こんにちは、里山移住者ブロガーのchayo(@bloggers_chayo)です。
山形県で大学生活を過ごしました。その頃は秋になると、友達と河原でカマドを作って、芋煮をよくやりました。
醤油味で、牛肉。他は里芋、舞茸、こんにゃく、ねぎのみ!これが美味しいんだな~♡
その時に覚えた芋煮を、今は家庭で作ってます。パパリンも気に入って、すっかりchayo家の定番です。
ちなみに芋煮は山形、福島、宮城で広く食べられているけど、地域によっては味噌味と味付けも違うし、材料も違う。
しかも山形では、庄内地方ではゴボウも入れるとのこと。奥深いもんです。
山形芋煮の材料
- 里芋 1袋 (chayoは自家製だから、たくさん使います!)
- 舞茸 1パック
- 板こんにゃく 1枚
- ねぎ 2~3本
- 牛肉 300g
- 砂糖 大さじ3
- 料理酒 200cc
- 醤油 100cc
- ダシパック1袋

大学時代の最初の芋煮で、先輩が「酒をいっぱい入れた方が美味しいんだ!」と酒をドボドボ入れていたのにはびっくりしたけど、食べてみたら美味しい。それでchayoはいつも酒を多めで作ってます
chayo愛用のだしパックはこちら。簡単お吸い物もできるし、お味噌汁も美味しくなるし、うどんつゆも簡単に作れる。これ一つあれば調味料を減らせるよ!
皮が剥かれているのよりも、皮つきの里芋の方が美味しい!
河原で芋煮を作っていたころは、パックの皮が剥かれている里芋を使ってました。
これだと皮を剥く手間もなく、楽ちんだから♪そもそも調理が河原だし。
でも引っ越したら、パックの里芋なんて売っていない。
そこで市販の泥つき・皮つきの里芋で作ってみたら、ホクッとしていて、こっちの方が断然おいしい!
今はパパリンが育てた自家製の里芋で料理するから、更に美味しさ倍増です♡
山形芋煮のレシピ
- 里芋の皮を剥き、水で洗う
- 里芋が大きかったら、食べやすいように半分にする
- 鍋に里芋と料理酒をいれる。里芋がしっかりかぶるくらいまで水をいれて、火にかける
- 里芋が柔らかくなるまで、しっかりと茹でる
- 里芋を煮ると、写真のようにぶくぶくと泡が出るから、吹きこぼれに注意!ぶくぶくは水を加えると、おさまるよ。これを3回ほど繰り返すと、里芋が柔らかくなっていることが多い
- ぶくぶくが収まった頃に、chayoは灰汁をとってます。全部じゃなくて、ある程度取ればOK!
- さて。里芋を茹でている間に、別の材料の準備
- 舞茸は食べやすいように手で割く
- こんにゃくを手で適当な大きさにちぎる!(※味がしみこみやすくなる)
- こんにゃくの臭みが気になる場合は、塩で揉んでから流水で洗い流し、その後に熱湯で3-5分茹でておく
- ネギは一口大の斜め切りにする
- 600mlの水を沸騰させて、ダシパックでダシをとっておく
- 里芋が柔らかくなったら、上の方のお湯をちょいと捨てる
- こんにゃく、舞茸を入れて、醤油、砂糖、12でとったダシを入れる
- 5分くらい煮たら、牛肉をほぐしながら入れて、ネギを入れる
- 牛肉に火が通ったら、味を見ながら、醤油・砂糖で調整して、完成♡ (※肉が入ると一気に味が変わります)
ダシパックを使わない場合は、醤油や砂糖を入れるタイミングで、ほんだしとお水を入れてね!
芋煮はchayo家の定番。体があったまるし、ホッとする懐かしの味です(*^-^*)

河原で作る時は包丁が必要なのはネギのみ。舞茸は手で割くし、こんにゃくは手でちぎっているから。家でも同じように作ってます
こんにゃくの臭み抜きのやり方
保育園の娘はこんにゃく好きだけど、安いこんにゃくを使っているので、臭みが気になります。
臭みをとるために熱湯でくぐらせているが、もっととれる方法を見つけたので、これからは下記のようにやってみおう(‘ω’)ノ
- こんにゃくを切る
- こんにゃくを塩で揉む
- 沸騰したお湯で3~5分茹でる
- 水を切る。この後、冷水はかけずに、自然冷却
芋煮にうどんを入れると美味しいよ♡
chayoは鍋いっぱいに芋煮を作るので、1日目はご飯と一緒。
2日目は別の鍋で茹でて、流水でぬめりをとったうどんに、芋煮をかけて食べてます。芋煮うどん、最高です♡
山形では芋煮会が身近なイベント!
山形では秋になると、河原で数人が集まって芋煮会をやります。
chayoの記憶は20年以上前だけど、驚いたのが河原に水道もあるし、大きな石もあって、カマドを作れるようになっていたこと。
更にスーパーでは予約すれば、人数分の芋煮材料がセットになっている「芋煮セット」があって、大きな鍋は無料で借りれます。
しかも河原の近くのコンビニでは、薪が売ってました。
芋煮は、山形県民の恒例行事です(‘ω’)ノ
あの頃は、芋煮を作りながら、お酒を飲んだり、河原で遊んだりしたなぁ~。
また毎回芋煮を食べながら、「おにぎりがほしい🍙」と思っていた。だから最後の〆でいれる、うどんが楽しみだったな~(*^-^*)
山形芋煮レシピのまとめ
山形芋煮はしょうゆ味で、懐かしい素朴な味。体もあったまるし、美味しいよ!
コツは里芋をしっかりと茹でること。「柔らかっくなったかな~?」と思っても、里芋は固いことがあるから、しっかりとね。
芋煮は東北で広がっているけど、実は県や地域で味が違うんです。
福島では豚肉で味噌&醤油のブレンド。宮城では豚肉で味噌味。岩手と秋田では、鶏肉で醤油味!
福島で知り合い、福島の芋煮しか知らなかったパパリン。
最初はchayoがつくる山形芋煮にびっくりしていたけど、すぐに山形芋煮にも慣れて、今では「これが美味しい!」と絶賛してくれます。
すっかりとchayo家の味で、秋になるとよく作ります(*^-^*)
尚、岐阜県の田舎に移住してから、ご近所の人と話をすると、家庭菜園で里芋で作っていても、「芋煮」の存在自体を知りません。
「芋煮」は美味しいから、「みんなに広めたい!」っていうのが、chayoの密かな野望。しかも山形芋煮をね(笑)
おまけ。山形で芋煮といえば、大型ショベルカーを使った大鍋の芋煮が有名!
毎年、秋に山形市で開催される「日本一の芋煮会」では、専用の6.5mの大鍋で芋煮を作ります。
鍋をかきまぜたりするのは、なんとショベルカー!
調べてみたら、ショベルカーは以下の条件で、衛生面に気を使って調理してます。
- 一度も作業していない新車
- 各可動部分の潤滑油はすべて洗い落とし、代わりにマーガリン、バターを使用
- バケット部はオールステンレス製の芋煮専用
詳しくはこちら。こんな祭りは、他にはないよ!
この芋煮フェスティバルの存在は知っていても一度も見ずに東北を去っちゃった。見ておけばよかったなぁ~。
寒い時期に重宝する鍋や煮込み料理は、chayo家のド定番。chayoが実際に作っている鍋や煮込みレシピをまとめました(^^♪