こんにちは、里山移住者ブロガーのchayo(@bloggers_chayo)です。

アロエは昔はどこの家にもあった家庭の万能薬で、「アロエがあれば医者いらず」という言葉もあるくらい。

田舎暮らしをしてから育て始めたので、キダチアロエの育て方です。

ちなみにchayoがキダチアロエを育てようと決心したのは、ご近所さんのこちらの会話を聞いたから(‘ω’)ノ

おばさん

スズメバチに腕を刺されたことあるけど、あれは痛かったよ~ (※ビビる)

話すおじさん

俺はスズメバチの巣に気が付かずに落としちゃって、頭を何箇所も刺されたことあるよ。でもアロエを塗ったら、大丈夫だった (※絶句)

これを聞いたら、アロエが欲しくなるってもんです。

しかも田舎暮らしでは、スズメバチ以外にも、マムシやムカデといった恐ろしい生物がわんさかいる。

それに病院遠いから、火傷や虫刺されや何にでも効果あるというキダチアロエは、あると安心なんですよ。保育園の子供もいるしね。

キダチアロエを育て始めて、失敗!

アロエにはいろんな種類があるけど、何も考えずに5月にホームセンターで購入したら、キダチアロエでした。

寒さに強くて日本の風土に合っているから、日本で普及している一般的な種類です。

さて。実は買ったキダチアロエを軒下に1カ月ほど放置していたんです。水やりは必要ないと思って、何もせずに。

そうしたら、ふと気が付いたら、葉っぱの先が赤くなっている!どうして~Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

アロエの葉が赤くなったときの対処方法

原因を調べると、「水不足」か「根詰まり」と判明。水をあげてなかったし、軒下だと雨に当たらないからね。

  • 2本を別にして、大きな鉢に移し替え
  • 軒下ではなく、日光や雨が当たる場所に置く。たまに水をやる

これでちょっとづつ元気になってきました。

尚、植え替え時に見たら、根が窮屈そうにびっしり生えてました。狭かったね、ごめんよ。

ってことで、ちゃんとキダチアロエの育て方を調べよう!と決意したのです(。-`ω-) (←遅すぎ!)

キダチアロエの育て方

キダチアロエはもともと南アフリカのケープ地方に自生していた植物。

この地方は温暖で雨が少ないから、キダチアロエは乾燥に強いが、寒さには弱いのです。

地植えだと大きくなるけど、冬に霜がおりるのも、日中の寒暖差が大きいのもNG。

chayoは山里暮らしで、1日の寒暖差が大きいし、冬は雪が50~60cmは積もることがある。

だから地植えは止めて、鉢植えで育て始めることにしました。越冬でも室内へ移動できるしね。

鉢植えでの育て方

キダチアロエは葉の中に水分をたっぷり含んでます。

試しにアロエのを折ってみたら、中を見て、ビックリ。だって、葉の中にはこんなに水分がたっぷりなんだもん。

これだけ葉の中に水分を蓄えているんですね。

だからアロエの水やりはひかえめで、土が乾燥したらあげるくらいでOK。あげすぎると根腐れしちゃいます。

長雨が続く時期は、軒下に避難させるのがベター。

また霜が降りる前は、戸外で風通しの良い、日当たりの良い場所が良いよ。

夏は半日陰がベターだけど、chayoはそのまま炎天下の下に置いていても元気に育ったよ。

キダチアロエの越冬

霜が降りるまでは戸外がいいけど、霜が降りる頃は室内の日が当たる場所に置くのがベター。パパリンの実家では室内に置いていたそうな。

ちなみに冬は休眠するから、水やりはしなくてOK。

どうしようか迷ったけど結局は家が狭いから、戸外で越冬させました。

根元にモミでマルチングをして、水が当たらないように軒下に移動させてね。

尚、キダチアロエの耐寒温度は0℃だけど、断水していれば-2℃までは耐えられるとのこと。これで無事に越冬できました!

肥料・追肥

もともと砂漠でも生える植物なんで、追肥もほとんどしなくてOK。

chayoはまったくあげてません。それに害虫の心配も、ほぼなし!丈夫で育てやすい子です(●´ω`●)

キダチアロエは冬にオレンジ色の花を咲かすよ!

キダチアロエはマレらしいけど、冬(12~2月)にオレンジ色っていうか、赤っぽい色の花を咲かせることもあります。

chayo家のアロエは1年目にしっかり咲いてくれました。ビギナーズラック!?

鉢の植え替え

アロエの根が伸びて窮屈になるので、2~3年に一度は鉢の植え替えが必要。

植え替えの時期は、4~9月が良いよ。今までよりも一回り大きい鉢に植え替えてね。

キダチアロエの成長記録

4/29 買った時 6/9 葉が赤くなり、2鉢に植え替え。
7/14 元気に成長中!株元か子株が生えてきたよ 10/11 成長中
11/17 キダチアロエに蕾ができた!この後は越冬のために軒下に移動させたよ 2/17 アロエの花が咲いた!
3/24 軒下から日当たりの良いお庭へ移動。無事に越冬できたけど、ところごころ赤い葉や茶色くなった葉もあるよ 4/21 赤っぽい葉が多かったので、剪定(?)を兼ねて収穫したよ。ちなみにアロエ化粧水を作りました!
5/11 2年目に突入。新しい葉が出てきたし、株元から子株も出てきたよ 6/3 順調に成長中!新しい葉も出てきたよ♡

挿し木したキダチアロエの成長記録

上で育てているキダチアロエの株元から出てきた子株を挿し木して増やしたので、その子の成長記録も紹介します(‘ω’)ノ

尚、普通は4~9月の暖かい時期に挿し木するのが一般的。

chayoは10月に挿し木したから、発根を確認できないまま越冬。それでも無事に越冬できて、その後も順調に育ってます!よかった~

10/31 挿し木を土に植えた直後。しばらくは直射日光が当たる場所 3/24  雪が降る時期だけは軒下で越冬。葉は真っ赤でも、無事に越冬できました!
4/20 心配したけど、真ん中から緑の葉が出てきた。赤い葉はカットしたよ 6/3 葉が緑になり、元気に成長してるよ!
8/14 葉を増やしながら、ググっと成長中!(※アロエの写真は1つだけに変更)

キダチアロエの増やし方

キダチアロエの増やし方は2種類。「子株」を挿し木する方法と、親株を切り戻して挿し木する方法です。

いずれも4~9月の暖かい時期にやるのがベター。

植え替え直後は水をあげずに、発根してからあげてね。

chayoは何も考えずに戸外に置いているから、基本は水をあげずに放置(笑)

ちなみにキダチアロエは多肉植物。多肉植物の仲間には「葉さし」で増やせるのもあるけど、キダチアロエは葉さしでは増やせないよ。

子株を挿し木での増やし方

一番チャンスが多くておすすめなのが、キダチアロエの根元から生えてくる「子株」を挿し木して増やす方法。

ちなみに子株は葉を収穫していればどんどん出てくるから、チャレンジしやすいよ。chayoもこれで増やしてます(‘ω’)ノ

  1. 親株の根元からから子株をハサミやナイフなどで切り取る
  2. 1週間以上は風通しの良い日陰でしっかりと切り口を乾かす (※夏場以外は2週間以上がベター)
  3. 鉢に植える
  4. 1か月ほどして発根したら成功。ただ見た目ではわからないから、そのまま置いて葉が赤→緑になってきたら、成功です(*^-^*)

親株を切り戻して、それを挿し木すれば増やすことができるよ。詳しくは、下記を見てね。

キダチアロエを利用しよう!

せっかく育てているキダチアロエ。

虫刺されや火傷のときの応急処置用とはいえ、使わないともったいない。

嬉しい効能がたっぷりだし、利用しましょう(。-`ω-)

chayoの一押しはこちらのアロエジェル。作り方はこちら
次におすすめがアロエ化粧水。作り方はこちら
こちらもアロエ化粧水。手間はかかるけど、すぐに使えるのが魅力。作り方はこちら
アロエは体にいいので、たまに食べてます。食べ方はこちら

アロエの効能

アロエは様々な効能があって、調べれば調べるほど、ビックリするレベル。だって以下の効果があるんだよ。まさに万能薬ですな。

  • 火傷。日焼けした肌にもGood!
  • 虫刺され
  • 水虫
  • ニキビ
  • (小さい)ケガの殺菌消毒
  • 血行促進
  • 魚の目
  • お肌のターンオーバーの正常化
  • シミ予防
  • 保湿
  • 便秘
  • 消化不良
  • 慢性胃炎
  • 風邪予防
  • 薄毛予防

キダチアロエのまとめ

キダチアロエはいろんな効果があって、家庭の万能薬と言われるのにも納得です。

その中でも火傷や虫刺されに効果あるのが嬉しいところ。

ムカデやスズメバチといった怖い生物がいっぱいの田舎暮らしには、キダチアロエがあると安心です(*^-^*)

chayoは山里暮らしで、昔ながらの集落に暮らしてます。だからか周りの民家でも、キダチアロエをよく見かけるよ。

それにキダチアロエは丈夫で、育てやすいしね。ほぼ、ほぼ、放置でも育ってます。

ただし越冬だけは気をつけて!雪や霜には弱いから、雪がどかどか降る地域では室内での越冬が良いよ。

また貧乏性のchayoはキダチアロエでアロエジェルやアロエ化粧水を作ったり、美容のために食べたりしてます。

キダチアロエはいろいろ使えるし、重宝するよ!