本は10冊同時に読め!
-生き方に差がつく「超並列」読書術-

P1
この本で紹介するのは 、「庶民」から抜け出すための読書術である。

P2
ビジネスハウツー書ばかり読む人は、私から見れば信じられない人種である。
「今すぐ役に立つ」ということは、「すぐに役に立たなくなる」ということだ。
⇨ 庶民と同じことをするな。

P4
みんなと違う読書法、それが「超並列」読書術である。
一言でいえば、「本は10冊同時に読め」ということ。

P181
本とは人生そのものである。
読書をすればするほど、人生のあらゆる可能性が広がるのだ。

全体を通して、上から目線で威圧的な文章である。
・本を読まない人はサルである。
・「成功本」は捨てよ。
・40代までに「庶民」から抜け出せないのなら、一生「庶民」だと考えたほうがいい。
・本嫌いの人とつき合う必要はない。

合わない人も多いだろうな。
著者の読書に対する熱い想いが、そういう言い方にさせるのかもしれない。
「煽っている」ともとれる。

しかし、書かれていることは期待していたよりも普通。
文中にある、

P173
小説はほとんど読まない人間である。
村上春樹の『ノルウェイの森』(講談社)を読んだときは1時間ほど立ち上がれなかったし、『海辺のカフカ』(新潮社)を読んだときは1週間会社に出られなかったほどのショックを受けた。

には深い共感を覚えた。
「読書に目的をもつな」、「読書メモをとるな」という主張も新鮮で面白い。
…書評サイト「HONZ」を立ち上げる。メモはしないけど書評は書くんですよね。

著者は「何でも読んでみろ」と言いつつ、年齢によっては読んでもムダと言い切る。
ハイハイ…

<各章の紹介>
1. 「速読」かつ「多読」の読書術
2. 人生は、読書でもっともっと面白くなる!
3. 忙しい人ほど本を読んでいる!
4. 実践!「超並列」読書術
5. 私はこんな本を読んできた!
以下、気になった文章をメモ

P14
「超並列」読書術で同時に読むのは、なるべくバラバラのジャンルの本がいい。
本のジャンルやテーマによって、刺激される脳の部位が異なるからだ。

P23
情報とは、ただ集めればいいものではない。情報を選り分けて自分によって有利な情報を集めてこそ、情報収集といえるのである。

P33
日本では「いい人」はほめ言葉だが、中国では「自分にとって都合のいい人」を指す。

P36
飲み屋で1分話せばわかる。
相手が本をよく読む創造的な人なのか、ただ生きている人なのか。

P42
同じ現代であっても、国が違えば生き方は無限にある。自宅の寝室にいながらあらゆる時代・場所の生き方を追体験できる読書は、あなたにさまざまな生き方の可能性を示してくれるはずだ。

P48
欧米では『ロンドン・エコノミスト』を読むか読まないかは、人間か非人間か(支配者階級か否か)というぐらいに明確な差がある。
日本は『ロンドン・エコノミスト』がもっとも売れない国。

P59
知識や情報で頭でっかちになっているのは、おおいに結構。
問題なのは、生活情報や芸能人の情報で頭でっかちになっている人種である。
なかには、100円ショップで買ってきた材料で、、、自慢している主婦もいる。そんなくだらない情報で頭を使うな。

P70
5年後、10年後の人生の目標を立てよ、自分の将来を思い描け、とよく言うが、目標に向かってがむしゃらに突き進んでいると、さまざまなことを見落としてしまう。
何より、そんな人生はつまらないではないか。

P91
つねに「何か面白いことはないかな」と考える

P139
読書メモはとらない。
そんな時間があるくらいなら本を読め。
情報は頭の中で取捨選択し、整理するものである、すべてを書き留め、その上で整理をしている人は、情報を吸収しようとする姿勢がないのではないだろうか。
ましては、3色ボールペンを使うなど言語道断。

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