニメが好き!原作イメージ通りのバルサやシュガ、チャグムが出てきますよ(*^-^*)
他にも、こちらではファンタジー好きのために、おすすめ本を紹介してます。