読んだら忘れない読書術

P251
病気にならない知識、病気の予防につながる知識、病気を治す方法を1人でも多くの人に知っていただくためには、読書を習慣にする人を増やし、日本人の読書量を増やすしかないのです。
これが精神科医の私が「読書術」の本を書いた本当の理由です。

”おわりに”
のこの文章は、最初に読んだ時にはスッと抜け落ちてしまっていた。
著者は「日本人の自殺、うつ病を減らす」をミッションに掲げている。その政略が病気の知識を広げ、「予防」することを促すこと。そのためには、日本人の読書習慣を構築し、読書量を増やすことが不可欠という。
これは、精神科医という著者の立場もあるが、非常に面白い考え方だと思った。

一方で、前面には、本を読んでもなかなか身につかない人を対象に「記憶」というキーワードを上手く使用している。

P2
「本を読んでも忘れてしまう」という人は思いのほか多いようです。
覚えていない、つまり「記憶」に残っていないということは、それは「知識」としてあなたの中に定着していないということ。その読書は何の役にも立っていないということと同じなのです。

P3
圧倒的なインプットがあってこそ、圧倒的なアウトプットができる。

P6
「記憶に残る読書術」とは「自己成長につながる読書術」、「人生を変える読書術」です。

したがって本書は、「記憶に残る読書術」の紹介でもあるが、比較的読書をしない人も対象としているため、「読書の方法」「本の選び方」など、様々な人に合わせて提案がされている。

また、オススメ本には「健康」「病気予防」といった著者ならではのリストもある。

以下、気になった文章をメモ。

P35
月7冊読むだけで、読書量においては日本人の上位4%に入ることができる。

P37
本を読む人と読まない人の決定的な違いは、「文章力」があるかどうかに表れます。
「作家になりたいなら、絶対にしなければならないことがふたつある。たくさん読み、たくさん書くことだ。私の知るかぎり、そのかわりになるものはないし、近道もない」
スティービン・キング

P49
6分間の読書でストレスが3分の2以上軽減する。
イギリス サセックス大学でのストレス解消についての研究では、読書、音楽鑑賞、1杯のコーヒー、テレビゲーム、散歩、それぞれのストレス解消効果を、心拍数などをもとに検証しました。読書68%、音楽鑑賞61%、コーヒー54%、散歩42%、テレビゲーム21%のストレス軽減効果が見られ…

P60
1冊の本が、自分の進むべき道、将来の夢や目標に大きな影響を与えることはよくあります。

P71
楽しむ読書でなければ自己成長は得られない。
ただ楽しみながら読むだけで、記憶にも残り、学びも大きく、自己成長にもつながる。

P75
自分の大好きな1冊を見つける。
その「運命の1冊」との出会いによって、読書嫌いが、読書好きに変わる。

P78
読書の基本原則「3つの基本」
1, 1週間に3回アウトプットすると記憶される。(メモ, 話す,facebook/twitterに感想, 書評)
2, 効率的に! スキマ時間・目標設定による集中力UP。
3, 深読する。内容を説明できる/議論できる

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