こんにちは、里山移住者ブロガーのchayo(@bloggers_chayo)です。

育てているキダチアロエを使ってアロエジェルを作ったので、その作り方を紹介します。

アロエは虫刺されにも火傷にも良いし、食べれば胃腸薬や閔妃改善効果もあって、まさに家庭の万能薬。

でもケガをした時に育てているアロエを切って、家の中に持ってくるのは、面倒くさい。それにトゲも痛いし、使いづらい。

ってことで、使いやすいアロエジェルをつくりました。

虫刺され箇所にすると塗ると痒みがおさまるし、あると重宝するよ♡

一般的に使われるのはアロエベラ。でもキダチアロエでも作れるよ!

アロエはいろんな化粧品やジェルに使われているし、ヨーグルトにも使われる。

でも使われているアロエはアロエベラで、キダチアロエではないよ。

アロエベラは寒さに弱いから、日本では沖縄以外では育てるのが難しいから、普及したのが寒さに強いキダチアロエなんです。

キダチアロエに比べて、アロエベラは葉が大きくて太くて、透明な果肉がたっぷり。

でもキダチアロエとアロエベラの成分は同じで、葉の中の透明な果肉部分が少ないだけ。

だからキダチアロエでもジェルは作れるよ!ただし透明な果肉が少ないから、使う量はアロエベラよりも必要だけどね。

chayoはキダチアロエを育てているから、それで作ったよ。キダチアロエは田舎暮らしではあると安心です。

もしアロエジェルを作るのにアロエを購入するなら、アロエベラで作ることをオススメします。葉が厚くて、果肉がたっぷりだからね。

ただ冬の寒さには弱いから、ご注意を(‘ω’)ノ

アロエジェルの作り方

いろいろな作り方があって迷ったけど、最終的にこちらのサイトを参考にしました。

まずアロエエキスを作り、次にベーシックジェルを作る。そこにアロエエキスを混ぜて作る方法です。

アロエエキスを作る

アロエエキスは葉を使わず、中の透明な果肉だけを使っていることが多い。

でもchayoは欲張りだし、葉にも効能があるから、葉もすりおろして使りました。そこは好き好きで(”ω”)ノ

  1. アロエをとってきて、水洗い
  2. 包丁でトゲを落とし、赤くなっているところもカット
  3. おろし器でアロエを葉ごと、おろす (中の透明な果肉から、エキスがじゅわっと出てくるよ!)
  4. 写真はアロエのエキスと、おろし切れなかった葉。この後、葉を包丁でみじん切りにしました
  5. フライパンに4を全て入れて、少量の精製水を加えて煮沸させて、灰汁をとりのぞく。灰汁はカユカユのもとの成分だから、しっかり取り除いてね
  6. 緑から茶色になってきたら、火からおろす  (※精製水は蒸発するのを防ぐためだから、適度に加えてね)
  7. ガーゼかお茶パックで濾す。ちなみにchayoはお茶パックに入れてギューッと絞り、最後のエキスまで絞り出しました。コチラが絞りきったカス。結構な量です
  8. こちらが完成したアロエエキス♡キダチアロエ5本で、これだけできました。60ccほどかな?

アロエをおろさずに包丁でみじん切りにしてもいいけど、その時はアロエのたっぷりエキスを手に入れてからにしてね。

ジェルを作って、アロエエキスと混ぜる

次はジェルづくり。ベーシックジェルを作って、そこにアロエエキスと混ぜるのです。

尚、ベーシックジェルのレシピは手作り化粧品のサイト「manday moon(マンデイムーン)」を参考にしました。

アロエジェルの分量

  • キサンタンガム 1g
  • 植物性グリセリン 3ml (計量スプーン小さじ1/2強くらい)
  • 精製水 40ml
  • アロエエキス 30ml (たぶん)

グリセリンは保湿材で、キサンタンガムはデンプンを発酵して作られる増粘剤。

もちろん無添加品だから、サイトには「1週間を目安に使い切る」とある。

でも少量だと専用の計量スプーンとかが必要なんです。

そこでなんとか普通のスプーンでも測れるように量を増やしたので、1ヶ月分くらいの分量でつくっちゃいました!

もちろんちゃんと使い切ったよ。冷蔵庫で保存すれば、なんとかセーフ(。-`ω-)

アロエジェルの作り方

  1. 分量を測る (写真ではわかりづらいけど、グリセリンもキサンタンガムも少量です)
  2. キサンタンガムとグリセリンを混ぜる
  3. 2に精製水を少しづつ混ぜて、その都度、しっかりとかき混ぜる
  4. 適量のアロエエキスを混ぜる (chayoは大さじ2杯)
  5. 消毒した容器に入れて、無事にアロエジェルの完成です♡

3のかき混ぜには小さい泡だて器が使いやすいとのこと。

chayoは料理用の大きいのしかないから、スプーンで混ぜました。

しかもつい精製水を多く入れすぎて、しっかりダマになっちゃった。マジでダマができやすいから、気を付けて!

でもダマがあってもスーって肌になじむから、自分で使う分には気にならないよ(←半分は言い訳)。

ちなみにダマになった時は、しばらく置いてなじませてから混ぜればOKとのこと(‘ω’)ノ

アロエジェルは小分けにして使うと良いよ!

アロエジェルをそのまま大きな容器に入れて、虫刺され用に家族で使ってました。

暫くすると、こんなふうに色が変わっちゃった。ところどころ赤っぽくなっているし、色が明らかにおかしいんです(+o+)

おそらく直接指でアロエジェルをとっていたから、手の雑菌が紛れ込んじゃったんだろうな~。

それに保育園の娘はよくお絵描きをしていて、手にペンがついていて、そのお手てで使っていたから、それも原因だろうな。

どっちにしても不衛生だから、100均のクリーム入れに小分けして、使うようにしました。お気を付けを(‘ω’)ノ

アロエエキスの量は好みで加減してね!

chayoは肌が強いから、アロエエキスを大さじ2杯くらい入れたけど、もっと多くてもよかったかも。

肌が弱い人は少量からスタートしたほうが良いし、このあたりは好き好きで調整してね。

尚、精製水の量をもっと増やせば、ゆるいジェルになるよ!

残ったアロエエキスは冷蔵庫で保存!

アロエエキスは半分くらいが残ったんで、タッパに入れて冷蔵庫で保存。

100%アロエエキス(精製水も足したけど蒸発したから、たぶん100%)だから、傷や小さな火傷にガーゼに浸して使っても良いよ。

でもchayoはせっかくなんで、精製水とグリセリンを加えて、アロエ化粧水にしました。サッパリとした使い心地で、夏にピッタリだよ(”ω”)ノ

アロエジェルを手作りした感想

アロエジェルの使い心地

四苦八苦しながら作ったアロエジェルの使い心地は、肌にのせると、スーっとなじむし、伸びる

アロエ臭さも少なくて、使いやすいよ。

顔に塗ってみたけどしっとりで、夜に塗ると朝までしっとりです♡

ここでchayoのアロエジェルの目的は「虫刺され」と「火傷」。

特に夏は山里暮らしなんで蚊がうんざりするほど。

蚊に刺された箇所に、このアロエジェルを塗ると、意外に効果あり!

痒みもちょいとおちつくし、かきすぎてぷくっと腫れた娘のお手ても、腫れがおさまるよ。

尚、作って1年目は娘は塗るのを嫌がったけど、2年目はお風呂上りに「カッパクリーム」と呼んで、喜んで体やほっぺに塗ってます。

でもね、娘よ。それ虫刺され用なのに、あっという間になくなる…。でも塗らせてくれないよりは、良いっか~。

 

アロエジェルを気に入ったchayoは、つくって1年目は乳液代わりに愛用しちゃった(笑)

暑い夏にピッタリの使い心地だからね。

ただchayoは肌がつよいし、油性肌だから、これで充分。

でも乾燥肌の人は物足りないと思う。美容液の替わりくらいだろうな。

アロエジェルは冷蔵庫で保存してね!

chayoは6月にアロエジェルを作ったんだけど、乳液代わりに使うから、最初は洗面台に置いていたんです。

しかし暑くなったことで、1週間ほどしたら酸っぱい匂いがしてきた…(+o+)

「食べるわけじゃないから!」と、そのまま使い切りましたよ。

そしてその反省から、それ以降は冷蔵庫に入れて使ってます。

冷蔵庫は当たり前だけど冷えているから、使うたびにひんやりして、気持ちいい♡それに臭いも減ったよ!

ってことで、アロエジェルは冷蔵庫で保存することをおすすめします。

アロエジェルは万能薬!

アロエは万能薬で、下記の効能があります。「アロエあれば医者いらず」という言葉が昔からあるのに納得です。

  • 火傷。日焼けした肌にもGood!
  • 虫刺され
  • 水虫
  • ニキビ
  • (小さい)ケガの殺菌消毒
  • 血行促進
  • 魚の目
  • お肌のターンーオーバーの正常化
  • シミ予防
  • 保湿

このアロエは虫刺され全般に良いから、虫が怖い田舎暮らしには、あると安心なジェルです。

ちょっと前にパパリンはハチに刺されて痛そうだったし、スズメバチやムカデも怖いしね。

ちなみにアロエは「育毛剤」としても良いということを知って、パパリンが興味津々!

キダチアロエには、薄毛予防に効果があるという”アロイン”という成分を含んでいるとのことだよ(”ω”)ノ

これでなんか作ってみようかな~

アロエジェルのコスパは?

今回このアロエジェルを作るために、グリセリン、キサンタンガム、精製水、容器の消毒用にエタノールを買いました。揃えると結構お高かった。

でも今回作ってみたら、使う材料は少量だった。何度も作れるから、コスパは良い!

ってことで、早速コスパを計算してみる( ..)φ

  • キサンタンガム 30g 400円 …1gだと13.3円
  • グリセリン 80g  428円…3mlだと16.5円(※厳密には1g=1mlではないが、それで換算)
  • 精製水 500ml  97円…40mlだと7.8円

合計 37.6円!これだけたっぷりで40円以下の材料費で、できちゃいました。これにはビックリ( ゚Д゚)

精製水はドラッグストアで売ってるよ。他はネットショップでポチっ!

手作りアロエジェルのまとめ

キダチアロエを育てているので、利用しないともったいないと、アロエジェルを作りました。

一般的なアロエ製品で使われているアロエベラに比べて、キダチアロエは細くて薄いから、果肉がちょっとしかない。

それでも葉をすりおろして5枚分の葉から、アロエエキスを作れたよ。

しっかりと過熱したからカユカユ成分もちゃんと飛んで、良い感じ♪

そのアロエエキスにジェルを混ぜて、アロエジェルを作りました。

アロエエキスたっぷりの緑色で、使い心地もサラっとしていて、伸びも良いから、とっても使いやすいよ。

虫刺され箇所に塗るとひんやりして、痒みも落ち着くので、愛用してます♡

 

アロエジェルを作るのに、だいたい1時間半ほどかかりました。初めてで戸惑ったからもあるけどね。

アロエをすりおろすのに時間はかかったけど、作業自体は難しくなくて、素人でも作れるよ(^-^)/

 

アロエは万能薬で効能たっぷりで、火傷にも虫刺されにもササって使える。田舎暮らしではあると安心なジェルです(*^-^*)

ただ無添加だから、冷蔵庫で保存して、早めに使ってね。

アロエが手元にない人には、市販のアロエジェルもあるよ。アロエベラジュースが95%以上の安心な製品です♫

アロエは家庭に一つあると、田舎暮らしには安心だよ。育て方も簡単!

chayoが作った手作りの化粧水やジェル、フェイスクリーム、オイル、虫よけスプレーなどをまとめました。意外にできるもんです。