こんにちは、里山移住者ブロガーのchayo(@bloggers_chayo)です。

玄関の横に花壇を作りお花を植えてみたけど、お花が育たない。再び植えてもダメ。

「なんでだろ?土が足りないのかなぁ?」と掘ってみたら、中から大量の幼虫が出てきました。

慌てて幼虫を捕殺し、その後に調べてみたら、この幼虫がガーデニングの大敵コガネムシの幼虫でした。

ってことで、今回はコガネムシの幼虫退治&対策についてまとめたので、紹介します。

花壇の花が育たない。根が切らているから、根切り虫?

玄関の横に、市販の土を撒いて作った花壇に花が育たない。

花は手前からフロックスビューティー、マイクロアスター、宿根かすみ草の3種類。

正確には手前のフロックスビューティーだけはちゃんと咲いているんだけど、他の宿根かすみ草とマイクロアスターを何度植えても、育たない。

葉がボロボロになるし、どうやら根が切られているみたいで、植え付けても、植え付けても、ダメなんです。

しかも今度は8センチくらいまで順調に育っていた宿根かすみ草も、ダメになった。

「変だな~」と思いつつも、原因不明。

新しく花壇にしたところだからと、パパリンと相談して「土が足りないかな??」と土を足すことに。

花壇の土をほじくり返してみたら、なんと写真の幼虫がウジャウジャ出てきた!

パパリンが最初に10匹ほど退治し、chayoもその後10匹以上は潰したよ。もうわんさか出てきました(+_+)

しかも見つけても、すぐに幼虫は土に潜るから、見つけたらすぐに捕殺してね!

ちなみに幼虫がわんさかでてきたのは、化成肥料を撒いたあたり。化成肥料が害虫を呼んだようです…。

足ではうまく潰せないし、chayoは虫が苦手なヘナチョコなんで、素手では潰せず、石で潰しました。

田舎暮らしで多少は虫に強くなったんだけど、まだまだ素手では無理ですわ。

幼虫の正体はコガネムシ!害虫だった!!

調べてみたら、今回退治した幼虫はガーデニングの大敵コガネムシの幼虫

土の中に眠っている幼虫の大部分がこのコガネムシの幼虫で、ガーニングの大敵。植物の根を喰いあらすんです!

だから花壇のお花たちがしおれたり、茎から切れたりしたわけね。あんだけ大量の幼虫たちに根を食べられたら、そりゃー、育たないわけです。

しかもコガネムシは成虫も、葉をムシャムシャと食べまくるにっくき害虫です。困ったもんだ。

ちなみにコガネムシは腐葉土が好き

いつもは庭の土を使うけど、その時は土が足りなくて市販のガーデニングの土(腐葉土)を使ったんです。これもコガネムシをよんだようです…(泣)

土の中にコガネムシの幼虫がいるのかを見分けるポイント

土の中にコガネムシの幼虫がいるとこんなことが起こるよ。複数あてはまったら、気を付けて!

  • 水をあげていても、植物に元気がない
  • 茎が切られている
  • 土がふかふかになる
  • 雑草が急に枯れ始める
  • 土が減っている
ママ

今回被害にあった花壇も、やたら土がフカフカしてました。コガネムシの幼虫のせいだったのね

コガネムシ幼虫の退治方法

コガネムシの幼虫の退治方法としては農薬を使うのが手っ取り早いけど、chayoは農薬を使いたくない。

愛犬も小さい子供もいるし、自然環境を考えたら、土の微生物を殺したくない。

ってことで、無農薬駆除の方法を調べました。

[無農薬駆除①]コガネムシを見つけたら捕殺。土ごと取り換えるのがベスト!

地道な方法だけど、土を掘り返して、幼虫を見つけ次第捕殺する方法です。

ただ卵の状態で潜んでいることがあるから、土を全て取り換えるのがベストだよ!

でもchayo家の場合は地植えだから、それは難しい。

だから暫くは植物に気を付けながら土をほじくり返し、見つけたら幼虫を捕殺します。

[無農薬駆除②]鉢植えの場合は、水に浸して捕殺!

鉢植えの場合にできる方法。バケツなどに水を入れて、その中に鉢ごとドボンと入れます。

そうすると苦しくなったコガネムシがプカプカと浮いてくるから、捕まえて捕殺できるよ!

ただ植物によっては根腐れなんかを起こすことがあるから、様子を見ながら、時間調節してね。

尚、コガネムシの幼虫被害が怖いバラも、バラを育てる本に真夏の水切れ対策として「鉢ごと水に浸す」と紹介されていた。

だから真夏にこの方法を試して、バラの鉢の中に幼虫がいないかを確認するつもりです(‘ω’)ノ

[無農薬駆除③]コガネムシの成虫も駆除!フェロモントラップもあるよ!

コガネムシの成虫も駆除しないと、卵を産まれたら、まさにイタチゴッコになる。

だから成長も見つけたら、駆除してね。

成長のコガネムシ対策として、フェロモントラップもあるよ!

[農薬駆除]オルトランで退治!

chayo家はやらない方針だけど、農薬駆除は手っ取り早いので、記載しておきます。

オルトランDXを対象の植物の根元に撒いて水やりをすると、土の中に薬剤が浸透します。

それを植物が根から吸い上げることで、幼虫が根を食べなくなります。

しかも葉にくっついて植物の汁を吸うアブラムシなどの害虫にも効果があるよ。

[農薬駆除2]ダイアジノンで退治!

土の中にいる害虫退治に特に効果がある農薬。この成分に触れると、幼虫が死ぬよ。

コガネムシ対策の予防

土の中にいるコガネムシを退治しても、再びコガネムシが卵を産んだら困る。

だからコガネムシに卵を産ませないのが予防するポイントです。

土に不織布をかける

鉢に不織布なんかをかければ、コガネムシが卵を産み付けないよ。

市販のものではなく、自分で不織布や網戸のネットを切って、鉢に合わせて作っても良いよ!

また市販のバークチップで覆ったりするのも良いよ。

ヒノキ入り堆肥を混ぜる

調べてみたら、ヒノキ入りの馬糞堆肥を土の中に20%ほど混ぜ込むと、コガネムシ幼虫が発生しにくという経験談を発見!

コガネムシはヒノキ(桧)の香りを嫌うとのことだよ(‘ω’)ノ

せっかくなんで今後、chayo家も試してみます。

chayoはバラも育てていて、コガネムシの食害で一番怖いのはバラだからね!バラに使って、余ればこの花壇にも

ちなみにヒノキチップは根元のマルチには使えるけど、たい肥として土の中に混ぜ込むのはダメ。そのまま土に混ぜると窒素不足を引き起こすよ!

コンパニオンプランツを植える

ネギやニンニク、玉ねぎ。他にもハーブとして、センテッドゼラニウム、キャットニップ、ルー、チャイブ、ミント、タンジー、シクロネラ、マリーゴールドなど。

ただしコンパニオンプランツの効果は、被害が10→8に減ったと程度らしい。だから気長に構える人向けとのこと(‘ω’)ノ

コガネムシの幼虫対策のまとめ

花が育たなかった花壇を掘ってみたら、大量の幼虫を発見し、捕殺しました。

調べてみたら、植物の根を食い荒らすという害虫コガネムシの幼虫。

ガーデニングや家庭菜園の大敵で、多くの人が被害にあっているということです。

今回は土を掘って、20匹以上捕殺したけど、まだまだいそう。

とりあえず幼虫を退治した後に土を足して、新たに宿根かすみ草とマイクロアスターを植え付けました。

これで大丈夫!と思ったら、翌日にも宿根かすみ草が被害にあったので、その付近の土を掘り返して幼虫を見つけて捕殺するつもり。

暫くはコガネムシの幼虫と格闘です(;´Д`)

その後は秋ごろにでも、土を掘り返してヒノキ入り堆肥を混ぜてみるつもり。

今回初めてコガネムシの被害にあって、マジで勉強になりました!

ただ被害にあったのがバラでなくて、よかった~。バラはお高いし、大事に、大事に育てているからね。

コガネムシ被害はバラが一番怖いし、真夏のバラの水やりにもなるから、コガネムシの幼虫対策として、でっかいバケツに水をためて鉢ごと沈めるをやる予定です(‘ω’)ノ

バラの鉢にコガネムシの幼虫がいないと良いな~。